kaoriさんの映画レビュー・感想・評価

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いまを生きる(1989年製作の映画)

2.0

大勢の少年が苦手だと改めて思った。
私が大人になってからいいなと思った男性にも少年時代はあるわけで、でも、その頃からちゃんとしていたのだろうとも思った。
モラハラ彼氏持ちの女子に執拗に迫る男の子…。あ
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アリスの恋(1974年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

期待のスコセッシ作品だったのだけど…シングルマザーで、悪い男性との恋愛を繰り返す人にはなりたくないと昔から思っていた。
悪いとわかっていても好きになってしまうことはあるけど、子どもがいたら話は別。
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レナードの朝(1990年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

信頼関係を築く過程を描いた映画が観たいという私のリクエストからおすすめされた3作目。

淡々とした映し方が好き。
観る前は、こんなしんどい世の中に勝手に目覚めさせるなんてと思った。

人付き合いが苦手
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

棺桶リストの実行もエドワードとカーター、お互いの存在があったから最高の物になった。
死ぬ時心に残るのは、大切な人たちと過ごした思い出なのだというメッセージを受け取った。

ただ一つ、こんなに元気と意欲
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

気になっていたけど、ネットのレビューを見て受け止められない話かもしれないと観ていなかった。
今回おすすめしてもらったので鑑賞。

初めは口の悪いおじさん嫌かもと思ったのが一転、ドンを差別した人を殴るシ
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パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー(1998年製作の映画)

3.4

「死は敵ではありません。病気と戦う場での一番の敵は“無関心”です」

相手を笑わせて明るい気持ちにさせるのは大切。
パッチの「人のために役に立ちたい」という行動指針が伝わる。

ただ、悲しい事件のこと
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ストリート・オブ・ファイヤー(1984年製作の映画)

3.3

とても80年代。
暴走族が出てくるのも時代を感じる。
でも、小学校に上がる前にこういう不良文化が怖くて嫌だと思ったのを覚えている。

全編にわたり迫力のあるロックミュージックの音楽映画なので映画館で観
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ローラ(1981年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

ローラの部屋のライティングが良かった。
ファッションもかわいい。

デート前に、見た目年齢を気にする局長。

「私の本当の姿とは?」「わからない。いつか見つけ出すわ」「今の私にわかることは嘘をつかない
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

3.4

自分の才能を活かさないで日雇いの仕事を続けようとしているウィルにチャッキーが言うセリフがかっこいい!いい友達…!

ショーンとウィルが抱き合うシーンは感動した。
私も心を閉ざした子どもだったから、気に
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マジック・ランタン・サイクル(1980年製作の映画)

3.8

ケネス・アンガーは以前観たドキュメンタリーが良かったので、まさか彼の小作品が配信で観られるとは思わなかった。

「プース・モーメント」が一番好き。
音楽とドレスの色彩感覚が好み。

音楽は全般的に良か
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オンリー・ユー(1994年製作の映画)

2.0

ぶっ飛んでいて周りを振り回す主人公。
運命の人の名前ということについて、どうしても合わない名字の人がいると私は思っていて、出会う人がその名字じゃないかどうかは気になる。

90年代の大人はウディ・アレ
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あなたに降る夢(1994年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

体が痛いし痒いしで現実逃避したくて、お手軽にハッピーな気持ちになれそうな作品をと思い鑑賞。

木に登った猫のくだりは『カラー・オブ・ハート』と同じだ!と思った。

チャーリーがイヴォンヌに「約束を守っ
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

ウォッチパーティーで観る機会があり、途中抜けてしまったのを最後まで鑑賞。

誰かの優しさ、温かさというのは、どん底にいる時の生きる希望になる。

映画というより面白い2時間ドラマを観た感覚に近い。
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カラー・オブ・ハート(1998年製作の映画)

3.7

モノクロの世界で新しい経験をする、気付きを得ると色が付いていく演出が良い。

火事と聞いても動こうとしない消防士たちが猫と聞くと急いで現場へ出動するのが面白かった。

ディビッドとマーガレットが車で恋
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クリスマス・キャロル(1938年製作の映画)

3.4

いくつになっても改心できて、行動を改めることができるのは素晴らしい。

人生で大切なのは、自分が関わる身近な人に思いやりをもって親切に接すること。それが幸せに繋がるのかもしれない。
競争社会で生きてい
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

4.0

これ観たいなと思って観たところ…私はこの映画を知っている…。でも、いつ観たか全然思い出せない。

「自分なんて生まれてこなければ良かった!」と言い捨てるジョージに、おじいさん天使が見せるジョージがいな
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ちょっと貧しくても大切な家族のいる生活を経験したら、裕福な独身生活よりも前者を選びたくなるだろうな。
愛はお金じゃ買えない。愛もお金も大切だけど。

ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

ラッセル・クロウの演技が上手い。怒鳴りながら歩いているシーンは本当に統合失調症の人のようだった。
妻の献身的な愛がテーマの一つということなのだけど、いろいろと思うところがあり私には綺麗事に感じられてし
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雨の訪問者(1970年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

K's cinemaでフィルム・ノワール映画祭があると知って鑑賞。

男の卑劣を忘れるためにお酒を飲むとか、大量に飲ませる拷問とかそれぞれが酷すぎる。
序盤の害悪な男と出くわしてしまった悲劇は、ちょっ
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女は女である(1961年製作の映画)

3.3

アンナ・カリーナかわいい。
海外女優で一番かわいいと思う。
踊りながらおしゃれなアップスタイルにできるとか。
本のタイトルで会話するシーンが印象に残る。
赤や青のタイツでのコーディネートが素敵。

木と市長と文化会館/または七つの偶然(1992年製作の映画)

3.3

「ヒゲを伸ばしたことある?ヒゲでその人がわかる」というセリフが面白かった。
それはある気がするから。

これで配信にあるロメール作品は全部観てしまった。新しく入ってこないかな。

映画とは関係ないけど
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情婦(1957年製作の映画)

3.3

『失われた週末』が面白かったので鑑賞。
ネタバレ禁止令付きの映画。

なぜタイトルが情婦なのだろうと思った。

おじいさん弁護士がココアを水筒に入れて持ち歩くのかわいいと思っていたら中身はブランデー!
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クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ゴキブリコンビナートみたい。

世の中には、通常の性行為は苦手で身体を切るプレイが好きな人も存在するしなーとか思った。
ソールはまさにそう?

親子関係のところはよくわからず流してしまった。

レネットとミラベル/四つの冒険(1986年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

レネットもミラベルもかわいい。

レネットの自分が描いた絵の解説が良かった。
4つの話の中では「青い時間」が一番良くて、自然の中でピクニックするシーンが好き。
レネットは恋人の有無を聞かれても「私生活
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ユー・ガット・メール(1998年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

キャスリーンの最後のセリフはちょっとびっくりした。いつ頃からそう思っていたの…?
やりとりの中で良い人だと思ったから会おうと誘ったのだから、友達と2人で一緒に待ち合わせ場所に行ってどんな女性が見るとい
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.6

Amazon musicでサントラをよく聞いていて、観たいなと思ってた。

ストーリーはそこまではまらなかったけど、見世物小屋は好きで2回見に行ったことがある。

フィリップが親の言う通りにならないの
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正欲(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

私も学校嫌いだった。
でも、まだ小学生の子どもが配信者になるのは親としては心配になると思う。
ネットで知らない大人と接点ができてしまうのは怖い。
特に、危険な人は相手の悩みを聞くなど親切を装って近づい
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オープニング・ナイト(1978年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

サラからしつこく年齢を聞かれて頑なに答えないシーン、すごく共感した。
私も年齢は聞かれたくない。

誰でも歳をとるけど、老いを受け入れるのは難しい。
「年齢がなによ」って言う気持ちわかる。

エイジン
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ホドロフスキーのサイコマジック(2019年製作の映画)

3.7

悩みを抱える人に対して全力で向き合うホドロフスキーが彼らしさ全開で良かった。
かなりハードすぎるセラピーだったけど、相談者にとって必要なものだったのだろうな。

作品とリンクさせる構成も面白かった。
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恋人たちの予感(1989年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

「1日の最後におしゃべりしたいのは君だ」は良かった。
何でも話せたり、そのままの自分を受け入れてくれる人はなかなかいないから貴重だと思う。

今日は誘わないって言ってたのにすぐに2人でタクシーに乗って
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

私もカスタマーセンターで働いていたから危ないお手紙を送ってくるお客様は割と知ってる。

家を壊すシーンは『愛のむきだし』を思い出す。
いい家だなあと思っていたからかなりもったいなかった。

デイヴィス
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