レバブルさんの映画レビュー・感想・評価

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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

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誰よりも人間臭いコングのドラマパート、ゴジラの満腹核ワールドツアー、コロッセオすやすやゴジラ、仲裁モスラママ、怪獣無重力バトルで5億点。とはいえ展開的に序盤がやや退屈でもあり、トラッパーとかふざけ
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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

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良くも悪くもお祭り映画館。最近のコナン慣れしてないからか、キメのシーンでもドラマより状況のシュールさが気になりのめり込み切れず。細かい要素を綺麗に拾い切ったのは流石だが、言うてもキャラは出過ぎた感
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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世界を滅ぼす爆弾を作った男。彼をどう見るか、世界が問われる。


この作品を、オッペンハイマーという人物をどう受け取るか、ノーラン作品で最も自身の鑑賞態度を問われる作品だった。音楽が前作に続き非常に感
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生きる(1952年製作の映画)

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冒頭、合間のナレーションが効果的すぎる。お節介病状説明おじさんに時代感があっていい。コメディ感すら感じる宣告シーン。この頃から「むっつりスケベ」という概念があった驚き。「雨垂れのようにポツポツ」と
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

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苦しみこそ、人生。
悪に生き、悪を恐れる。


シンプルながら度肝を抜くベタ塗りOPからのキャラバストアップ。月明かりのみを光源とし影等、相変わらず構図が強い。極悪非道な主人公が痛めつけられるのは痛快
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ロードハウス/孤独の街(2024年製作の映画)

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最強の用心棒が、唯一恐れている男とは。
引き受けたのは、ただの用心棒のはずだった。


そもそもの設定やベタなストーリーには惹かれないが話や関係性がわかりやすく非常に見やすい。ジェイクも良かったがサイ
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

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哀れな男の人生を変えたのは、愛。


ガチガチのミュージカル、映画館で観たかった作品。職務と正義を盲信した結果、自分の矛盾に耐えられなくなったラッセルクロウに案外感情移入できた。文字通り愛に生きる世界
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ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

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ずっと二人でいたかったのに、生活は逃してくれない。
あの山でだけ、俺たちになれた。


花火をバックにした暴力のミスマッチがいい。過酷な山の日々が、時を経るごとに美しい思い出に見えてくる不思議。それぞ
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モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

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故郷の島を救えるのは、海に選ばれた彼女とーー


ほぼメイン2人だけで進め切ったのが意外で良かった。キャラがみんなコミカルで愛嬌があるのがいい。マウイのひねくれとメタがいい塩梅。らタトゥーや波が意思を
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シャークネード ラスト・チェーンソー 4DX(2018年製作の映画)

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順当に規模を広げてたシリーズがちゃんとバカになった冒頭がいい。タイムトラベルとドラマ重視になった分、全体のキレが落ちた感は否めない。けど完結させるなら仕方ないかという感。ラストのバカCGは素晴らし
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シャークネード5 ワールド・タイフーン(2017年製作の映画)

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冒頭のパロディ、タイトルだけでこんな笑顔になれるシリーズもそうないかも。NATOネードはふざけすぎて好き。隣人がサメに食われても動じなくなってる面白さ。世界をまたに欠けぶった斬る場面転換が潔すぎる
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シャークネード4(2016年製作の映画)

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冒頭のベガスはややトーンダウン? エープリルの覚醒あたりからはバカでいい。「オイルネードよ」「ファイアネードだ」はシュール。核ネード、エープリルのアイアンマン化、サメマトリョーシカ救出に、サメAE
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シャークネード エクストリーム・ミッション(2015年製作の映画)

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OPからバカ、10分でホワイトハウスが壊れるバカさ。「違う、俺の夢はお前の英雄になることだ」と謎にいいキャラ、泣かせてくる父親がいい。宇宙のシーンは何を見せられてる?と思いきや、サメが来てからは最
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シャークネード カテゴリー2(2014年製作の映画)

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シリーズになったからか、コメディのキレが増し、主人公のキャラ感も浮き出た上決めの音楽等映画的な楽しさが増えた。キャスターの謎のシャークネード推しが面白い。遠隔チェンソー、ノコギリ義手等終盤の怒涛のバ
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シャークネード(2013年製作の映画)

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王道B級の楽しさ。全キャラが絶妙に薄く感情移入できないのがかえってパニックホラーにあっている。バカ映画とチェンソーの相性の良さ。予算都合からか寄りの絵が多すぎるのはちょっと見辛かった。

チャイルド・プレイ(1988年製作の映画)

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死ぬまで遊んでやるよ。


陳列された人形とタイトルの入りがいい。黒電話の音は特有の怖さ。電池の有無で真実がわかる構成が特徴を生かしてる。中盤までは大きな波が少ない。チャッキーが普通の人形だから仕方な
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パンダコパンダ 雨ふりサーカス(1973年製作の映画)

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災害レベルの出来事すら温かく包み込める世界。徹底された明るさもまた最高

パンダコパンダ(1972年製作の映画)

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ひとりぼっちの子供が母としての役割を得て生き生きとする構成がいい。山田康雄の不意打ちにやられる。どんなことでも笑って楽しむ、引き摺らない優しい世界に癒される。後半に明かされるパンちゃんのクソ強ムー
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ランボー/怒りの脱出(1985年製作の映画)

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ランボーのスタンス、キャラこそそのままだが戦闘に重きが置かれてしまい、前作の物悲しさや意味のない争いによる無情さが見えなくなった。結局兵士に戻ってる点では皮肉。戦闘面もランボーが1人で無謀な戦いを
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ランボー(1982年製作の映画)

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間違った戦争が生んだ超人、その心の傷はあまりに深くーー。
英雄の心に残り続けた戦争。


無益な戦闘が反戦を強く訴える。髭剃りシーン、ランボーのトラウマが見える観客だけがわかる緊張感。臆病者こそ銃を持
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続名探偵ホームズ2 ドーバーの白い崖/名探偵ホームズ ドーバー海峡の大空中戦!(1986年製作の映画)

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ハドソン最高&最高回。ハドソン気絶後の男達の愛くるしい情けなさが楽しい。ハドソンの過去を聞いた後のホームズ達が目を伏せているのがいいディテール。コメディリリーフのホームズが一瞬見せる鋭い目つきがた
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続名探偵ホームズ1 ミセス・ハドソン人質事件(1986年製作の映画)

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自転車移動、糸電話、小蝿が集る汚い部屋からの変化に戸惑うモリアーティの愛らしさが全開。「ほんとだお魚泳いでる」もかわいい。清潔感のある誘拐劇、終始楽しそうなハドソン、爽やかな別れといい全員が株を上
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名探偵ホームズ2 海底の財宝の巻(1984年製作の映画)

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目がガンギマリの司令官、何気に自分では手信号が読めない等奥行きがある。こんなにも長閑で優しさに満ちた追跡劇はないかも。敵の死を悼むコメディの愛くるしさ。ホームズの活躍はやや少なめなのが残念。

名探偵ホームズ1 青い紅玉(ルビー)の巻(1984年製作の映画)

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キャラデザ、背景、表情全てが最高。最近では見なくなってきたホームズたちのようなキャラ。一緒に食事を共にし、食べ方を真似る等自立した子供へのホームズ達の眼差しがあたたかすぎる。モロアッチのマントの羽
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若きバンパイアの憂鬱(2021年製作の映画)

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ハーフをどっちでもあるという解釈はいいと思った。排斥による連帯、高揚は外から見るとほんとに嫌気がさす。

リトル・プリン(セ)ス(2021年製作の映画)

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話が真っ直ぐ絞られていて伝わる。周りの目から特別な人を見る視点。とはいえ相手の家に乗り込んでマイノリティを批判するのはあたおかすぎるというか、あまりにもエキセントリックすぎる。その後の父親の静かに
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ルーフ(2023年製作の映画)

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静かに深くルーツに向き合う姿。日本人としてはなかなか馴染み深くないが、しっかりとその世界を見つめたいと思わされる。

黒帯(2023年製作の映画)

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親にぶつかるシーンは、物理的に人を傷つける行為への抵抗感が強く出て共感できた。この尺なら人を増やすよりかはもっと親子やいじめの部分にフォーカスしてもいいかと思った。

ビューティフル、フロリダ(2023年製作の映画)

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大きな驚きはあまりなくゆるく楽しめる。コンテストのくだり、周りの大人の一瞬の冷たい目線が必要以上に怖かった。
「周りの人の人生をちょっぴり甘くして喜ばせる」

クローンプロジェクト(2023年製作の映画)

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病気の克服を応援しながら心の底で諦めて別案を考える、忌み嫌ってた相手が欲しかったものを持ってる等いいアイデアがあったし、物語もまとまっていて良かった。もっと感情を揺さぶりにドラマを作ってほしいとも
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ハングリーゴースト(2023年製作の映画)

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カミングアウトと幽霊、人にアドバイスする人間が実は自分こそできてないというディテールは良かった。が、いかんせん物語の波が弱く心乱される展開がなかった。シンプルに話すことで終わってしまった印象。

クラリスのお化け退治(2023年製作の映画)

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短い中にいいテーマがたくさんあったが、時間が足りてないのでどのキャラも好きになりきれない。主人公の理解も後半で進めすぎな印象。家族をそっくり取られる子供というアイデアは良かった。

ある男(2022年製作の映画)

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望まずに持って生まれたものとの向き合い方。関係ないはずの弁護士が強く惹きつけられる設定がいい。強いミステリ要素を包み込むヒューマン性が絶妙なバランス。短い時間で人の嫌なえぐみを出すのか上手い。柄本
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くまのプーさん/クリストファー・ロビンを探せ!(1997年製作の映画)

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一番良い時は、君と僕が“僕たち”になる時


勘違いが生んだ壮大な冒険。いつか別れるのにずっと一緒にいることを無垢に信じてる存在の愛しさと切なさ。コミカルな映像、動きが楽しい。目的達成を前にして心の整
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ファイナル・デッドコースター(2006年製作の映画)

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前作の流れがリセットされた分、この現象をキャラが1から信じるまでの過程が増えて少しもたついたのと、警察もあまりでてこないので、はなから勝ち目がない感じが出過ぎていた。前作のような派手さよりはピタゴ
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ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

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劣等キャラにとって気遣いがしんどくなる瞬間、完璧ない家族写真に入れられない疎外感やクローズな環境が良くも悪くも重い。怒るな悲しむなは字幕の強い勢いの方が好き。家族全体の好感度が低めの序盤が楽しくな
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