みーさんの映画レビュー・感想・評価

みー

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ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

長いミュージックビデオのような内容の薄さと脈絡の無さ。
ニコラス・ケイジはどこから来てどこへ向かう途中だったんだ。

懐かしい感じのアメリカンなBGMにただただ黙々とニコラス・ケイジが廃遊園地の掃除を
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タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ストレートに面白かった。
そうはならんやろ(そうなると思った)!の連続で、お約束が小気味よくて楽しい。音楽もいい意味で既視感のある、古き良きザ!って感じのがバッチリのタイミングでかかるのでまた面白い。
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

いや、え、トミー!!!!!!

仲良しおじさん四人組がアホなことを真剣に試してみる映画かと思って観始めたら、そもそもそのアホなことを試すに至る状態がかなりしんどい。公私共にどん底。これは一発逆転狙うに
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

倫理観を無視すればテンポの良いコメディー。
起承転結もスッキリ分かりやすくて、スタイリッシュでオシャレな音楽の使い方も楽しくて、楽しくて良いわけない内容が楽しげに流れていくのが面白い。
ただ、結局のと
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キャラクター(2021年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

どう展開するのかハラハラした。
終わり方、トゥルーエンドって感じでそりゃそうよなの気持ちもあるけどややモヤる。「誰なんですかね?」って、かっこよく終わったつもりか?

犯人の気の狂い方が想定より上で、
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

弱者男性の末路をやらせたらホアキンの右に出るものはいない、みたいになってきたな?


ホアキン演じる発達障害もち(軽度知的、ASD?)の弱者中年男性ボーがリアルでしんどい。
不条理劇の体裁で、どんどん
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ヘルドッグス(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

室岡が悲しくってさぁ。なんだよもっとあいつを幸せにしてやってくれよ……。俺とこの女どっちが大事なんだよ!とか言わせないでよ兄貴……。
ところで冒頭、取り入るならあいつだって言われてから次のシーンで取り
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リズと青い鳥(2018年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

足元の描写、歩くリズムと音楽の表現が聲の形と同様可愛くて山田監督好きだ〜〜となる。
そもそもキャラデザがみんなかわいいな。特に黄前ちゃんと滝先生。

初めからずっと、リズ=のぞみ・青い鳥=みぞれで考え
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赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。(2023年製作の映画)

-

ムロツヨシと佐藤二朗がいてめちゃくちゃ福田組作品。
世界観のクオリティは新解釈三国志の感じで、お金かけて凝ってるような、たまにチープなような(のはわざとなのかと思わせる福田ワールド)。
赤ずきんの橋本
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ウォルト・ディズニーの約束(2013年製作の映画)

3.5

しみじみといい映画だった。
ウォルト・ディズニーサイドの面白い映画作りへの熱意と原作とキャラクタに対するリスペクトのバランス、パメラの頑固ながらにただ頑ななだけじゃないチャーミングさや大事に抱えていた
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東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

3.4

エンタメアニメ映画としてきちんと割り切れば面白い。

ただ、現実的な目線を持ち込んでしまうとどうしてもハナさんのキャラクタに害悪なトランス女性を見てしまい、特に清子に対する利己主義に苛つく。そういうと
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

もっとホラーなのかと思ったら、サスペンス味の強いエンタメだった。
ラスト、本当に息の根を止めるところまでいったのに驚いた。既のところで警察が突入してくるかと思ってたけど、全部終わってから来るんだ……。
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.3

プロットだけなら映画学科の学生の卒制みたいなんだけど、肉付けのクオリティがめちゃくちゃ高かった。

登場人物の背景や感情のディテールの作り込み方、描き方が非常に繊細で、これは何を観ているんだ?という気
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偽りなき者(2012年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

幼稚園の初動の聞き取りがあまくてぬるすぎるのに行動力だけあるところが諸悪の根源であり園長の能力不足に尽きるのだけど、そこは一旦置いておくとする。

そもそも兄とその友達が(ポルノ画像を一方的に見せ卑猥
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

想定の3倍しんどかった。

イチカは自分がバレエ留学するまでに、自分のまわりで二人死んだことをどう思っているのか、少しこわい。あの時海に全て流してきたんだろうか。

イチカの肌と髪のコンディションで彼
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レリック ー遺物ー(2020年製作の映画)

3.0

認知症と見せかけてホラー、かと思いきやホラー表現で見せる親の老化(認知症)の受容についての啓蒙映画(?)。

認知症と思われていたものが実は霊的なもの……というよりは、認知症についての比喩表現ととらえ
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アンテベラム(2020年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

冒頭からのプランテーションパートでの疑問の付き纏う黒人たちの言動の種明かし的な意味では構成がとても良くできているなあというのはそうなんだけど、あの施設が少なくとも半年以上も外界に漏れずに運営されている>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.3

ポップでややコミカルな、テンポの良い中でさらりと描かれるナチスのグロテスクな思想に背筋が寒くなる。
当時の空気感ってこんな感じだったのかなって。
日常生活に平然と存在する強い差別と教育。
怖くて優しい
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アイの歌声を聴かせて(2021年製作の映画)

3.2

良く出来てるなあという所と、そうはならんやろという所がある。やっぱりちょっとひっかかってしまう。特に母親は色々無理だった。
あとは歌詞が薄く感じてしまって歌のシーンで感動出来きず、そうはならんやろの部
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ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

3.5

ネトフリに来たので。

脚本のまとまりもいいし、安定のハイクオリティて感じだった。
開幕のカースタントと、団地がすごかった。
団地どうやって用意したんやろ……。
爆発もだけど、足場のシーンがずっと凄す
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SP 革命篇(2011年製作の映画)

3.4

闇が深いな。真っ黒黒かよ。
誰もさっぱりとは報われない感じにちゃんと納得感があるのは良かった。こうなるよなって。
井上はかっこいい男だったな。尾形への真っ直ぐな気持ちが全くブレないのも良かった。

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SP 野望篇(2010年製作の映画)

3.3

ドラマ観てたのに映画観てなかったのでネトフリに来たタイミングで。

相変わらずアクションがかっこいい。金城一紀絡みの警察もの(?)は敵が一撃で昏倒しないところが良い。絞め落としたあと毎回脈確認するのも
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

キャスティングがまずめちゃくちゃ適切というか神。役者さんも、アニメまわりも、ここまで揃えられた時点で勝確だったのでは?というくらいに感じた。

ゆきしろさんとさいとう監督の関係がめちゃくちゃ良かった。
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.2

普通に面白かったけどハリー・ポッターの人気を借りてきた感が否めない。二次創作ぽさがある。
魔法省とか闇狩りとかがハリー・ポッターシリーズより輪をかけて無能でイラッとしてしまう。あと魔法便利すぎん?とか
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ポーラー 狙われた暗殺者(2019年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

マッツ・ミケルセンにつられて観た。
エロ!グロ!バイオレンス!!な感じ。

ダンカン以外の殺し屋が低能すぎて萎える。底も浅いし。そもそもダンカンが狙われる理由からして頭悪すぎでしょ。バカの部下はバカば
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るろうに剣心 京都大火編(2014年製作の映画)

3.2

左之助のキャラが好きになれなくて困る。
ヒロイン的にも恵さんのほうがすきだったり。

神木くんの宗次郎はめちゃくちゃ良かったけど。
伊勢谷友介が美しくてビビった。

この映画は全体とか映画として〜とか
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るろうに剣心(2012年製作の映画)

3.4

アクションがめちゃくちゃかっこよかった。
このアクションシーン観られるだけで観る価値あるなと思えるすごさ。

多分原作の区切りの良い所までやるのに沢山のエピソード・見せ場を一本の映画でドカッとやったん
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

皆殺しエンドでびっくりした。こういう話なの!?いやでもそうか、こう終わるか。ディパーテッド=死者 か、そうかーーー。って。

ディカプリオの映画はたぶんキャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンしか見ていない
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ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

起承転結とか因果関係とかがこんなにしっかりしてるホラーもあるんだな。
途中までサスペンス的に楽しめて良かった。
他の人まで動くのはやめてくれよ。
怖かったけど、面白かった。

これ息子生き残ってもどこ
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

2.8

ネトフリでおすすめされて気になったから見たけど、なんかずっと「いやそうはならんやろ」と「何を見させられているんだぜ?」の繰り返しだった。
めっちゃくちゃ出来がわるいとか意味わからんとかそういうんじゃな
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

3.3

ミュージカルでラップなのは初めて見た。
ダンスへの力の入れ方がスゴイ。
全体的に映画としてのクオリティは高かった。

わりとガチ目に重めの移民問題というか人種差別を扱っているが、登場人物たちがなんてい
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メメント(2000年製作の映画)

4.3

めちゃくちゃ面白かった。
ど鬱サスペンスで最高。
構成がうますぎる。
無限ループできるし、したくなった。
こちらを観たのが遅かったので、『テネット』を思い出した。これを作れたからできた、作ったからでき
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サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

リアリティがあるかというとそこまではない。
治安のバランスとか、人口とか、応急手当しかしてないのに何の問題も起きない完全な骨折とか、一度ご近所さん気にしてこっそり出た家に2年後平然と戻ってるのとか、そ
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鬼談百景(2015年製作の映画)

3.0

全体的に、素朴でちょっとした怖い話を無理矢理派手なホラーにするためにショッキングな演出加えられた感じがする。演出が合ってるものもあったけど少ない。
竹内結子の淡々とした語りはとても良かったのでなんとか
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

4.0

優しい穏やかな世界。
フィンランドへの恋しさが募る。
またフィンランド行きたい……。

開始15分ですすり泣く片桐はいりと
開始1時間言葉を発しないもたいまさこ。
シンプルで可愛くて鮮やかだけど彩度は
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