ロジスティック呑ちゃんさんの映画レビュー・感想・評価

ロジスティック呑ちゃん

ロジスティック呑ちゃん

生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

3.9

趣里ちゃんの演技力というか独特の世界観は、父親譲りなんだろうな、と思わせる作品だった。何しろブギウギ・ロスからの検索結果辿りついた作品だったが、彼女の体当たりの演技に脱帽。有りがちだが難しいテーマを取>>続きを読む

ヒラリー・スワンク ライフ(2013年製作の映画)

4.0

この手の作品に共通する、心を揺るがす大切なこと…諦めない心、信念。響く作品でした。ヒラリー・スワンクって私にとっては特別に美人ではないんだけど、魅力的ですね、あの演技。素敵な作品でした。

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.2

特殊能力で何度も過去に戻って人生をやり直した挙句が、やはり自然の、正に今の人生が一番いい人生なんだ。要は一日一日をどれだけ楽しくて素晴らしい一日だと思いながら過ごすことこそが、素晴らしい人生なんだ、と>>続きを読む

硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)

3.9

イーストウッド二部作のひとつ。日本人だからというのもあるのかも知れないが、…星条旗よりも入り込めた。渡辺謙と二宮和也の演技が光る。イーストウッドが言いたかったのは、其々の国によって其々の魂があるってこ>>続きを読む

父親たちの星条旗(2006年製作の映画)

3.5

戦争の悲惨さを生々しく描いていた。戦争の英雄なんていないんだ、という本質に迫っていた。が何故かインパクトの激しさが足らなかったのは、何故なんだろう。

ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

4.7

単なるスポ根映画だと思って、クリント・イーストウッドを侮った自分を大いに恥じた。見終わって暫くしても心のどこかに数々の感動の場面が浮かび上がる。映画のために鍛え上げられたヒラリー・スワンクのファイトシ>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.4

オッペンハイマーからのフローレンス・ピュー第二弾は、ジーンと染み入る作品。ハーマイオニーも出演。家族の大切さを考えさせられる素晴らしい出来栄え。もう一度、ジーン…。

レディ・マクベス(2016年製作の映画)

3.5

オッペンハイマー出演者を追っ掛けて第二弾。怖い作品だった。何が彼女をそうさせてしまったのか?そこが人間としての弱さを描いたテーマなのかも知れない。椅子に座った時のスカートの広がりが彼女の人生を象徴して>>続きを読む

レオン(1994年製作の映画)

4.0

こういうの名作っていうんだろうな。オッペンハイマー出演者を追っ掛けてら、最初がこれだった。上手く描いて演じているよね。それぞれの個性をたっぷりと。これはもう演技力の凄さだな。恐れ入りました。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

5.0

いやー、観る者に色々なことを考えさせられる作品だ。某人曰く「(一部性描写があるので)中学生は無理かも知れないが、高校生の授業で見させて、戦争の起こらない世界を考えさせることが必要だ。」と。それくらいイ>>続きを読む

四月は君の嘘(2016年製作の映画)

3.5

ごめんなさい。アニメから見てしまったので、残念。後半は急いで描かざるを得なかったんだろうな。これは中々アニメに対抗はできないでしょう。エンディング、いきものがかりの「ラストシーン」が掛かった瞬間に、ダ>>続きを読む

マッチング(2024年製作の映画)

3.7

ストーリーは先読みできるし、非常に分かり易い展開なのだが、土屋太鳳の演技にマッチングしてしまい、見入ってしまった。ママになった彼女は相変わらず綺麗でしたね。

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.1

予想を遥かに超える内容で作品を満喫できた。アイヌ民族をテーマにした作品は初めてだったが、見応えも感じられた。シリーズ通しで是非堪能したい。マブダチとの鑑賞の後の飲み会も盛り上がった。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

以前に初上映された時に見そびれていて、ずっと気になっていたのだが、アカデミー賞受賞で思わぬ形で再上映し鑑賞できた。相変わらず時空を超えたファンタジーな世界に送り込まれてしまったような錯覚に浸ってしまう>>続きを読む

ゼロ・ダーク・サーティ(2012年製作の映画)

4.9

いやー諦めない強い心って、最後には必ず願いが信念が叶うってことなんだろうな。へこたれそうな折れそうな気持ちを、奮い立たせるって、素晴らしい。其々の演技が迫真際立っていて、見所満載だった。上司として部下>>続きを読む

イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

3.5

馬鹿馬鹿しいほどのストーリーの中に、何故か頷ける一コマがある作品。結局、人間はプラス思考がいいのかな。劇中の歌が上手かった。

あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(2023年製作の映画)

4.3

たった半日で好きな人に巡り会え、そして別れを体験してしまう…福原遥ちゃんの真剣に訴える時の表情が凛々しくて素敵でした。そして、自然と涙が流れてきてしまう素晴らしい作品でした。水上恒司演じる役もピッタリ>>続きを読む

白日夢(1981年製作の映画)

3.0

谷崎潤一郎名作の映画化であるが、非常に分かり難い作品だ。当時としては画期的な佐藤慶と愛染恭子の本番シーンが話題となったが、今となっては愛染恭子のスタイルがいいなと思える程度であまり衝撃的な場面とは思え>>続きを読む

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.9

息子と二人で出前館の寿司と日本酒呑みながらテレビで鑑賞。二人とも辺り憚らず泣きながら、親子の在り方、家族の存在、そして人間の生き方を改めて実感してました。素晴らしい作品と出逢えさせてもらったと息子に感>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.8

正反対の二人が、織りなす人げ模様が沢山の主張をしてくれる。ひとりぼっちのお金持ちと大家族と悪友のいる少しのや貧乏人、自分の才能を本当に自分を表現できない一流ミージュシャンと全く才能なんてないけど心から>>続きを読む

エクスペンダブルズ ニューブラッド(2023年製作の映画)

4.0

お定まりのストーリーと言ってしまえば終わってしまうのだが、一つひとつのアクションでその時々に驚いてしまうのは何故だろう。シリーズ久し振りの復活で、古いメンバーは何だか頼りないところもあったりして、時代>>続きを読む

ちひろさん(2023年製作の映画)

3.5

年末ほっこりのご紹介をいただき拝聴した。有村架純ちゃんの演技力が想像以上。年末の慌ただしさを一瞬忘れさせてくれた。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.9

ひとことで、"観客の想像力を異様に駆り立てる深くて素晴らしい映画"だと言える。何と言っても、役所広司の演技力には脱帽である。昭和を匂わせる音楽が盛り沢山で、特に最初に掛かるThe House of t>>続きを読む

コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

4.0

まーよくやるよって感じなんだが、のめり込んでしまう、まるで魔法のような作品。今回も大どんでん返しがあり、見応え満載だったね。やっぱり長澤まさみは最高だ。

コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

4.0

このシリーズは最後の最後まで面白さ満載。この作品のオチは流石に読めなかったな。痛快さと人情さを感じさせてくれる。

ナポレオン(2023年製作の映画)

3.7

同日、北野武の「首」を見た後の鑑賞で後悔している。テーマがもう少しナポレオンの戦闘性や統治力、政治力になっているものと思っていたが、人間の強さと弱さの本質を抉った作品だったかなと感じている。流石舞台が>>続きを読む

(2023年製作の映画)

4.9

それこそ首を長くして楽しみにしていた作品だったが、期待を大きく超える素晴らしい出来栄えに感動した。北野武恐るべしという感じ。何しろ切り口が見事だし、あの時代はきっとこうだったに違いないと思ってしまうほ>>続きを読む

コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

4.5

映画って色んな切り口あるよね。その中でも、最後すっきり、笑ってってこの作品かな。後味が最高でした。出演者が一流ですし(後々色々ありますが…)作品を盛り上げるに十分な演技だったな。長澤まさみは素晴らしい>>続きを読む

最後の忠臣蔵(2010年製作の映画)

3.8

桜庭ななみが頑張って盛り上げてたね。役所広司と佐藤浩市は定番の演技で流石だなって感じ。意外性は全くないが、日本人の心には何かを伝えてくれる作品。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

5.0

何と、今までのゴジラと全く違った視点にゴジラを登場させた見事な作品。日本人の心の中に潜んでいる戦争に対する考え方や大和魂を擽り、自然と目頭が熱くなってしまうような演技に脱帽。日本だけのそれも元軍人では>>続きを読む

母性(2022年製作の映画)

3.9

この二人の出演者だと、どうしてもドラマのハコヅメのイメージが強かったのだが、親子でも行けたね。中々魅せてくれたなって感じた。高畑淳子の演技は益々独特の味が出てるね。湊かなえのなんとも言えない重さをよく>>続きを読む

そして父になる(2013年製作の映画)

4.4

弱いんですよ、この手の作品。是枝ワールド炸裂ですね。子役の演技が本当に無理なく子供を演じていて良かった。福山も見直しましたよ。何しろ出演者が上手く絡んでいて、テーマは非常に重たいのにも関わらず、ある意>>続きを読む

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.1

いやー何と言ってもラストの締め括りが素晴らしい。主役の二人の演技に冴えがあり、特にメリルの表情には何とも言えない現実感が滲み出てきていた。

グリーンマイル(1999年製作の映画)

4.8

非常に多くのテーマがあった作品だと思う。人間の「死」と向き合うこと、職場での人間関係と信頼関係、不思議な力を持つ者(それはある時には障害を持つ人の表れか?)との接し方、夫婦の在り方、全てに対して真正面>>続きを読む

この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

4.7

松本穂香主演のドラマを見て感動してましたが、原作はそれにも増して素晴らしい作品ですね。のんの声と話し方が、すずちゃんにピッタリだったのにも、感動しました。

劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

4.5

ドラマにもハマったけど、劇場版もいいね。安達奈緒子の脚本は他のドラマでも感動を与えてもらっている。素敵だ。主演二人の演技も映えている。

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