JMさんの映画レビュー・感想・評価

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オルメイヤーの阿房宮(2011年製作の映画)

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アケルマンのフェミニズム(というより男根主義への反発と恨み)が、そこかしこで匂う。
しかし、それよりも美しいカットの連打に息を呑む。
そして、あのラストカットはなんだ!?あの光の移ろいは

イタリア旅行(1953年製作の映画)

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ロッセリーニはラストはいつもキリスト。
そしてそれに共感するおれ

La prise de pouvoir par Louis XIV(原題)(1966年製作の映画)

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とてもいい。
これは遺作であるメシアとついになる作品に思われる。この太陽王は着る。キリストは裸になる。のである。

ドイツ零年(1948年製作の映画)

3.7

ロッセリーニのまなざし。
戦後のドイツの景色。

Blaise Pascal(原題)(1972年製作の映画)

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やはりロッセリーニは神を描きたかったのだろう。
ちなみに、このアプリの作品リストにないソクラテスもみたが、こちらの方が優れてる

メシア(1975年製作の映画)

5.0

ロッセリーニ、あなたは素晴らしい。
最も誠実な方法によって、被写体にキャメラを向けることを発明し、その方法で聖書を語った。
こんな作品があったなんて。

ラストレター(2020年製作の映画)

4.1

岩井さんの最高傑作だとおもう。素晴らしかった

ミッシング(2024年製作の映画)

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石原さとみはじめ、役者陣が見事である。キャメラはそれをしっかりととらえている。
人間の悪意と善意を描く。結局、夫婦が救われる善意とは、勘違いに端を発する自らの善意に由来することが興味深い。この監督は基
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関心領域(2023年製作の映画)

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現代に警笛を鳴らす映画。しかし、この映画をみてパレスチナやウクライナへの、あるいは過去の凄惨な過ちへの興味の持続が生まれる人はどれほどだろうか。それがこの映画への違和感。
訴えるべきはこれか。こういう
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浮草(1959年製作の映画)

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好きだなぁ。
スタイルと内容の乖離はあると思うが、しかし、すきだ。

(1973年製作の映画)

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Kはこんな人じゃない。これだと、死んだ理由がよくわからなくなる。

人間の境界(2023年製作の映画)

4.2

こんなにキツい映画は久しぶりにみた。辛い。
本作のすべてのスタッフキャストに敬意を表します。

悪は存在しない(2023年製作の映画)

2.9

本当にいい映画だろうか?
役者陣は本当に準備されているか?子役は演出できてるか?シーンはだれていないか?ショットに乱れはないか?

監督の大ファンであるが、この作品はいただけない

ゴッドランド/GODLAND(2022年製作の映画)

4.1

デンマークへの強烈な皮肉。
宗教侵略への皮肉。
人間のありのままの姿を大自然と対比させつつ、剥き出しにする。
馬の死体への変遷をしめす驚愕のショットがある。どうやってとった!?