おたにさんの映画レビュー・感想・評価

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SOMEWHERE(2010年製作の映画)

3.7

エルファニングの透明感が限界突破してる。彼女が父親と楽しそうにしているだけでこの映画の存在意義がある。
おしゃれなカットも多く映像は素敵。

主人公ジョニーが常に虚無。原因がなにかは分からないけど、明
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おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

4.7

子供なんか育てたことないのに、花に感情移入しっぱなしの2時間でした。

子供を育てる難しさ。
実際にも何をしでかすか分からない子供たちの子育ては本当に難しいのだろうけど、オオカミになってしまうギミック
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人生はビギナーズ(2010年製作の映画)

3.8

正直あまり理解できなかった。
父親がゲイであり癌で闘病していることがオリヴァー自身の恋愛にどう影響しているのか。「愛に貪欲」であるということ??
自分にもう少し向き合おうとは思わせてくれた。

上質な
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.3

大人への階段。「思春期」を感じた。

新しくかつ危険なことに足を踏み入れ不器用ながらも体験していく過程、そして田舎の不良や認められる自分がカッコいいと思ってしまう痛さが思春期。
汚い言葉もスケボもパー
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サマーウォーズ(2009年製作の映画)

4.1

本当に2009年のアニメ!?
映像もテーマも最先端。ネットリテラシーの教科書のような映画。原点。

大家族の賑やかさに懐かしさを感じる。毎年年末年始に両親の実家で大勢で集まっていた小学生時代を思い出し
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.5

A24らしい、白人×アジア人のある意味複雑な関係性を捉えた斬新なラブストーリー。
明確な形で表せない人同士の隔たりや繋がりを、NYと韓国という物理的な距離、国籍で表現するのは賛否はありそうだが秀逸。
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時をかける少女(2006年製作の映画)

3.6

青春×タイムリープ。
高校生っていいなあ。

何気ない会話と作品のクレジットを交互に映すオープニングめちゃ好き。

ルーム(2015年製作の映画)

4.6

普通の人間は物心つく前に「世界」を理解してしまう。ただでさえ好奇心旺盛な子供が、素直な感情を言葉で吐露しながら世界を知っていく過程が感動。
5年間母親としか話していない中外の世界に放り投げ出された上ミ
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シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

3.8

ララランドのデイミアンチャゼル監督が影響を受けたらしい本作。
話の捻りはないが、ただただ切ない。
それぞれの人生。それぞれの幸せ。
それにしても手紙出せなかったんかな。

街並みや建物がカラフルでめち
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

4.0

ぶっ飛んでて最高。
監督はヴィーガンに特別恨みでもあるのか、、、?

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.4

良くも悪くもA24。
伏線が伏線のままなかなか何も明かされない。とにかくセリフが少なくゆったりじわじわと過ぎていく。
アダかわいいーて思ってたらラストで吹いた

わたしを離さないで(2010年製作の映画)

4.3

暗い。重い。悲しい。

ドナーとして必要とされているからこんな制度があるのだろうけど、倫理には正面から完璧に反してる。
「生を理解する」を大義名分に色んなお遊戯が用意されるけど、結局は人間誰もが理解し
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オデッセイ(2015年製作の映画)

4.1

博識ってかっこいい。
生命力は知識でカバーする。
マットデイモンの頭の良さと力強さを全面に受け止める映画。

普通火星に一人ぼっちで血流して倒れてたら人生諦める。
イモ栽培し始めたの面白かった。水って
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.5

世界を破壊しかねない兵器の製作という規模の大きさと、精神的に不安定なオッペンハイマーの感情の繊細さを見せつけられる。

量子力学の可能性が囁かれ始めた時代背景と数々の天才物理学者たちの存在とが相まって
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マトリックス(1999年製作の映画)

4.1

かなり斬新な世界観。ストーリーは難解。

仮想現実でしか実現し得ないような派手なアクションや敵の不気味さ。冒頭の夢が現実か分からない演出が凄かった。
「マトリックス」を理解し始めてから、急激に面白い。
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.8

母の強さ。子の強さ。
「自分の子供」すら愛せない人がたくさんいる中で、「1人の人間」としての子供に愛情を貫く母親。
愛情は周りに目に見える形で影響を与えていくのだと思った。

オダギリジョーも松坂桃李
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

4.0

キアヌを怒らせちゃダメだよーって映画。
ただただ復讐。殺す。銃で。分かりやすくて頭空っぽにして観れる。
ウィレムデフォー、モーガンフリーマンレベルでどの映画にもおるやん。

スピード(1994年製作の映画)

4.4

なんも考えず観れる。
イケイケ警察官キアヌリーブスとバスぶっ飛ばすサンドラブロックが最高。
次々現れるハプニングを次々解決していくスピード感!!常に時間に迫られてる感覚がハラハラでたまらん。

クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

3.7

セリフがほとんどないから洗濯物干しながら観れた。
子供たちが大活躍でよい。

複製された男(2013年製作の映画)

3.9

「ザ・A24」な映画。
2人のギレンホールの性格が対照的なのだけど、ふいに逆転する瞬間があって面白い。各奥さんはド綺麗に尽きる。
セリフが最小限に抑えられ、間の余白を使った緊張感がすごい。
ラストは.
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

4.1

3時間、欲望に溺れる映画。
話の展開といいカメラワークといい、疾走しててとにかく面白かった。
三大欲求に「金欲」を追加してほしい。

営業はやはり「口」だと思い知らされる。現実味のある、データのあるよ
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きっと、星のせいじゃない。(2014年製作の映画)

4.3

辛さを共有できる人は心強い。
それでも明るく、お互いを励まし合う関係性に涙。
両親の愛情と小説家のひねくれ具合もありきたりだけど、そこがいい。

会話おしゃれだなあと思ってたら500日のサマーの脚本陣
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

4.2

将来の恋愛、結婚への不安はこの映画1本が全て説明してくれている。
浮気や不倫を許す許さない以前に、「当事者たち」が幸せかどうか。幸せでなくとも開き直って耐えれるか。
本質と現実は同じとは限らない。「普
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ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

4.0

隙のない脚本。
3人の女性それぞれに濃密なストーリーがあって、どれも面白い。アル中だったり不倫相手だったりして同情とまではいかないけど。
そして、ここまでのクソ男は実世界にいるのか。呑気に映画観てる自
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ネズミ捕りの男(2023年製作の映画)

3.8

ウェスアンダーソンのこの手の短編映画に慣れたのか、一番好きだった。
ただ、「一番面白かった」わけでも、「一番理解できた」わけでもない。

人生をかけてウェスアンダーソンを理解したい。

ミニオンズ(2015年製作の映画)

3.8

ロック好きにはたまらん。
イングランド好きにはたまらん。
ミニオンかわいい。

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

4.4

「笑い」と「狂気」は紙一重。
なによりも、パプキンに悪気が1ミリも見えないのがなかなか怖い。でも本気で自分が面白いと信じる真っ直ぐな自信は尊敬する。
経緯を見ると完璧な社会不適合者でも実力でヒーローに
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.5

不快の3時間耐久映画。
一周回ってなにも感じなかった。
何食って生きてたらこんな頭おかしい映画を作れるんだろう。
ホアキンフェニックスの演技がすごい。

どうしてもヘレディタリー、ミッドサマーと比べて
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グレムリン(1984年製作の映画)

3.7

グレムリンきもい。
ギズモかわいい。
飼いたい。
餌はやらない。

かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.4

ご飯美味しそう。
フィンランド人かわいい。
豚身昼斗念おもろい。

ファースト・マン(2018年製作の映画)

4.0

多くは語らない映画。
ほぼ史実に基づいていて、リアル主義の自分にとっては嬉しい。月面上での音声も実際の音声らしくて最高。
物語としてではなく、一人の男の夢や葛藤、家族との関係に焦点を当てて観るべき。
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オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

4.1

何回も死にまくるのが面白い。
戦闘シーンの迫力はもちろん、敵の能力と異常な強さが限界突破しててアクション映画として最高。
タイムループものの、直後に起こる出来事とか個人情報とかを淡々と喋って周りがなん
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(1963年製作の映画)

4.4

映像の迫力。音の迫力。
ただただシンプルにどうやって撮影したんだろう。当時の技術でここまでの臨場感は本当にすごい。
細かい人物設定や間の小ネタも個人的には面白かった。
血真っ赤すぎて痛々しいのも印象的
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白鳥(2023年製作の映画)

3.3

うーんもう一回観たい
結局何を伝えたかったのか

(2023年製作の映画)

3.4

ウェスアンダーソンワールド。
...セリフ長!

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