Sydneysiderさんの映画レビュー・感想・評価

Sydneysider

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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

4.5

ホラーが怖くて見れないボクだけど、この作品は友人が制作や出演で関わってるから、勇気を出して観てみた。

日本だとコックリさんに近い感じのお話だけど、
家族の話とか、SNS世代の友人関係の要素とかも取り
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スノータウン(2011年製作の映画)

4.5

配信され始めたので、DVDに続き再度鑑賞。
英語字幕があることも助かるが、何より配信の方が音がクリアになって会話がわかりやすくなった気がする。

実話を元にした映画だけど、残虐な場面多い…。
全体的に
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15歳のダイアリー(2004年製作の映画)

-

前回のDVD鑑賞では、プリントも音も家で見るのはもひとつだなぁ、と感じてたので、今回観た35mmのフィルム上映は最高の環境でした。

なんといっても、色遣いが感情の変化を表す、映像作品の妙味であると再
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その道の向こうに(2022年製作の映画)

4.2

A24、原点回帰への挑戦、って感じかな。
しかも若手女性監督というのもいいね。

どうしてもSilver Lining Play Bookを連想させる設定で、あのジェニファーが戻ってきた感あり。(プロ
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ドライビング Miss デイジー(1989年製作の映画)

4.5

30年も前の作品とは思えないほど、今見るべき映画。

字が読めないシーンでのデイジーの戸惑いと優しさが心に染みる。
驚いたそぶりはほぼ見せず、やればできるのに、なぜやらない!?という叱咤激励に変えるツ
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アラビアンナイト 三千年の願い(2022年製作の映画)

4.3

ジョージ師匠の映画としては低予算扱いだけど、製作費60億円。(DP ジョン・シール談)

こういうファンタジー苦手なのは、やっぱり子供の頃そういうのは見慣れてなかったからだろうか。食わず嫌いだったけど
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.0

コメディとしてオモロかった。120分はちと長いかな。

全体的に建て付けも色合いも80-90年代的。
ボクら世代にはぴったりだけど、やっぱり、既視感に引っ張られる。

新幹線使うとこうなるのも仕方ない
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レミニセンス(2021年製作の映画)

3.7

機内にて視聴。

SFあまり見ないから、設定自体が新鮮に感じた上に、懐古主義的な意匠のSF好きなボクにはとても面白かった。(リンチのデューン好きですから)
ローテクなストーリーも好みなんだよなぁ。
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KANO 1931海の向こうの甲子園(2014年製作の映画)

4.0

「勝ちたいと思うな、負けないことを考えろ」、「負けを恐れるな、勝つ方法を考えろ」

近藤監督が師匠から教えられた言葉を、ちょっと違った形で覚えていたのかもしれない、とすれ違いを匂わせつつ、
師匠はなん
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ステージ・マザー(2020年製作の映画)

4.6

大好きなジャッキー!!!

これくらいの小気味良いテンポじゃないと泣いちゃうよ。
キャラの深掘りも欲を言えば欲しいけど、
全部見せない分、静かに見せる分、絶妙な隙間を残して、ラストシーン。

ドラァグ
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

2.9

あまり好きな脚本じゃないなぁ…。
多様性の表現のための中国的表現がちょっと無理矢理っぽくも感じて、出自に関係なく誰もが痛感する主人公の普遍的な悩みやその克服、というところまで落とし込めてない気がする。
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SKIN/スキン(2019年製作の映画)

4.0

ようやく長編視聴完了。
やはり短編のインパクトは越えられない。

インパクトや暴力に頼り切らず作品のメッセージをまとめる手腕は凄い。
米国南部の田舎だとこんな風にのんびりしたペースで毎日が過ぎていくん
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SKIN 短編(2018年製作の映画)

5.0

長編の方を見終わって、やはり短編の方が素晴らしい。

さまざまな立ち位置から意見を交わせ得る作品。こんな短編なかなかない。アカデミー受賞も納得。

ラストは衝撃的絶望に中にも、小さな希望が見出せた。

ケイト(2021年製作の映画)

3.6

のっけから87節アクション炸裂!
アクション映画としてのペースはすごくいいんだけど、キャラに深みを加味していくのが遅過ぎるのかな、なぜか想像が膨らまない。
ビール飲みながらのんびり見るには最高のおつま
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キャンディ(2006年製作の映画)

-

とてもオーストラリア映画らしい映画です。オージーも沿岸部以外に住んでる人は、こんな感じだよね、って。

ケイトショートランドの15歳のダイアリー然り、20世紀までのオーストラリアの内向性を上手く表現し
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