gasuさんの映画レビュー・感想・評価

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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

幼児の脳を移植された、大人の身体を持つ女性の物語。

この作品をオススメしてくれた人からは、「性的な描写が多いからイヤな人もいるかも…」と紹介されたけど、全然イヤじゃなかった。ベラに主体があるから。
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私が棄てた女(1969年製作の映画)

3.1

現代の感覚で観ると個人的には胸糞シーンも多々。

階級が今よりも目に見えた時代の話
もっと観たいなと思った。

37セカンズ(2019年製作の映画)

3.8

斜めのおじちゃんおばちゃんの一言から開けていく世界。

源氏物語(1987年製作の映画)

3.5

源氏物語ってやっぱ普遍なんだ…

映像だからこその心象描写、
どことなく不安定な状態が続く細野音楽も良かった。

こころの通訳者たち~what a wonderful world~(2021年製作の映画)

4.0

手話で演劇を翻訳する、というドキュメンタリー×そのドキュメンタリーの音声ガイドをつけるという試みを追ったノンフィクション。
言葉の情報量がいかに少ないか。
一方で、言葉はとってもたくましい。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

映画を観ながら、
これまでのジブリ体験の記憶が蘇ってきた。

今日観たものの記憶はすぐ薄らいでしまうのかもしれないけれど、アオサギのイラストを見るたびに、
お守りのように、今日感じたものをうっすらと思
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誰も知らない(2004年製作の映画)

3.8

社会の決めた「かくあるべき」なんて関係のない、ただそこに生きる子供たちが、無邪気に笑う姿、みずみずしい。

ぼくたちの哲学教室(2021年製作の映画)

4.0

10歳前後の子供たちが、楽しく、一生懸命に考える姿は尊い。

ケンカっ早い子に対しても、叱るのではなくて問いかける。そういうことができる大人になりたいね。

昨年ケネスブラナーの「ベルファスト」を観て
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怪物(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

わからん無理って思う相手でも、
誰かにとっては救いの存在だったりする。
すぐ忘れるけど、定期的に思い出したいこと。

湊と依里にとって、家庭や学校はクソ社会だけど、ふたりで一緒に過ごすことでその外に出
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マイスモールランド(2022年製作の映画)

4.3

ちょうど1年くらい前に観たことを思い出していまさらながらも記録

コペンハーゲンに山を(2020年製作の映画)

3.6

ビジョナリーなプランナーも
それを受理した側もすごい

星の子(2020年製作の映画)

3.8

なべちゃんみたいな存在がとても大事な気がする

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.7

上原ひろみワールド、かっこよかった。
たまだくんとゆきのりのことが好きになる。

エゴイスト(2023年製作の映画)

4.2

まずは、エゴを差し出す。

世武裕子さんの音楽も好き。

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.5

音楽と設定に泣かされた感じ。
永野芽郁と田中圭が演じる親子のコメディ感が微笑ましかった。

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.0

教養が足りなくて、内容に理解が追いつかない部分もあったけど、議論をする姿がとても生き生きとしていてうつくしいなと思った。