アスパラ太郎さんの映画レビュー・感想・評価

アスパラ太郎

アスパラ太郎

映画(48)
ドラマ(0)
アニメ(1)

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

3.7

物語の起伏も情報も台詞も少ないと感じたのだけれど、それでも最後まで途切れることなく時間を忘れて観れたのは映画としての強度が高いのでしょう。
説明はできないのでまた観ようと思います。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.7

全方位面白い、アート。
邦題だけもう少し良いものはないかと考えてしまった。
もう一度観たい。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

5.0

とにかく良い映画で感動しました。

日本(狭い意味で東京)を象徴する洗練された都市は、作中の公共トイレで語られるようにデザインだけでなく日々の徹底された管理によって成立している。
一方でそんな都市構造
>>続きを読む

search/サーチ(2018年製作の映画)

3.8

パソコンの画面だけで映画が作れるってそれだけ実生活がパソコンに支配されてるんだなと思った。当たり前か。

犬王(2021年製作の映画)

3.7

ミュージカル。

口承文芸の話。古くから本当のことは一般庶民によって歌い継がれていた。
いまでもライブやフェスという形で熱狂を伴って同じことが行われてるのでしょう。

AIR/エア(2023年製作の映画)

3.5

英語の方がビジネス向きだよなとしみじみ。

逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

3.5

内容は面白かったがとにかく長く感じた。というか話のテンポの問題かな。
風刺が多くて細かいところまで掴めてないが、価値観ひっくり返して序列は変わったけど結局根本変わらないよね、みたいな話でした。
船のシ
>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.8

面白い。

パラレル世界の物語や表現手法のバラエティさを見ると面白いなと思う一方で、日本のアニメがいかに創造力の果てまで到達しているかよくわかる。

それにしてもこのスケール感とこのクオリティ、構成の
>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.5

原作が好きだっただけに恐る恐る鑑賞。
ドルビーで観たのも相まって、本当にぶっ飛びました。
とにかく映画館で観てほしい映画です。

街の上で(2019年製作の映画)

3.5

とても微妙な映画だと思った。
途中で、意図的に微妙に作っているのだと気づいた。
現実は案外微妙だし、それに、わたしは歳をとりすぎたのだと思った。

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.9

ボクシングは音のない世界でのリズムであり音なのだろう。
全編を通して、普段意識しない音が聞こえてきて不思議な感覚だった。

泣く子はいねぇが(2020年製作の映画)

4.2

地方から上京した私にとってはどこか共感できる話でした。

面を被ることで何者かになれる。それは周りが他人だらけの東京に住むことも同じ。

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

4.0

何かが起こりそうだという不気味さ。シュール。

整形水(2020年製作の映画)

3.7

他の韓国の作品からも感じるが、この強烈な格差社会と弱者怨恨の感じはお国柄なのでしょうか。
ルッキズムに対する批評作品。
アニメーションのクオリティが低いのが妙にホラー。

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

4.2

アニメ制作会社をテーマにした作品。
話のメインとなるのは例にも漏れず監督のことですが、実際の物語の主軸はプロデューサーの様な気がします。
アニメだけでなく、大きなプロジェクトを動かす時には、数多くのス
>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.1

原作を観たことがないのでパロディやオマージュの文脈では観れていませんが、不可解なカメラアングルや軽薄な演技、ウルトラマンというシュールな存在も含めて、どこを切り取っても笑える映画でした。最高です。

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.9

文化的な文脈が分からないと理解が追いつかないストーリーもちらほら散見されますが、映像、画のパワーは健在です。
グリッドっぽい画角やあの色合いはデザイン好きや建築好きは大好物かと。
お洒落でした。

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

4.0

なんてことない話ではあるけれど、演技力やカメラワークによってとんでもないリアリティを感じた。
もう戻りたくはないけれどそんな時があったなーと、そんなセンチメンタルな映画でした。
タイトルからビートルズ
>>続きを読む

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.6

音楽と映像のパワーが凄まじく、素直に感動しました。映画館で観て正解でした。
世界で戦うということはこういう表現になっていくのかなと、パワーのある作品でした。

※同日にSAOの劇場版もやっていたので、
>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

4.0

詩みたいな映画でした。テンポが心地よいです。

追記
ナイトオンザプラネットと同じ監督なんですね。あの映画好きだったので納得です。

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.5

エヴァはいつもそうだった。
追いつけたと思っても追いつけないところへ行ってしまう。
裏切ることなく裏切られました。
集大成。ありがとう。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.1

スリルのある内容で見入ってしまった。
表現が直接的すぎて観賞後、ドッと疲れた。

音楽(2019年製作の映画)

4.0

ストーリー云々よりも、この映画自体が「音楽」でした。

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.5

ビートルズは最高でした。
映画の切り口は面白いなーと思いました。

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.1

まさに青春映画。
音楽が良い。昔バンドをやってた頃を思い出す。DIY精神。世界は自分のものだった。