庵野にとってはいい終わり方だった。
よかったね庵野、おめでとうという感じ。
個人的な感想としては、旧劇の終わり方でよかった。
他人というものは本来理解不能できもちわるい存在で、生きるとはそうした他人と>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
どうして血の繋がった家族だけをよきものとして描いてしまったのだろう。
メインキャラクターたちはその家族のなかでわだかまりを抱えており、またそうした家族とは異質なものとして対置されたいわば「擬似」家族に>>続きを読む
最後のセリフがよかった。
そのひとことにこの映画のすべてがつまってたし、それを言うために作られた映画だった。
このレビューはネタバレを含みます
ようやく見たけど、なにがしたかったのかさっぱりわからなかった。最後までみるのが苦行だった。
序盤の段階で物語がどこに向かっているのかを示してくれないし、そのわりにはキャラクターの置かれている状況や気持>>続きを読む
クリストファー・ノーランが「世界」とか「平和」とか語るとうさんくさくなるのなんで?
おそらくそれは、キャラクターがこの状況に臨まなければならない内在的な理由として描かれてないから。この状況にキャラク>>続きを読む
「自分」には理解ができない世界がある。
理解できない世界と向き合うには、それをそのまま受け止めていくしかなく、そういった意味においてこの作品は「希望」のある映画だった。
このレビューはネタバレを含みます
今敏の『パプリカ』を実写でやりたかったんだろうなあと思いました。
あとめっちゃお金がかかってることもわかりました。
アクションがほとんどを占めている映画だなあと思ってみていた。そしてこのアクション>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
『ヘレディタリー』は家族の呪縛から逃れられず結局向こう側に行ってしまった話だと思っている。ただその向こう側が超常現象として語られていた。
『ミッドサマー』ではよくも悪くも家族は死んでしまったところ>>続きを読む
親は選べない
内に閉じてしまうといいことはない
だからといって付き合う友達を間違ってはいけない
このレビューはネタバレを含みます
いったい何を映したかったのかよくわかならかった。
その原因のひとつだと思われるのは尺で、焦点を当てているキャラクターの数に対して時間が圧倒的に足りていなかった。
言い換えれば短い時間のなかで、焦点をあ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
主人公がゾンビになる瞬間が彼にとっては「人間」になった瞬間だった。
人は絶対的状況においてもなお「人間」であり得ることができるのだ。