Mayukaさんの映画レビュー・感想・評価

Mayuka

Mayuka

映画(230)
ドラマ(6)
アニメ(0)

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

-

それぞれの話がつながりはじめてからの面白さが尋常じゃない。気を抜くと置いていかれる。
カットの繋ぎ方やアングル、音楽までめちゃくちゃ練られていて、かっこよかった
数分に一回思わず吹き出してしまうような
>>続きを読む

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

-

人には人の地獄がある、なんて言葉を思い出しながら観ていた。

優しさ、というものを映像表現にしたらこうなるのかもしれないと思える映画。

生きづらさをなくすことはできなくても、3回に1回くらいは助ける
>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

-

主人公が眠るたびに現れる、夢を表現であろう木漏れ日とさまざまなモチーフとの多重露光のような表現が美しく、目を奪われた。

満ち足りること、それは多くのものを手に入れることじゃなくて目の前のものをひとつ
>>続きを読む

千年女優(2001年製作の映画)

-

「だって私、あの人を追いかけている自分が好きなの。」

無我夢中で愛せるものがあるから、こんなに人は走り続けられる。

ずっと夢の中にいられるかどうかって、ほんとは意志を持ち続けられるかどうかなのかも
>>続きを読む

E.T.(1982年製作の映画)

-

映画においていかに音楽が重要な役割を担っているか、ということがよくわかる

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

-

記録漏れ

うまく生きられなくても生きていかなきゃいけないし、それでも生きられる場所はどこかにあるよね。かけ算のある設定はおもしろくなるんだな、と思うなどした。遠い距離のかけ算ってそれだけで唯一無二の
>>続きを読む

AKIRA 4Kリマスター版(1988年製作の映画)

-

早稲田松竹にて

内容はあまり刺さらなかったけど、映像の迫力が段違い。映画館で観てよかった。とてつもない幻想を浴びて息ができなくなりそうだった。

リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

-

ずっと夢を見ていたんじゃないか、と思うような2時間。若さゆえの不安定さをまっすぐに浴びて、自分がぐらつきそうになる。10代で見ていたらどうなっていたのだろう。この映画に狂わされる子供の自分を想像すると>>続きを読む

ホリック xxxHOLiC(2022年製作の映画)

-

だいぶ昔にみた記録漏れ

蜷川実花が撮る神木隆之介がとてつもなく美しかったことだけは覚えている。美しいものの、その美しさを狂気的なまでに引き出す才能においては彼女の右に出るものはいないのではないかとす
>>続きを読む

メランコリック(2018年製作の映画)

-

憧れの人に言われた、迷ったら攻めたほうを選べという言葉を思い出すなどした。殺し屋は攻めすぎだけど、めちゃくちゃな場所でめちゃくちゃな経験をするから見えることってきっとあるよね。怪我をしたまま家に帰るシ>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

-

社会風刺としては長けているが説明的だなあと思った
セリフが一つ一つ重くて、それがいい重さというより思想をそのまま語っているような感じ

立場を入れ替えることで差別への問題提起をするやり方は覚えておきた
>>続きを読む

アイスクリームフィーバー(2023年製作の映画)

-

まさにアートディレクターが作った映画、という感じでどこを切り取って静止画作品にしても素晴らしいものになってしまうくらいずっと絵が美しくて可愛くてお洒落だった
女の子が感じるキラキラとかワクワクとかが、
>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

-

すべてわかった気になって何も見えていなかった、そんな未熟さを突きつけられ続ける時間。
目の前の事実のその先に目を向けようとすること、想像力を各方位に働かせることを諦めないこと、解釈を疑うこと、人が持つ
>>続きを読む

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

-

静かな幸せと日常の中にある絶望
いつか終わってしまうと決まっている幸せ、それこそがいちばんの絶望であり孤独なのではないかとすら思う
人は、光と闇の落差に弱い

記憶にこびりついて取り除けなくなるような
>>続きを読む

永遠が通り過ぎていく(2022年製作の映画)

-

芸術がこの世に存在する意味。そのひとつに自分語りが許可される唯一の場所をつくるということがあるのだと強く感じる。誰かの自語りが、誰かを救う。それが幻想ではないことを証明してくれる作品だと感じた。
戸田
>>続きを読む

窓辺にて(2022年製作の映画)

-

今泉監督作品で、いちばん好きだった。会話の作り方がうますぎる。主人公が常に冷静で感情の起伏がなく、その歪さによって周囲の人間が心を乱す様子が際立っている。主人公とのコントラストによって、恋が引き起こす>>続きを読む

ぜんぶ、ボクのせい(2022年製作の映画)

-

ラストシーンの後、少年はどう生きるのかを考えてしまう。悪役ってこういう出来事を経て生まれるのかもしれないという生々しさがある
白鳥くんの目の演技が物凄く光っていて、心を掴まれた
人は、居場所がなくちゃ
>>続きを読む

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

-

詰め込みすぎて全てが半端な感じはある、
なんの解決にもなってないじゃんとは思った
でも音楽と映像はすこぶるいい

前科者(2022年製作の映画)

-

罪を犯す人を産まない社会を目指さなくてはならない

猫は逃げた(2021年製作の映画)

-

今泉監督の映画は、やっぱりこういうテンションのものが好き

>|