伊藤達也さんの映画レビュー・感想・評価

伊藤達也

伊藤達也

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お嬢さん(2016年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

第1部の内容を第2部でぶっ壊して、さらに第3部でそれをも覆すという映画全体の構造、カタコト日本語を含めて独特な空気感と異様さが面白い映画でした。古い時代を描いているようで現代的な性差別・LGBT問題に>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.5

こうの史代原作の大戦下の広島・呉を描いたアニメ映画。『夕凪の街桜の国』とともに毎年8月に見返したい見返すべき映画だと思います。

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.2

クリント・イーストウッドの怪作(?)一本の劇映画を作るのに、もはやシナリオも俳優も必要が無い。そんな境地に達したのか、イーストウッド。でも、そんなの求めてないよって僕は思った。老いてなおこの実験的精神>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.5

ギレルモ・デル・トロ快心の大傑作。奇妙な恋愛模様の先にあるのは水のように身体中を包み込むような優しさでした。エンドロールがずっと続けばいい。そんな余韻を感じる作品でした。

パディントン(2014年製作の映画)

4.0

老若男女問わずに安心してみんなで観ることのできる良作。続編も観たい。

ドリーム(2016年製作の映画)

4.0

1960年代のNASAで働く黒人女性3人の成功譚だったけど、人種差別・性差別とかその他の諸々のくだらない差別が無ければ、もっと世界は発展してたんじゃないだろうかって視点でずっと見てた。描かれてる時代は>>続きを読む

人生はシネマティック!(2016年製作の映画)

3.8

第二次世界大戦下のイギリスを舞台にプロパガンダ映画の脚本をひょんなことから担当することになった女性が主人公の映画。

ナチスドイツの空爆、プロパガンダ映画を作る中での国家から受ける脚本やキャスティング
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メッセージ(2016年製作の映画)

4.0

映画『メッセージ(原題:arrival)』見ました。SF映画というジャンルの中では明らかに地味で、人によってはひたすら退屈に思えてしまう作品だと思います。

しかし、SF映画ならではの理解不能な「他者
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.7

オープニングから度肝を抜かれました。
音楽、ダンス、照明、撮影すべてが完璧で明日頑張る活力を与えてくれるような大事にして生きていきたいと思える映画でした。

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