私は子供の時から水木ファンですが、最近のアニメの画一的で幼稚な絵が大嫌いです。甘い砂糖で現実を覆い隠すようなそれらの絵は、水木さんが描く世界とは真反対にあると思っています。
スラリと現代のモデルのよ>>続きを読む
のどかな気持ちで父娘を眺めてたら、時折サスペンス?ホラー?と錯覚してしまうほどの恐さがそこかしこに散りばめられ、何か起こりそうな緊張感でヒリヒリと。
ブラーのテンダーはちっとも優しくないし、クイーン>>続きを読む
舞台はずっと家の中なのに、退屈しないどころかスリリングでさえあった。説得力満点の役者たちの演技のせいか、どいつもこいつも気になる登場人物たちである。
それにしてもジャンクフードを貪る様子がかなりのホ>>続きを読む
ミシェル・ヨーとキー・ホイ・クワンが夫婦役な上、クンフーで大暴れして、おまけにウォン・カーウァイ オマージュまで決めてる時点で超満点! 映画で泣き、受賞でも泣きましたよ。
80年代に無垢な映画少年だ>>続きを読む
テレビで観ました。スコア1.0でも惜しい。酷過ぎる。長時間つまらないコントを見せられた気分。全てのシーンにおいて説得力ゼロ。まさに90年代〜2000年代のフジ月9クオリティ。時間は止まったまま。もうそ>>続きを読む
映画としてはそれほど酷い出来ではないのですが、うまいことまとめて泣かせよう感がそこかしこにあざとく見られて興醒めする感じはあります。手垢のついた陳腐な演出や編集も躊躇なくかましてくるあたりも残念かな。>>続きを読む
「岬の兄妹」が良かったので、今作にも期待し過ぎたか。監督は相変わらずカッコいい絵を撮るし、さすがと唸らされる場面もあったけど、筋書きの粗さが目立ったり、既視感ありありの描写で説得力がなかったりなど頂け>>続きを読む
スウィンギン・ロンドン怖えー!愛なき世界! 鑑賞中、私の隣の客が菓子をポリポリし始め、これが私を異世界からイチイチ連れ戻してくれる。劇中のように何度も何度もスウィッチング。菓子の音で。...いやいや集>>続きを読む
デビッド・ボウイ好きなので期待してましたが「コレジャナイ感」がすごい作品。音楽伝記映画って退屈しないものが多い中で、これは非常に退屈かつトホホでしたね。ボウイ本人が抱えていた苦悩をまともに描いておらず>>続きを読む
絵、音、役者、そこにあるすべてが素晴らしい。ヒリヒリジリジリするけど、何と美しい映画なのか。わざとらしい悲劇性もないし、露悪趣味に走るでもない。登場人物たちには妙なリアリティがあり、監督が彼らを操る糸>>続きを読む
独身時代、私のアパートに遊びにきた父と観た映画。主人公の父親は太ってて外見的にとても死にそうには見えないんだけど、なぜか私は、その父親が病で亡くなるシーンにものすごいリアリティを感じた。自分の父に重ね>>続きを読む