Kさんの映画レビュー・感想・評価

K

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市子(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ないということをつきつけられて苦しくなる映画

何かを隠すにはそれよりも大きなものでしか包めないけど、その包む対象が大き過ぎるから風呂敷も大き過ぎる、せざるを得ないことを積み重ねてしか生きられない
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

自分で考えて自分で選択して進んでいく映画

勝手に相手を所有した気になり、奪っていくような者もいるけれどそれに負けない強さがすごくよかった

楽しいことだけでなくそこにあるものを経験して自ら学んでいく
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

最後の展開がすごい好きな映画

ソフィーの選択(1982年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

長さを感じさせないけどその分入り込んで苦しさの底に引き摺り込まれた映画

自分を救ってくれた人の元にはどうしたって帰ってしまうね

窓辺にて(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

人間の弱いところに惹かれる映画


主人公の妻と不倫をしていた作家の好きという感情と自分が面白いと思える作品を書きたいという感情とが大きくなりごちゃごちゃとしている様子がたまらなかった

書いてはいけ
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

多分今までで一番重い気持ちになった映画

貧困、障がい、性的搾取全てを含む
でも何よりひどいのは貧困だ

貧困とは金がないだけじゃない
選択肢がないこと
社会支援を受けられないかという声もあるだろうが
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マチネの終わりに(2019年製作の映画)

3.8

何回か観ていて音楽や関係性にすうっと引き込まれる映画

Daughters(2020年製作の映画)

3.6

映像がとても可愛く、そしてシスターフッドいいなと思わせる映画

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.9

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思い出を大切にしたいと気持ちと相手との関係を続けることはやはりイコールではないなという作品

茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

どこに行っても悪いことしか起きない映画。

ルールはルールを決める人しか守らない。
ルールを決める人のことを守らさせられる。

最悪な存在はどこまでも最悪。
どこかにある自分が本当に守りたいものが神様
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猿楽町で会いましょう(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

どう考えても女が最悪やけどでも嫌いにはなりきれない映画

やりたいことに向き合うも上手く行かず
よくわからないままにも足を動かして
男達には縋ることしかできず
金は無く
彼女なりの地獄が節々に出ていて
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パリ13区(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

結び付きが解けたりしつつも完全には切れへん関係性とか少しずつ絡まっていったりする関係性が良い映画

ポルノ女優と徐々に深い仲になるのがよかった
あと完全には切れないオペレーターと先生

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

怒りが原動力の映画。

怒りのエネルギーが大きければ大きい程好きなのでこの映画好きだ。

画はポップ。

ハスラーズ(2019年製作の映画)

3.5

友達からの勧めで観た映画。
確かにちょっと筋トレしたくなった。

シスターフッド系映画良い。

ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

モールスを前に観てずっと気になってた映画。
モールスの方には無かった描写があってひとつ視点を加えられて良かった。

ただ副題よ、何故そうなった。

キャロル(2015年製作の映画)

3.6

色づかいが好きな映画

キャロルにメイクしてもらうシーンが
なんかすごい良かった

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

今朝学生時代8年間片思いした人の夢を見たせいでこの映画観終わったあと懐かしさで内臓が滑り出てくるような辛さを感じた映画。

最後、葉ちゃんがベランダにいるシーンで思い出で心がぱんぱんになっていっぱいい
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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

きのこ帝国流れるの反則やてほんまに。
それだけで劇場で観て良かったとか思っちゃったし。

原作で一番好きな台詞がなかったのがもどかしくも逆にその台詞がうちの中に強く発されてて不在を表すものとしてしっく
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

音楽は奪えないっていうのが良かった。

目指すものに虎視眈々とこ準備して
機が熟すのを待つのが好きやわ。

スパゲティコード・ラブ(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

焦がれたものとか人とかに対しての感情がずべずべ漏れて流れ出しそうになる映画やった。

満島ひかりが何かから逃げるように暴れてる子どもを抱きしめてるのがなんかすごい良かった。
あと5000人の友達を消し
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ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ほんまに言葉がなくなる。

いや、どうせそんなもんやろ
結局のところひとりなんやから
一緒に居てくれる人もずっと
そのまま居るわけないから。


 帰れって言われて帰るようなやつは
 はよ帰れ


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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.5

映像が綺麗過ぎて何もなくても
満足してしまいそうなくらいやった。

イギリスの壁紙文化良過ぎる。
家具もいい。
ずっと観てたい。

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

映画館が活きる贅沢なMVでした。
色々気になるところはあるけど
それが一番。

たった一人の人を探し出すって
ポイントだけで見るとめっちゃ好き。
今回に関しては過程は置いといて。

見つけ出した先にあ
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マイ・プレシャス・リスト(2016年製作の映画)

3.5

可愛らしかった。
かわいい度の量的には
「アパートの鍵貸します」くらい。

最後がやっぱり好き。

説きふせられて(2007年製作の映画)

3.6

大学の時に初めて読んだジェーンオースティンの作品の映画。

ベタベタやけど良い。

リリーのすべて(2015年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ずっと記憶の中の景色を描き続ける
ところにも
自分が自分であるために生を最後の最後に全うするところにも
すごい惹かれる。

どうなんやろうって行動はみんなするけど
それでも惹かれる。

メランコリック(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。

見てた世界の外側にはもう一つ世界があって気づきを得たりもして
それが何層にもなって一生になる。

何枚か不恰好でも後からの思い出補正とかちょっとよく出来た記憶とかで美味しくなるミルクレ
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わたしはロランス(2012年製作の映画)

4.2

ずっと観たくてなんだかんだで観れてなかったけどほんまに観たかった作品。

映像も然る事乍ら内容も好き。
違う映画やけど「アデル、ブルーは熱い色」の色とか温度が好きやからやっぱりこれも好き。

強くて綺
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窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

4.0

原作の人が好きでずっと観たかった作品


ほんまにこんな息をするように気を持たせたりしながらいざ寄せられた相手からの好意に流される人おる
し、ただずっと好きで憎くもどうしようもなく好きで居続けて自分を
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

4.1

画が綺麗。
淡いかと思えばはっきりとした色になるのが淡さが際立って好き。

実際のところは知らんけど
恋愛とか友情とかそんなんすっ飛ばしたなんかのようで好き。

時間の流れとかゆるっとしてるところとか
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