だしなかさんの映画レビュー・感想・評価

だしなか

だしなか

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

4.3

激渋ー!

タランティーノ全9作見終わったけど最後にとんでもないのを残していた!

西部劇のカッコ良さを彼のテンポで完璧に描いた大名作!

当然、前半1時間以上を振りに使うコント師の単独ライブ感は健在
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ジャッキー・ブラウン(1997年製作の映画)

4.1

メラニーみたいなのはタランティーノ映画には必須だね!

バイオレンス少なめで凝った脚本と魅力的なキャラクター

どう転ぶのか予測できない相変わらず良い映画

生きちゃった(2020年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

いい役者だけ揃えても、いい映画にはならないんだなあ

脚本が穴だらけなのかストーリーが全く入ってこないし、全キャラクターがなぜこう動いているのか全く理解できない。本来300分のものを無理矢理90分にし
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リンダ リンダ リンダ(2005年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

4人のバランスが最高〜

語られることがあまりなかったソンの留学生としての生きづらさをブルーハーツが、「リンダ リンダ」「終わらない歌」が、最後のライブで爆発させてあげたようにみえた!

友情も恋愛も
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SR サイタマノラッパー(2008年製作の映画)

4.0

情けないし、カッコ悪いし、泥臭い

何やらせても中途半端になってしまって、でもラップが好きだから必死にもがき続けている

ラストシーンは、夢を叶えた人にも、夢破れた人にも刺さるいい映画!

ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

4.1

序盤のキャラクター達の会話劇がとにかく良い。絶対に端折ることができるけど、彼の作品は必ずといっていいほどここに時間を使い、大切にするからこそ後半が活きてくる。

相変わらずの大暴れで、お家芸的なところ
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龍三と七人の子分たち(2015年製作の映画)

3.7

初期作で北野武の作家性をみせて、2015年アウトレイジ最終章前に出した作品は、コメディに振り切ったヤクザ(おやじ)映画

言うまでもなく質が高いので、ボケを全く外さない。

そして、ヤクザの子供、孫と
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エロティックな関係(1992年製作の映画)

3.6

最初の
はい、篠山紀信探偵事務所です。

がピークだったな!
まるで内容がないけどそんなに悪くもない不思議

所々垣間見えるダサさがクセになる

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.1

久しぶりのウェス・アンダーソン

お馴染みの映像美と、進化し続けている構図、撮り方

今作は脚本もわかりやすくて大衆的で非常にみやすい

宝くじの不時着 1等当選くじが飛んでいきました(2022年製作の映画)

4.2

終始おもしろい〜〜

宝くじも愛も不時着してて最高のコメディ!

南北統一というシビアで触れにくい問題をエンタメにしつつ、社会性がいい塩梅で織り交ぜられている〜

イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

4.2

やりたい放題でお馴染みタランティーノの真骨頂かも!

個性豊かなキャラクターを完全に支配して、独特な会話劇とアクション

最後に何が起こるか予想ができない湿った緊張感

なにより大佐がすごいよかった!
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アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

DCEU最終作? 約2ヶ月かけてダラダラと観ました〜

兄弟の共闘と、アトランティスが国家として陸と海を繋ぐってのが良かった!

マーベルより影が薄いDCだけど、意外な魅力がたくさんみれた

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

めっちゃいい!

言うまでもなくハダシサイドはとても心地良く、メラメラとでも愛に溢れた映画作りをしていて最高。
カリンサイドは対照的にどこか生ぬるく高校生の部活として楽しく恋愛映画をとっている
2つの
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.9

花火の中を飛行機が抜けていくシーンとか、恋愛映画をアメコミでどう描くのかという問いに大正解してると思った!

全体的に好きなテイストで、欲望にまみれた人間との向き合い方、嫉妬、妬み、全部が確かに存在し
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.9

やはりハーレイがストーリーを引っ張っていくと一気に引き締まる。

序盤はかなりごちゃついてると思ったが、後半にいくにつれて上手にまとまって最後は彼らを好きになる。

多くは語られないバックボーンの重み
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6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

3.6

どうしても作品を12年間同じキャストで撮り続けたという点がピークになって、脚本がなぁ〜と思ってしまう。

つまんないわけでは決してないが、3時間特に何もなく終わってしまった。

ブラジルから来た少年(1978年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

内容がぶっ飛びすぎてコメディとしてみた方がいいのか最後まで分からなかった。

ナチス、ヒトラーを扱う映画の中でもとびきり独創的で、でもどこか不思議なリアリティと、こんなことあるわけないだろが行き来して
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金子文子と朴烈/朴烈(パクヨル) 植民地からのアナキスト(2017年製作の映画)

4.2

日本の歴史において、どうしてこうなってしまったのかと困惑し、情けなくなるような時代。

金子文子が惹かれたのは、朝鮮人でアナキストの朴烈。関東大震災、その後の朝鮮人虐殺

100年が過ぎ、もう一度この
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風の歌を聴け(1981年製作の映画)

3.9

「昼の光に、夜の闇の深さがわかるものか。」

村上春樹による鼠三部作第1章「風の歌を聴け」

僕、と鼠の出会い、指が四本の女の子

彼の独特な感性と匂いをもつ小説を映画として上手に表現できている。
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ルックバック(2024年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

原作は21年の7月公開された日に読んで以来だから、忘れているところも多く純粋に楽しめた。

基本的にアニメーションを観ることが少ないが、実写では難しい4コマなどを表現豊かに描けていてアニメでしかできな
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

展開が二転三転し、結末がわからないところは非常に良かったが、編集者の武力行使が好きになれない。この題材ならトリックや考察を交えた心理戦の方が見応えがある気が。

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.2

シンプルなストーリーを上質な会話と展開でみせることで、たった1つの部屋で行われている会議がこんなにもおもしろくなるなんて。

彼らの選んだ結論が、正解かそうでないかわからないけれど、陪審員制度の答と、
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.2

飛行機で視聴

DCEUどれもイマイチだな〜って印象だったが、これはおもしろい!
「ジャスティス•リーグ」では目立った活躍が少なかったフラッシュが大活躍

冒頭から一貫して、救える命は全部救う彼らしさ
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ブラックアダム(2022年製作の映画)

3.7

新幹線でみた

ブラックアダムと、ジャスティスソサエティどちらも立場がふらついていて、ストーリーに深みが足りない印象。

大暴れは良かった!もうちょい街を破壊しても全然いい!

チャレンジャーズ(2023年製作の映画)

4.3

ゼンデイヤ笑っちゃうくらい綺麗

「THE FIRST SLUM DUNK」の手法で試合と過去が行き来する演出がいいですね〜

特に環境音がガンガン聞こえたり、ボールがラケットに当たる音とかとにかく音
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.2

いろんなジャンルの映画だ!


タランティーノ節は変わらず、全体的にグレードアップしてるって感じ!

とにかく楽しい映画!

少女は卒業しない(2023年製作の映画)

3.8

個々のストーリーがもう少し厚かったらよかったなあ

シャザム!(2019年製作の映画)

4.1

DCEU 7作目

ガラッと変わってめちゃくちゃエンタメで楽しめた!

家族、兄弟の友情いびつながら彼らなりのやり方で前に進んだ!もちろんあれ?ってとこはあるけどアメコミ映画に完璧は求めてはいけないか
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告白(2010年製作の映画)

4.1

もちろん、湊かなえの原作は読んでいるが、今作は初めての視聴。

松たか子の渇いた怒りと怪演。

重い題材をアーティスティックに描くことで映画のエンタメ性をマックスに引き出しつつ観客に訴えかける

爆破
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アクアマン(2018年製作の映画)

3.9

アクションが良い

ストーリーとかは普通で、よくあるアメコミ映画〜

あんのこと(2023年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

全部が最悪に絡みあって、死が選ばれてしまったなあ。

彼女の人生が好転しそうになると、母や多々羅といった周りが崩壊していく。

河合さんは本当に何にでもなれるのが恐ろしいね

どこでどうすれば彼女を救
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クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

3.3

ハマれんな〜

視覚的には結構おもしろかったけどな〜
目的もゴールもいまいちピンとこない

僕の好きな女の子(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

こんなの好きになっちゃうじゃん
かわいそうだよと思ったら、はぁ〜なるほどね〜。

ひとりで〜のセリフがでてラストシーン。又吉さんだな〜と全てが覆された