かたゆきさんの映画レビュー・感想・評価 - 34ページ目

かたゆき

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ピアッシング(2018年製作の映画)

2.0

男は、生まれたばかりの自らの子供にアイスピックを突き刺したい衝動に駆られていた。
女は、生きづらい世の中に絶望を感じると自らの太腿にハサミを突き刺すという自傷行為を止められずにいた。
内に潜むそんな抑
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ペンギンが教えてくれたこと(2020年製作の映画)

3.0

海外旅行中のタイで事故に遭い、下半身不随の障碍を負ってしまった母親とその家族の苦難の日々を実話を元に描いたヒューマン・ドラマ。
3人のかわいい盛りの子供たちにも恵まれ順風満帆の人生を送っていたのにいき
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

3.0

1920年代のアメリカ南部を舞台に、牧場主の兄弟とこの家に嫁ぐことになったとある未亡人、そして彼女の息子のそれぞれ複雑に絡み合う思惑を濃密に描いた心理サスペンス。
主演を務めるのは、人気俳優ベネディク
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プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵(2020年製作の映画)

3.5

1970年代、アパルトヘイトの嵐が吹き荒れていた時代の南アフリカ。
政府のそんな理不尽な人種隔離政策に反発し、非合法な活動を続けていたある二人の白人青年が逮捕される。
彼らの名は、ティム・ジェンキンと
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

2.0

1990年代に青春の日々を過ごしたとある少年の鬱屈した日常を描いたノスタルジック・ドラマ。
率直に言ってちっとも面白くなかったです、これ。
起伏も何もない凡庸なお話が最後までダラダラダラダラ。映像も終
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ドリームランド(2019年製作の映画)

3.0

ここは、荒涼とした大地が何処までも続く未墾の地、テキサス。
家族とともに貧しい生活を送る17歳の青年ユージンは、何処にでも居る平凡な男の子だ。
今は保安官の義父と暮らしているが、本当の父は彼がまだ幼い
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

2.0

監督が変わるとここまで違うかというくらい、さっぱり面白くなかったでしゅ。

ブラックバード 家族が家族であるうちに(2019年製作の映画)

4.0

アメリカ郊外ののどかな田舎町に建てられた一軒の豪華な邸宅。そこで暮らすのは、医者である夫と二人で暮らす初老の女性リリーだ。
ある日、そこに彼女の二人の娘、ジェニファーとアンナがそれぞれ夫とパートナーを
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ミナリ(2020年製作の映画)

3.0

1980年代のアメリカ南部を舞台に、移民としてこの地にやって来た韓国系アメリカ人とその家族の苦難の日々を淡々と見つめたヒューマン・ドラマ。
ほとんどのセリフが韓国語でありながらアカデミー作品賞にノミネ
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コロンバス(2017年製作の映画)

2.0

近代建築の宝庫として知られるアメリカの地方都市コロンバスを舞台に、建築に取りつかれたとある男女の微妙な関係を淡々と見つめた会話劇。
これが長編デビュー作となる監督は、日本の名匠小津安二郎からの影響を公
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

4.0

彼女の名は、黒田みつ子。今年で31歳になる、どこにでもいるような平凡なOLだ。
何年も恋人と呼べるような人はおらず、都内のワンルームマンションでずっと独り暮らし、唯一の楽しみは週末ごとに一人で焼き肉や
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永い言い訳(2016年製作の映画)

3.0

突然のバス事故により、同時に妻を失ってしまった二人の男。
ベストセラー作家として名の知れた衣笠幸夫は冷めきった夫婦関係から逃れるかのようにずるずると続けていた浮気の真っ最中に、一方のトラック運転手大宮
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ウィッシュ・ルーム(2019年製作の映画)

2.5

そこはどんな願いも叶う部屋――。
売れない画家の夫を支えながら、翻訳ライターとして働く妻ケイト。夢を求めて頑張ってはきたのだがそれでも夫婦の収入はずっと不安定で、今もぎりぎりの生活を強いられていた。少
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ストックホルム・ケース(2018年製作の映画)

3.0

1970年代、ストックホルムの大手銀行で起きた人質立てこもり事件。
銃と爆弾で武装した二人組の犯人は、銀行員の女性二人を人質にすると警察に無理難題を要求する。その様子は全国にテレビ中継され、当時の首相
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甘いお酒でうがい(2019年製作の映画)

3.5

これは私の日記、誰が読むわけでも自分で読み返すわけでもない、ただの日記――。
彼女の名は、川嶋佳子。お酒が大好きな40代の独身OL。取り立ててモテないわけではないのにタイミングが合わなかったのと自分自
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