カラシニコフさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

カラシニコフ

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ミレニアム・マンボ 4Kレストア版(2001年製作の映画)

3.8

冒頭のアーチ状の道・廊下?をスローで進む感じが良かった。
その後は、閉鎖的かつ退廃の雰囲気がずっと漂っている。ずっと内側(部屋やクラブ、居酒屋など)が映し出されて、開放的な感じがしなかった(もしあると
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火まつり(1985年製作の映画)

4.7

凄い映画を目の当たりにした感じだった。
熊野の神々が怒っているような。

オリーブの林をぬけて(1994年製作の映画)

4.5

ラストのシーンが印象。
好きな人に一途なことは素敵なのかもしれません。

そして人生はつづく(1992年製作の映画)

4.5

地震が起きても、人生は続いていく。
最後の車で坂を登っていくシーンが印象だった。

桜桃の味(1997年製作の映画)

5.0

キアロスタミの死後に上映された特集で、当時精神的に病んでいたけど、観に行って物凄い号泣して、死んだら駄目なんだな、と思った。治療薬としての映画として機能する、素晴らしい映画。
この映画を観て心底良かっ
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

3.9

ジュリー・デルピー目当てで見たけど、イーサン・ホークもカッコよくて、見惚れてしまった。
こういう会話劇って、少々理屈っぽいけど、オシャレでずっと聴いていられる。
なんだかんだ言って、インチキ臭い占い師
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.2

ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作品。
何と形容したら良いかわからない、不思議な映画だった。純粋に娯楽としても楽しめるのだけれど、別の視点から見たらSFやファンタジーのようだし、多様性やジェンダーとか
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境界線(1966年製作の映画)

3.8

ナチス下のフランスの話。フランスも分断されてた時期があったんだなー、という漠然とした感想しか浮かばない。
『勝手にしやがれ』でお馴染みのジーン・セバーグが、カトリーヌ・ドヌーヴにしか見えなかった。
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サン・セバスチャンへ、ようこそ(2020年製作の映画)

3.4

此方が疲れているせいか、それともアメリカの映画監督にアレルギーがあるせいか、前半が眠くなっていて、覚えてなかった。どうも苦手意識が強い。
(『ミッドナイト・イン・パリ』も10年くらい前に見たけど、眠く
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