缶コーヒーさんの映画レビュー・感想・評価

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クローバーフィールド/HAKAISHA(2008年製作の映画)

3.5

ありきたりな設定に見えるが、POVにより俯瞰視点ではなく「足元」から観ることで、正体の分からない「不気味さ」と臨場感がある。

ただ、カメラを持ち続けている「違和感」は如何しても拭えなかった…

ノウイング(2009年製作の映画)

2.5

パニック映画であることは分かるが、リアル路線でいきたいのかSFファンタジーでいきたいのかイマイチ分からない…

そしてラスト…
これは観る人を選ぶかも。

飛行機、地下鉄…
最後を含めCGは圧巻でした
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ディープ・インパクト(1998年製作の映画)

3.1

パニック映画として、CGで魅せてやろうというよりも、人間の心情変化や家族愛の方に重きを置いた本作。

「エリー」に関してのお互いの思い違いは見てて面白い。
案外、こういう事から巻き込まれていくんだろう
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バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

3.7

リアル志向の人間臭いヒーロー。

幼少期から様々な葛藤や苦悩を通して「ヒーロー」として成長してゆく点を「人間ドラマ」として緻密に描いたのはクリストファーノーラン監督ならでは。

そしてラストの次回作を
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メリーに首ったけ(1998年製作の映画)

3.6

下ネタ、ブラックジョーク満載なんだけど不愉快にならない。
うまいとこ突いてるな〜

というか打ち消される、メリーが可愛すぎるので(笑)

でも、ストーカーや盗聴などやり方は酷いが、メリーに一途な愛すべ
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フライト・ゲーム(2014年製作の映画)

3.5

空中に浮かび出されるテキストメッセージがお洒落。

飛行機ならでは、最後の空中射撃シーンが渋くてカッコいい。

離陸が苦手で娘の青いリボンを握りしめたり、ムキになって「国際線無料!」と言い放ったり、そ
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裸の銃を持つ男(1988年製作の映画)

3.4

アメリカンジョークの宝石箱。

意外と真面目な顔して、これでもかと「ギャグ」を投入してくる。

濃密で笑いに溢れた90分間。

マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.9

仕事の困難や家庭との両立に苦悩する女性に焦点を当てながら解決へのヒントを示してくれる人生の教訓的映画。

紳士的でユーモアがあり、どこか人間臭いベンがまたカッコいい。

スピード(1994年製作の映画)

3.7

正にタイトルに見合った爽快ぶり。

凄くベタだけど、色褪せない魅力。
これぞ、ノンストップアクションの金字塔。

デイ・アフター・トゥモロー(2004年製作の映画)

3.2

「地球温暖化」なので、他のパニック映画より現実味がある。

パニック映画として、建物倒壊などの破壊描写は少なく、全てが凍っていくことで「機能不全」に陥っていく地球は新鮮だ。

その白銀の世界には美しさ
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ハングオーバー!!! 最後の反省会(2013年製作の映画)

3.0

ハングオーバー(二日酔い)してないからか「お上品」にみえる。
下ネタもお控えめな感じかな。

まあ、ダグが誘拐されたり、事件に理不尽に巻き込まれたり、謎のラブシーンが入ったりとやはりいつもの3人。
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バッドボーイズ(1995年製作の映画)

3.5

マイケルベイ監督の出世作。

何もかも違う正反対な2人の兼ね合いに我が儘でお転婆なヒロインが絶妙なスパイスとなり、最後まで飽きさせない。

キャピタリズム マネーは踊る(2009年製作の映画)

3.4

拝金主義な金融業界は「労働者」に不当なローンを押し付け、払えなくなったら家を差し押さえる。
銀行は「生活」を奪っていると。

「銀行=悪」と捉え、それを主軸にしてユーモアや皮肉を入れながら分かりやすく
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ゲット スマート(2008年製作の映画)

3.6

「下ネタ」お控えめのセンスあるコメディと銃撃や格闘シーン、カーチェイスも交わった本格的なアクション。

何処か冴えなくて頼りないけど真面目に頑張る主人公がどこか魅力的。

誰でも気軽に楽しめる「スマー
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2012(2009年製作の映画)

3.4

映像で魅せる作品。

ストーリー展開や人間ドラマはパニック映画お決まり。
神懸かりの強烈な運も付き物。

この作品は再視聴だが、はっきりと観たという記憶があるのは鳥肌が立つほどの強烈なインパクトを覚え
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カリフォルニア・ダウン(2015年製作の映画)

3.2

ドウェイン・ジョンソン主演の家族愛アクション。
真面目に観ることはお勧めしない。

人を殴り倒してカージャックしたり、私物化したセスナからダイビングしたり、大津波に悠然と立ち向かったり…
成る程、いつ
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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.6

吃音というハンデを抱えた国王が自らの障害を克服し、乗り越えていくという作品。

言語矯正の「専門家」であるライオネルとの「身分を超えた関係」により、皮肉を言い合ったり、衝突したりして成長していく。
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.0

不屈の精神力、希望を持ち続ける事…

脱獄後の彼は「悪人」かもしれない。
賄賂などの裏金を私物化してしまうからだ。
だが、暗い刑務所と最後のシーンのコントラストも相まったこの爽快感。
夢を叶えるとはま
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エクスペンダブルズ(2010年製作の映画)

3.6

アクションスター大集結。

彼らがドンパチやってやろうっていうんだから此方も何も考えずに観るべし(笑)

多少のグロさはご愛嬌。
銃撃、爆発、カーチェイス、肉弾戦。
これぞ王道アクション。

ローン・サバイバー(2013年製作の映画)

3.9

ロケット弾の爆風、銃撃による傷、崖からの落下が生々しく、「痛み」を感じさせる。

若干、アメリカ視点ではある。
だが、満身創痍でも闘い続ける彼らの「誇り」とパシュトゥーンの掟に従い、守り抜いたパシュト
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ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

3.8

生まれた姿は「老人」でありながら、「出会い」、「別れ」を繰り返し成長していく姿は「普通」の人と何ら変わりもない。

人生の価値や正解は誰にも決められない程、人間の本質は奥深い、まさに「人生は素晴らしい
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マトリックス(1999年製作の映画)

3.8

スローや早送りを駆使した、独特のカメラワーク。
カンフーとガンアクションの融合。
確かに革命的かも。

自分の「意志」は本当か。
若しかしたら「仮想」かもしれない。
斬新かつ凄く深い。

設定は難解だ
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エージェント:ライアン(2014年製作の映画)

3.3

分析官がエージェントになる過程を描いたもの。

どこか危なっかしくて初々しい感じが出てる。

図式はアメリカvsロシア。
ありきたりなんだけど、「経済テロ」っていうのが現代的。

若干、粗があり、スト
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戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

4.2

ナチスの迫害に立ち向かったり、音楽で多くの人を救う「物語」ではない。

その日を必死に生きる逃亡暮らしの「ピアニスト」の「現実」である。
もはや「ピアニスト」の肩書きがなければ、儚く無力な「普通」の人
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もしも昨日が選べたら(2006年製作の映画)

4.0

もし、人生を「リモコン」の様に
操れたら…

嫌な事や面倒くさい事を飛ばしてくれる。
一見すると、凄く便利で快適。
だけど、「時間」は確かにあったわけで…

貴方にとって本当に「大切」なものは?
凄く
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ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011年製作の映画)

3.9

M:iシリーズで一番好き。

何と言っても「ブルジュ・ハリファ」の壁登り。
まさに前人未到。

シリーズ最長ではあるが、圧倒的な「アクション」のボリューム感で飽きさせない。

洒落たラストにもご注目を
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アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

4.1

人間は「羊」,「狼」,「番犬」に分けられる。
父の影響より正義感強く育ったクリスは「愛国心」より、「番犬」になる事に決めた。
だが、「戦争」は残酷にもクリスを「狼」へと変貌させる…

その圧倒的な臨場
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ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

3.6

イーサンと仲間との連携プレイ!
やはりスパイ映画の醍醐味ですな。
個人的にはもっと魅せてほしかった。

「二重の」緊張感のあるヘリコプターチェイスや橋の上で爆撃機と闘ったり、アクションの質の高さは相変
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ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

3.6

白い鳩
2丁拳銃のガンアクション
バイクによるカーチェイス…

スパイ映画というより、ド派手なアクションとして見応え充分。

テーマ曲の曲調を変えてきたのも凝ってるな〜

ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

3.8

冒頭のシーンの衝撃。
これからの展開に不思議と引き込まれる。

特にラングレー潜入は必見。
まさに、手に汗握る展開。

あのテーマ曲流れると自分まで「潜入」してるかのよう。
「インポッシブル」な事はし
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Mr.&Mrs. スミス(2005年製作の映画)

3.6

幸せな夫婦が実は…
これはまたスケールのでかい「夫婦喧嘩」ですな(笑)

お二人の息の合ったガンアクションは芸術的かつ微笑ましく、カッコいい。

これは「プライベート」でも仲良くなりますわな(笑)
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プレステージ(2006年製作の映画)

3.9

「人生」をかけた騙し合い。
ミステリアスとかレトロSFというより、ドロドロな愛憎劇。

この「作品」自体、「マジック」みたいなもの。
「仕掛け」という名の「伏線」の緻密さには驚かされる。
「タネ」は知
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エンド・オブ・ホワイトハウス(2013年製作の映画)

3.4

ホワイトハウスの銃撃戦の迫力!

こういう映画は突っ込みを入れたらきりが無い(笑)

アメリカが…ってなったときに、一人の男が立ち上がる。
まさに正義のヒーロー。カッコいいと思えば勝ちです。

冒頭の
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華氏911(2004年製作の映画)

3.5

アメリカの強烈な裏の「顔」を見せてくれる。

だが、ドキュメンタリー映画としては評価できない。
露骨な編集に「悪意」を感じるし、「彼」の政治的思想が入り過ぎている。

政治家やマスコミが隠したがる強烈
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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.1

これぞ「友情」。

妻を亡くし、「障害者」として周りが変わってしまったことでフィリップは一人になった。

余計な配慮や下手な同情なんていらない。
くだらない冗談を言い合える「友人」が欲しかったのだろう
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クラッシュ(2004年製作の映画)

3.8

これぞ日常系人間観察ドラマ。

我々は「負の感情」を抱く。
それが他人とぶつかる時、「クラッシュ(衝突)」する。

だが、「クラッシュ」があればこそ、お互いを理解し、プラスに転じるのかも知れない。
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