特に面白くはなかった。観光販促フィルムであり、テレビショーだと思う。
文革以降の歴史は背景に追いやられたまま、個人の悲喜劇として描かれるのは中国映画あるあるな気もするけれど。それでも、あらゆるストーリーに潜むグロテスクさに心を弄り回された。
ドラマ要素がやや強すぎるものの、非常に意味のあるテーマを扱っている。
このレビューはネタバレを含みます
最高。家族か恋人かという硬直した対立を鮮やかに切り抜けるラストが見事。ハリウッドでこれだけの多様な「中国語」と「英語」が話されたことも素直に嬉しかった。
規範への疲労がポップに描かれた作品。このテーマであの力の抜き具合はすごく良いバランスだと思う。
ネタバレ厳禁と聞いていたけど、その部分はあんまり重要じゃない気がする。コメディとして普通に笑えて面白かった。
個別の人に焦点を当てていて、権力が如何に個個人の振るまいから立ち上がってくるのかということ、その恐ろしさと理不尽さがとてもよく描けていると思う。
ただその反面で歴史事件を扱うという意味では、一般論に寄>>続きを読む
合理的じゃない生き方をすることについて。それが悪いわけじゃ決してないのに、どこか辛くてもの悲しい。