声を大にして人におすすめする程ではないけれど、じんわりと心に残る物語っていくつかある。本作もまさにそれ。
砂漠のなかでの居心地のいい孤独と、ちょっぴりおかしな人たちのクスッとくる交流。渇いた人生にちょ>>続きを読む
好きな映画監督がいること、好きな作品があること、映画そのものが好きなこと…それだけで人生ってこんなにも輝きを増すんだ~って久しぶりに実感した。
今年の冬もヘイトフルエイト観るし、5年後も観てるし、50>>続きを読む
笑いに振り切れていないし、愛にも振り切れていない。悪に振り切れてもいないし、希望にも振り切れていない。
悪く言えば曖昧な作品とも言えるのだけど、この憎めないどうしようもなく中途半端な奴らが妙に愛おし>>続きを読む
暮らしって、いとおしい。
闇を描いて戦争の恐ろしさを伝えるのではなく、光を描いていかにそれが恐ろしく愚かなものだったかを伝えてくれた。こういった映画で気持ちが沈まず、前を向けるのは初めて。
清潔感のある青白い空間の中で繰り広げられた秩序があった前作と比べ、今回は白黒映像の世界で無法地帯と化しているのが、堪らなくかっこいい。
目の前の相手を被検体として扱った博士に対して、こちらは虫ケラを踏>>続きを読む
学生時代からずっと観たかった作品!アイデアがズバ抜けて素晴らしいのに、それに頼りすぎていないその他のこだわりがしっかり存在していて凄く良かった。白基調のいやな清潔感、キラーとなる博士の土台設定、ラスト>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
例のろくろのシーンは、サムが幽霊の状態で起こる感動シーン(見えてはいないけれど一緒にいるよ的な)だと思っていたので、最後にもう一回ろくろ回すと思っていたから、そのままラスト迎えてえっ!?て声が出た。有>>続きを読む
もっと陽の光が降り注いだ希望にあふれた作品かと思っていたので、重く悲しいドキュメンタリータッチの雰囲気に心を少し抉られた。ラストの説明での一部の真実によりもっと抉られて、もろにダメージを喰らってしまっ>>続きを読む
全裸の日は、あの寝落ちしちゃう子目バキバキに開けて起きてるリアクションは必須だろ~!と突っ込みたい。
何だかバイオハザードを思い出した。
あの少女の存在とか、女性主人公が奮闘する場面とか、回想シーンのあのスローなモーションとか。終盤のロックな音楽が似合う雰囲気もそうだし。
キャビンみたいな感じかな~>>続きを読む