アネモネさんの映画レビュー・感想・評価

アネモネ

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1秒先の彼(2023年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

岡田将生さんはカッコいいのに残念なめんどくさい男がよく似合うなぁ

損している時間が貯まってもらえる特別な1日
ほのぼのファンタジー

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.2

母と娘

あの時選ばなかった方の世界で得るものはあったはずだけど、今いる場所が私の居場所

何か考えると迷子になりそうだから、流れに任せて観れば楽しめる
娘の格好がいちいちかわいい

ロストケア(2023年製作の映画)

3.7

他人事ではない
年老いた親を持ち、その後年老いてしまう我が身を思うといたたまれない

私はどうして欲しいのだろう

彼は、隙間に落ちてしまう悲しみで超えてしまった

柄本明さんの破壊力に釘付けになった
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.6

戦後の世界にゴジラ襲来

ゴジラは小顔だが怖い
得体の知れないものは攻撃される
自分たちを守るためだ

戦争を美化するような発言に嫌悪感があったけど、本来の戦時中の国民の姿なのかもしれないな

レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

冒頭ワイワイと下世話な会話
かっこよく仕事に出かけたので、一流の窃盗団かと思いきや、次のシーンでは撃たれて逃げ帰っている
彼らは罠にはめられた
裏切り者は誰だ

拷問シーンは陽気な音楽とダンスで痛怖い
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ゆとりですがなにか インターナショナル(2023年製作の映画)

3.8

落ち込んでた気分が晴れるほどニヤニヤした
くだらない日常にわいわいしながら刺さる言葉が散りばめられていて、心地よい

母たちはみんな茜ちゃんなのだな

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

必死に生きているだけなのに幸せになれない

母性の芽生えた性同一性障害のナギサ、母親から放置されていたイッカ
バレリーナを目指すイッカのために生き始めたナギサに突きつけられた現実

ラストシーンの外国
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マチルダ・ザ・ミュージカル(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

子供たちが歌って踊るシーンは見応えあった
清涼飲料水のCMみたいでエネルギッシュ

マチルダの創作物語だと思っていたものは、担任教諭の本当の物語

悪者は去っていく
めでたしめでたし

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.6

何も悪いことしていないのに殺された被害者たちの恐怖と無念を考えてしまう
信用していたから絶望しただろう

死刑執行まで榛村は人の心を弄び支配する
雅也だけに手紙を出したわけでもなく、雅也が釣られただけ
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さかなのこ(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

最初に「男とか女とか関係ない」と断言してもらったおかげですんなり物語に入れた

好きなものに一途に向かっている人は周囲がその力に引っ張られていくんだなぁ
総長も先生も同級生もミー坊を認めている

好き
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.8

怨霊として縛りつけたのは強い想いがあったから
それは執念ではなく純愛

言霊って強い

前科者(2022年製作の映画)

3.3

WOWOWのドラマシリーズを見てからの鑑賞

保護司という仕事が無償であることに驚いた
仮出所の前科者に寄り添い、犯罪をなくしたいという強い思いで向き合っている

後藤兄弟の生い立ちに寄り添う大人がい
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新聞記者(2019年製作の映画)

3.7

自分を信じて疑う

ネットニュースだけではなく、活字の記事も真実ではないかもしれない
何かを守るために目を逸らされてるかもしれない
ただ、真実を暴くことは怖いこと
正しいことをするのは難しい

松坂桃
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目の見えない白鳥さん、アートを見にいく(2022年製作の映画)

4.0

全盲の白鳥健二さんが美術鑑賞を通して人とコミュニケーションするドキュメンタリー

白鳥さんの人間味が伝ってきて面白い
絵について説明することで、見方が変化する

私はちゃんと見えているのだろうかと考え
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

大金を持っている盲目の老人宅に強盗に入る若者3人組
誤算は家主の爺さんは屈強な元軍人だった

暗闇で逃げ回る若者たち
爺さん武装して強すぎだけど、盗む奴が悪いと思って見てたが、途中から「ん?」となる
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.4

70年代アメリカ
年の差男女の恋人未満なお話

15歳なの?
15歳なんだよね?
ずっと考えて見ていた
何故か2人とも仕事運は良さそうだった

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

子供の頃見ていた記憶の中の仮面ライダーが洗練されていた
かっこよい

殴ったら血飛沫が出る
これはテレビシリーズでもやった方が教育になるのではないかと思った

ドキュメンタリーを見てしまったので、現場
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十三人の刺客(2010年製作の映画)

3.8

サイコパスであろう将軍の弟を老中にさせないために集まった刺客たち
力を持つ者が愚かだと世の平安が乱れてしまうよ
多勢に13人で立ち向かうのは、策はあれど血だらけ泥だらけ
命がけで長い長い殺陣シーンだっ
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地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

みんな吹っ切れている

ヤクザの組同士の抗争と映画の撮影
現実と非現実が混ざり合う

刃物の切れ味が良すぎて、血が水滴で飛びまくるので、血だらけなのにグロテスクではない
でも、まともな人はいない

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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.5

フランス映画みたいだなぁ

独特の空気感が終始漂わせている静かな映画
観ていて居心地は悪くなかった
不思議な作品

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.8

level2なので狂気多め
信念も度を越すと狂人で血だらけなのね

3年のうちで日岡が背負うものが重かったのだなと思うしかない変貌ぶり
やはり一度入ったら前に進むしかない

ヤクザの話だけど、警察も隠
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.0

広島のヤクザと警察のお話

一方からだけ見たら暴力
でも、正義とは個々にあるものだ
悪いひとに見える良いひと
警察官の格好してても悪いひと

広島大学卒のエリート刑事が破天荒な先輩に振り回されながら、
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ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

日本に限らず、戦下は異常な世界なのだな
各々の正義はあって、最後まで信仰する人もいる

敗戦を前にヒットラーはもっと孤独に死んだと思っていたけど、崇拝されてたことに驚く
次々と人が死んでいく
親はナチ
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ノイズ(2022年製作の映画)

3.0

閉鎖的な世界、島の独特の団結感
異物が紛れ込んで狂い始めてしまう

首を絞められながらブレーキ踏んだんだ…と違和感を覚えながら見始める
コメディ的に死体が増えていく

島を守るが合言葉
重ねる嘘、つけ
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

母の死で歌えなくなったすずがUの仮想世界で歌姫になる
孤独な竜と出会い、美女と野獣
竜を助けようとすることで、すずは周囲の支えもあり歌えるようになる

静かに周囲に見守られてるすず
誰も助けてくれない
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EUREKA ユリイカ(2000年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

3時間を超えるセピアカラーのロードムービー。
覚悟を決めて再生してみた。
バスジャックのシーンで驚いたまま一気に引き込まれた。

閉じこもってしまった兄妹との静かなシーンでもずっと見ていて不安になるの
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ターミナル(2004年製作の映画)

3.8

アメリカに到着しているのに、入国できず祖国にも帰れず、空港で暮らすことになる
言葉も通じないおじさんの前向きにあきらめない姿に、いつしか空港で働く従業員と交流が生まれる
人の優しさを感じられる作品

アイ・アム まきもと(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

市役所のおみおくり係の牧本さん
孤独死してしまった人々を事務的に流さず、一人一人受け止めて、なるべく無縁仏にならぬように身内に連絡をし、その人の人生に寄り添おうとする

ほんわかと観ていると、急にせつ
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シド・アンド・ナンシー(1986年製作の映画)

3.2

破天荒な2人の世界
ドラッグ漬けになり、愛し合い、罵り合い、共存していた
恋人であり親友

ドラッグやってもいいこと何もないと教材になるのでは?と思うくらいにボロボロに堕ちる2人を描いていた

娼年(2018年製作の映画)

3.0

松坂桃李がとにかく頑張っていた
濡れ場も体当たりだったが、澱んだ目からの成長した表情などすごいなぁと思う

もう少しお客たちの日常と欲望が描かれてたらよかったなぁ

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

宇宙からのシーンで地球の青さがきれいなんだと再認識した
ウルトラマンよ、愚かな人間に興味を持ってくれてありがとう

あと、ゾーフィよ、じっと見てるのは怖いよ

映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)

3.6

映像がとてもきれい
お話も絵本ぽい
最後にプペルの窪田くんのもう一度聞きたかったなぁ

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

貧困と差別の中、ひっそりと生きていたはずなのに、少しずつ堕ちていく
現実と妄想
でも、無差別殺人ではないからか、
残酷な殺人犯だけど、嫌いになれない
せつない

不能犯(2018年製作の映画)

2.8

電話ボックスに殺人依頼をすると、黒スーツ男が殺してくれる
洗脳して幻覚を見せて、思い込みで死に至る

だが、依頼した人も不幸になる
「笑ゥせぇるすまん」を思い出した
どーん!

恨み嫉みは不幸しか生ま
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ゾッキ(2021年製作の映画)

3.0

3人の監督のオムニバス映画
別々だけど繋がっている点もあって、劇的なことはなくても飽きない不思議な作品

バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画をつくったら~(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

テレビシリーズが好きで見ていました
映画だからといって変わらぬスタイルに好感持てます


大杉漣さんの写真に不在の大きさをずーんと感じました

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