タコベルさんの映画レビュー・感想・評価

タコベル

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トムボーイ(2011年製作の映画)

4.0

監督は『燃ゆる女の肖像』のセリーヌ・シアマ

無邪気に遊ぶ友達を見ているミカエルが、どうやったら「男の子らしく」振る舞えるか懸命に考えているようで複雑な気持ちになった。
妹のジャンヌが外ではミカエルの
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.8

みんな面白がっていて、ヒトラーと写真を撮りたいがために近寄る人々にドン引き。

ただ、ヒトラー政権から70年以上経った今ではヒトラーは「脅威」というよりも、「有名人」でしかないような描写は非常に現実的
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情婦(1957年製作の映画)

5.0

物語のほとんどが弁護士事務所と裁判所で展開されていて、同じ空間でのやり取りを観ることになると思うんだけど、それでも会話のテンポと内容が良くて惹き込まれる。

「どんでん返し」とはまさにこういうことだと
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.4

前作と同様に、今作も映画館で観るべき作品。

今回はさらにキャストが豪華になっていて、一瞬アニャ・テイラー=ジョイも映ってましたね。そして、オースティン・バトラーが演じたフェイド=ラウサのインパクトが
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.5

今回は女性が大活躍。

常軌を逸したアクションが続いたり、バトルシーンでド派手な色を使ったりとマシュー・ヴォーンらしい作品だった。

デュア・リパが観れたので満足。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.9

とにかく世界観が独特。
メアリー・シェリーの『フランケンシュタイン』的な感じがしたが、この映画はフランケンシュタインの怪物ほど悲劇でもなく、コメディ要素もある物語だった。
エンドロールの背景アートと音
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アングスト/不安(1983年製作の映画)

2.8

不安じゃなくて不快という気持ち悪さの方が強い。主人公の手際が悪すぎるんだけど、リアルはそんなもんなんだろうね。

アス(2019年製作の映画)

3.7

父親の危機意識が低くて、身の危険を感じてからようやく行動し始めるのはホラー映画あるあるですね。

プライドと偏見(2005年製作の映画)

3.8

ロングショットの映像に切り替わった時の風景が本当に美しいと思った。
エリザベスとダーシーはその後どうなったんだろう。

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