昨今の人種差別がテーマ。
被害者側のみではなく加害者側の時間軸も観たくなった。両者の視点が重なり合う場面も欲しかった。
分かるようで分からない。
分からないようで分かる。
そんな狭間に人間は葛藤しながら生活している。
とてもとても心に突き刺さりました。
今ある日常が明日あるなんていう保証はない、そして今ある日常をとても大切に生きていこう、と改めて思った映画でした。
アメリカとソビエト(当時の呼び名)の確執が題材になると言うことは、未だにいろいろ根づよいんだなぁ、と実感。
死と隣り合わせのギャングの縄張りの狭間で繰り広げられるヒューマンドラマ。
その多くが20歳になる前に抗争に巻き込まれ他界する。
強く生きなくてはならない、という世界のその遠くないリアリティ。
日々日常の不便さ、ストレスを感じる事柄からこそアイデアは生まれていく。
人間にあるものはモチベーション。
より人間とは、を感じることが出来た作品。
アメリカの一般家庭にある(そうでもない?)お話し。
この内容はいろんな映画で描かれているけど、人種間に現在問題が生じている例の運動にも紐づけていろいろ考えたい。
いつもの展開だけど、戦う相手が現代風に。
しかしスタローンが衰え知らずで素晴らしかった。
よくある題材だけども、俳優が素晴らしい。
ポストマローンに驚いた。