無我畑ジュリアンさんの映画レビュー・感想・評価

無我畑ジュリアン

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カランコエの花(2016年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ACのCMを観ているような、メッセージのちからと構成力。
「明日、君がいない」を彷彿とさせられました。当事者の中でも、LGBTの周囲の人にフォーカスをあてた点もすばらしい。

あとエンドロールですべて
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愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

3.0

木野花がすさまじかった。ドラマ「それでも生きていく」の大竹しのぶ、のよう。母親が頑張る映画には弱いですが、これはその点に関しては例外。ひしひしと新井英樹の荒々しさが感じられるけど、漫画版はもっと過激な>>続きを読む

ニッポン国泉南石綿村 劇場版 命て なんぼなん?(2016年製作の映画)

3.9

ドキュメンタリーにおける古典的な構図「行政VS市民」でしたがちゃんとパワーのある映画でした。被写体がものすごい人数出ますが、関西人だったからか、みんな濃ゆかった。

ビートルズ/イエロー・サブマリン(1968年製作の映画)

4.0

ビートルズという大手がこんなに尖った実験アニメを作るとは。ストーリーはかなり薄いですが、演出や発想は超然的に面白いです

母なる復讐(2012年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

登場人物紹介→娘レイプ→母ブチギレる→裁判→無罪判決までが30分で描かれて、そこからどんどんストーリーが展開していくのが韓国らしさもあって良い。
井筒監督が昔「タイタニックは展開クソ遅いねん!俺が撮っ
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

3.2

のん、作風に合ってた。じんわりポカポカする映画と思ってますが、他のレビューでは「めちゃめちゃ泣いた」とか「戦争の悲惨さを改めて知った」とか突き刺さってるのが気になりました。

火の山のマリア(2015年製作の映画)

3.0

グアテマラ映画って新鮮。豚の交尾を促すために無理やりラム酒飲ませたり、妊娠した娘を母親が岩から飛び降りさせて流産させようとしたり。

ひそひそ星(2015年製作の映画)

1.0

昔、個展で本編10分くらい観たときは惹きつけられたけど、120分近い今作だと、ただただ長い同じ映像の連続。改めて長編の一人劇って難しい。短編なら寺山修二とかトワイライツみたいな作品で面白く仕上がるのに>>続きを読む

君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

3.5

ただただ浜辺美波を好きになった映画。病気→お涙、という予想しうるシーンがとある展開でバッサリ切られたので良かった。私も「真実か挑戦か」ゲームしたい

メランコリア(2011年製作の映画)

1.6

起承転結の起承の部分の結婚が尋常じゃなく長い。この手の映画にテンポとかいらないけど、それにしても構成がもどかしいです

ちはやふる ー結びー(2018年製作の映画)

2.7

え?お前とお前が戦うの?って対戦カードだった。予想通り、こことここが戦うってなっても思う事はあるけど、、、難しいなあ。あと新入生がそこまで好きになれず。

ちはやふる 下の句(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

松岡茉優にすごく期待してしまったけど、登場人物としての魅力があんまりなくて残念。映画としてはちゃんとしてたけど、ヒカルの碁もだけど、試合に負けて終わるって難しいよなぁ。

ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

キャスティングが秀逸。特に机くん。机くんを捨てゴマにして泣きながら帰る!っていうシーンが当たり前すぎて少し笑えた

天然コケッコー(2007年製作の映画)

2.3

わかりやすい映画のようで分かりにくい映画でした。途中で露骨にスタンドバイミーのパクリみたいなシーンがあった。あと、修学旅行で旅行先の瓦礫あげるシーンが印象的だった。それでも、こういう映画は分かりやすく>>続きを読む

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

時代に適応できない老人をかなり色濃く描いてます。この感じ、朝ドラの「おしん」の晩年編にも近いものを感じます。最後の老人が無抵抗に銃殺されるシーンはガンジーの大量殺戮シーンのようでした

星くず兄弟の伝説(1985年製作の映画)

3.7

この時代感が最高です。役者の演技力とか知名度とか関係ないパワーで見続けられる魔力のある映画です。

FAKE ディレクターズ・カット版(2016年製作の映画)

3.8

友達が「この映画でマトモなのは猫だけ!!」って言ってたのが印象的でした。A、A2よりも曖昧に描いている傾向があります。2時間でほとんどあのマンションの一室での描写なのに飽きないのは、さすが森監督だと思>>続きを読む

森達也の「ドキュメンタリーは嘘をつく」(2006年製作の映画)

3.5

ドキュメンタリーとは「事実を元にしたフィクション」という構図をわかりやすく、なおかつちょっと笑える感じで撮ってます。ドキュメンタリーのドキュメンタリーって他にもありますが、これはかなり見やすい。

「A」(1998年製作の映画)

4.0

荒木浩さんに焦点を当てた映画です。森達也ワールドの原点のような、VSマスメディア的な撮り方の映画です。ラスト、普通に破戒的な行為があったのは驚きですが。

A2 完全版(2015年製作の映画)

4.2

冒頭で荒木さんが「事件が起きた95年よりもこの一年(00~01年)は苦しかった」と言っていたように壮絶だった。Aと違って事件や事象の羅列でテーマ性も無いけど、それを超越した画力やすさまじさがあります。>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.6

音楽の良さもあって、飽きずに観れました。もしクイーンが日本のバンドでこの映画を邦画として撮ったら「エイズに感染しながら強く生きた同性愛者」という説教臭い視点で描かれてただろうなあなんて。メアリーのポジ>>続きを読む

センセイ君主(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

浜辺美波がかなり良いです。少し演技が志田未来っぽい。
同じ脚本家のため、ものすごく映画「ヒロイン失格」に演出が似ている。監督は響の人。パロディネタに進撃の巨人とか使われてるのは恐らくオリジナル。
最後
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