Kenzoさんの映画レビュー・感想・評価

Kenzo

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ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

3.5

脚本の粗は正直多いです。
生かし切れていない要素も多かったし。
ただ、ランボーの持つ怒りと悲しみが爆発するラスト30分のR指定版ホームアローンは圧巻。
あれだけで十分観る価値はある。

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ジム・ジャームッシュの悪ふざけ面が全開のゾンビ映画。
ラスト付近の展開で「おいジム、お前オチ考えるの面倒くさくなっただろ!」とツッコむこと必至。
オフビートでローテンションなブラックコメディとしては結
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ひまわり(1970年製作の映画)

-

レストア版を鑑賞
OPのテーマ曲に載せた一面のひまわり畑でもう号泣
以前テレビで鑑賞したのは20年程前だったこともあり、細かい点はかなり忘れていたのだなと実感しながら鑑賞
今回改めて強く感じたのは、ロ
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ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)

4.0

自粛明け一作目は、こちらの4DXリバイバル
4DXとの相性の良さもさることながら、ミカエル・ニクヴィスト演じるロシア人艦長のカッコ良さよ!
本当に惜しい役者を失くしたと痛感する

パリに見出されたピアニスト(2018年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

自分がクラシックピアノ演奏が趣味なこともあり、かなり楽しみにしていた作品だったのですが、クラシック音楽の使い方も人間ドラマの展開も、正直かなりお粗末な出来だったなあと言わざるを得ないものでした・・・>>続きを読む

アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

4.2

自分達の通う大学に存在する貴重な画集を盗もうとする若者達の話。
しかし、今まで犯罪に荷担したこともなければ(廃棄される食料をかっぱらう程度はあるが)、生活に困窮していて直ちに金銭が必要なわけでもない彼
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

4.5

本来Netflix限定配信のところを、イオンシネマが上映してくれたおかげで無事劇場で鑑賞出来た。
ありがたい。
しかしこの作品、紛う事なき傑作なのだが、タブレットやスマホはおろか、家のテレビでも、劇場
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ザ・プレデター(2018年製作の映画)

3.5

シェーン・ブラック色全開なスプラッタ描写やそれすらもギャグにしてしまう悪趣味っぷり(褒め言葉)が最高。
ただ、看過しがたいレベルで脚本が杜撰過ぎるのと、カットシーンの影響なのかシーンの飛び方が不自然な
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.3

低予算・B級、Z級の代名詞みたいなサメ映画というジャンルに、大金かけて作ったらどうなるか、という映画。
つまらなくはない。
CGやサメの描写は金かけないと出せないものだったし。
だが、それが必ずしもジ
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

3.8

最初に出た感想が、「すごく、おねショタです・・・」だった。
いや、勿論他にも良い要素はあったが、お姉さんのおっぱい初めとする描き方に製作者のせいへ、じゃない、フェチシズムを大いに感じた。
ボーイ・ミー
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スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

3.1

かなり楽しみにしていた作品だったんだけど、微妙な出来だったなあ・・・
ブラックユーモア感がそれほど突き抜けていなかった(既存の独裁者もののブラックコメディーでもっと面白いのはいくらでもある)のが一つ。
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アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

4.4

前作アントマンは、MCUの中では主人公のサイズ同様スケール小さめでクロスオーバー感少なめな話だが、それ故に純粋に「楽しく」、見終わった後にホッコリできる作品だった。
シビル・ウォーを経た後ということで
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オーケストラ・クラス(2017年製作の映画)

4.1

子供たちと音楽がテーマということで、ミュージック・オブ・ハートを連想させる点がある作品。
ただ、子供たちの人種構成の多様さは移民の国フランスらしいと感じたし、一見音楽音痴っぽく見える太っちょの黒人の少
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.8

大評判の本作、やっと鑑賞が叶った。
この作品にはある仕掛けが隠されているのだが、その仕掛け自体は映画や小説にある程度慣れ親しんでいる人ならすぐに気付く。
実際、自分も早い段階で気付き、まあ面白いけど大
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.5

これまでのオーシャンズがカッコイイ男たちがスタイリッシュに盗む様を鑑賞するジャンル映画だったのに対し、今作はカッコイイ女たちがスタイリッシュに盗む様を鑑賞するジャンル映画。
ぶっちゃけ、性別が男から女
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.3

MIシリーズ初の監督続投にして、初の前作からの直接的な続編。
故に、ローグ・ネイションを観ていることは前提となるが、相変わらずのアクションのつるべ打ちにより、2時間半の上映時間も全く気にならずに最後ま
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未来のミライ(2018年製作の映画)

2.7

絵の動きの細やかさや心地良さはさすが細田監督作といえる。
が、肝心のストーリーが杜撰過ぎるのと、作中世界でのルールが不明瞭かつブレブレのため、最後まで作品に入り込めなかった。
台詞回しも幼児に理解させ
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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

バヨナ監督は、これまでの作品はどれも好きだし、前作はイマイチに感じたジュラシック・ワールドもこの人が撮るなら良くなるんじゃないかと期待したのだが・・・
確かに、バヨナお得意のホラー的演出が効果的に発揮
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

暗闇の中、息を切らして裸足で走る少女。
そこに被さる詩のモノローグ。
極寒の中、彼女は血を吐きながらも何かから逃げるように走り続け、そしてタイトルが出る。
この冒頭で既に良作の予感に溢れていた。
ボー
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わがチーム、墜落事故からの復活(2018年製作の映画)

4.2

曲がりなりにも、いちJリーグサポーターとしては、観ないという選択肢はあり得なかった映画。
世界中のサッカーファンに衝撃と悲しみを与えた、シャペコエンセの悲劇とそこからの再建を描いたドキュメンタリー。
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.0

うーん、なんというか、予想通り微妙な出来だったとしか言えない。
ローグ・ワンみたいに、悪い点が無いわけじゃないが、良い点が最高に良かったので問題なし、みたいな作品じゃ無いし。
というか、ルーク達に出会
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.7

顔に障害を持つ少年の話、と聞いた時は正直期待していなかった。
どうせ品の無い涙腺ポルノ映画でしょとたかをくくっていた。
全く違った。
絶賛の声多数なのも大いに納得。
主人公オギーは顔に障害があっても、
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

4.4

赤ん坊の頃に拉致されてずっと隔離下で育った青年。
似たような題材の作品はいくつかあるし、現実にも似たような事件が発生したことがある。
最近だと、ルームが題材としては近いかな。
ただ、この作品が特異なの
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ドレス作りに狂的な情熱を燃やす男と、彼に不満を覚えながらもどうしようもなく惹かれていく女の物語。
・・・だと思っていた、中盤までは。
中盤で女が起こすあるアクションにより、パワーバランスはひっくり返る
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30年後の同窓会(2017年製作の映画)

4.1

ウンコ邦題シリーズにまた一つ仲間入り。

内容は、ザ・リンクレーターというべきもの。
イラクで戦死した息子を埋葬するため、30年ぶりにベトナムの占有を訪ねる。
駄話、思い出話、バカ話を積み重ねながら、
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.0

青春って、痛々しくて、面倒くさくって、それでもかけがえのない時間だったんだ。
そんなことを実感させてくれる、素晴らしい青春映画。
家庭の事情にコンプレックスを抱いたり、クラスのイケてるマドンナとつるむ
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デッドプール2(2018年製作の映画)

4.6

前作はよく出来た作品だしとても楽しかったが、デップーにしては型破り感が少ないなあと思ったのも事実だった。
対して今作。
やりたい放題やないかい!!
最高!!
あのシリアス極まる始まりからの某映画のアホ
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.7

吹き替え版も観てから感想書こうと思っていたのだが、なかなかタイミングが合わず、とりあえず字幕版のみの感想を。

何よりも、作品世界の魅力が素晴らしい。
ウェス監督の世界観・美術センスが存分に発揮された
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.8

ゲイリーの演技とメイクは文句なしに素晴らしい。
ただ、内容には少々言いたいこともある作品。


6/9追記
先日書いた内容についてもう少し詳細に触れます。
第二次大戦を描いた史実映画は山のように存在す
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.7

今年ベストに推す人も多い作品だが、成る程これは傑作だ。
監督が高地戦のチャン・フン、主演にソン・ガンホ、共演にドイツを代表する俳優トーマス・クレッチマンとなれば、悪い作品になるはずがないわけだが、それ
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サバービコン 仮面を被った街(2017年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

クルーニー監督、コーエン兄弟脚本ということでかなり期待していたのだが、うーん・・・
ストーリーのアウトラインは、杜撰な犯罪計画が元でどんどんのっぴきならない状況に追い込まれていくという点で、コーエン兄
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パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

1.0

自分にとって、パシフィック・リムという作品がどれほど大切な存在かというのを語ると恐らく1万字は優に超えてしまうので、とにかく前作は生涯ベスト級の作品だったということだけは言っておきます。
前作の何に感
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パシフィック・リム(2013年製作の映画)

5.0

自分にとって、生涯ベスト級の一本。
ブザーが鳴ってコックピットが登場するシーンは何度見ても鳥肌が立つし、パイルダー・オンのシーンでは涙が止まらなかった。
劇場でリバイバルされる度に観に行っています。
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.7

全世界のオタク大歓喜の映画でありながら、ちゃんと非オタクの人も楽しめるバランスに仕上げている辺り、スピルバーグの職人ぶりがうかがえる。
これだけの物量を投入して破綻させないのも凄いが、マーク・ライラン
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

-

今作だけではスコアはまだ付けられない。
ただ、現時点でアベンジャーズシリーズ最高傑作であり、MCUでもベスト3に入る傑作だと思っている。
この評価がさらに上がるかそれとも下がるかは、アベ4次第ではある
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