かずのこさんの映画レビュー・感想・評価

かずのこ

かずのこ

映画(34)
ドラマ(3)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.8

こうなることはわかってたのだけど、観てしまった。インテリアや衣装、風景はとても良い。よって雰囲気も良い。けれど何かがもひとつ足らない感じがぬぐえなかった。一言でいうと、「甘えんな!」ってことなのかなぁ>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.3

観た後もずっと心に残る映画。役所広司がベストの演技、というか新しい境地に達したかのような演技だった。ひとそれぞれの人生がある、という当たり前のことを思いださせてくれて、いま、ここを生きる、という人間存>>続きを読む

アンダーカレント(2023年製作の映画)

4.1

元々瑛太ファンというのもあるけれど、瑛太が最良の演技を見せてくれた。しかももっとも瑛太らしい役で。特に後半は登場場面のいでたちからしびれました。怪物より素敵でした。井浦新の役名が、堀さんで、怪物の瑛太>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

4.8

没入感が半端なかった。もともと坂元裕二と永山瑛太が大好きなので楽しみにしていたが、ここまで持っていかれるとは思ってもみなかった。もちろん安藤サクラや他の脇役陣への期待も高かったのだが、唯一是枝監督の社>>続きを読む

仕掛人・藤枝梅安2(2023年製作の映画)

4.2

GW最終日、滑り込みで鑑賞できました。行ってよかった!1も天海祐希との絡みか圧巻で、あれはこえられないかなと思っていたけと、超えてきた!できごとや人物というより、梅安の死生観が全体を覆って、こちらも深>>続きを読む

パリタクシー(2022年製作の映画)

3.8

92歳になっても16歳の時の思い出は宝なんだな。そして人生ってあっという間なんだな。しっかり毎日を生きようと思う。女優さんは品があった。あんな風に年をとりたい。そして来年はパリに行きたい!

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.0

原作未読、ジャズは人並みには知っている程度。音楽はいいのだろうと予想はしていたが、それ以上に大の性格、考え方、生き方に共感を覚えた。はっきりしてるし、常に前向きだし、何よりもまっすぐなところに痺れた。>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

4.0

インド人はすごい!インドの底知れない深さ、力を感じた。なんのかんのいわないで、ただ動く。そのちからは圧倒的だな。映画でお国のこと、その国民性のことをこんなにリスペクトしたのは初めて。われわれもがんばら>>続きを読む

別れる決心(2022年製作の映画)

3.1

よくわからなかった。男にも女にも感情移入できず。後味も良くない。まあ見ても見なくてもどっちでも良い。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.8

見たかった映画。ティモシーが若い。もっと生々しいかと思ってたけど、常識人たちばかりで男女の恋愛と同じ地平でみることができた。ジェンダーに抵抗感がなくなってる自分に驚く。風景、音楽、人物はキレイでここち>>続きを読む

仕掛人・藤枝梅安(2023年製作の映画)

4.1

トヨエツファンですが、発表されたときはどうかな?と心配していたのですが、杞憂でした。60代トヨエツの代表作、あたり役になりそうです。あんな衣装、誰が似合う?豊川悦司のガタイの良さが遺憾なく生かされてい>>続きを読む

窓辺にて(2022年製作の映画)

3.5

稲垣吾郎の演技が好きで見に行きました。肩に力入ってない感じはやっぱいい。ただ今泉監督の映画としては、かそけきの方が好み。中村ゆりはテレビで見慣れているせいか通俗性が払拭できず、役に同化できかなった。こ>>続きを読む

川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

3.8

松山ケンイチはいい役者さんですね。それからムロさんがベストの演技でした。音楽も良かった。本当はこんなささやかな生活を望んでいるひとは多いのではないかな。

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.9

主演ふたりの組合せに惹かれて鑑賞。ふたりともリアリティがあって、でもかわゆい感じでとてもよかった。ちょっと思い出すことを繰り返すのが人生なのかなとおもった。

偶然と想像(2021年製作の映画)

4.0

この監督とは生理的に合うという確信があり、年末の寒い朝見に行った。ちょっとエロいけど静かな沁みる映画。特に1本目は恋愛あるあるで、若い頃が懐かしかった。

やさしい女(1969年製作の映画)

4.3

ドミニクサンダがすべて。彼女をこの映画に起用したという1点に置いて、ブレッソンは評価されるべき監督。くすんたグリーンがかったグレーのコートが美しさを際立たせていた。脱帽!

かそけきサンカヨウ(2021年製作の映画)

4.0

女優、俳優、みんな良かった。今泉監督の好みというか、感性というか、わたしにはピッタリはまった。高校時代ってよかったんだなぁと今さらじーんときてる。ちょっと帰りたくなった。

Summer of 85(2020年製作の映画)

3.6

雰囲気は悪くなかったけど、ダヴィド役の俳優がどうしても好きになれなくて、入り込むことができなかった。セイリングは最高!

まほろ駅前多田便利軒(2011年製作の映画)

3.8

瑛太ファンにはたまらん。松田龍平との組み合わせ最高です。続々編してほしい。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

全編、村上春樹ワールド。空気感が本当に村上春樹だった。といって、ハルキストではないのだが。濱口監督はこれからも追いかけようと思う。さすが蓮實先生が推奨していただけの監督だわ。岡田将生はすごかった。つぎ>>続きを読む

そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

3.8

池脇千鶴、いい女優になったなあ。存在感があるのに色っぽい。話は重かったけど、救いもあった。

窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

3.9

雰囲気がとても良い映画だった。もう少し短くても良い。女優が弱いのは仕方ないか?

また、あなたとブッククラブで(2018年製作の映画)

3.9

なんといってももダイアン・キートン!あいかわらず素晴らしいファッションセンス、自分を良く知るひとのファッションに目がうばわれました。内容はたわいないです。アンディ・ガルシアが苦手というのもありますが。

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

4.0

音楽がめちやいいです。spotifyで聴けます。ティモシーシャラメの弾き語り特にいいです。ムード満点!

朝が来る(2020年製作の映画)

4.1

前半と後半で場が転換したが、つながっていた。井浦新の繊細な演技が、全体を包んでいた。

追想(1956年製作の映画)

3.7

バーグマンとヘレンヘイズの応酬は噂には聞いていたが、予想以上でした。流れるの山田五十鈴と栗島すみ子を思い出した。もう今は、望むべくもないですが。

大停電の夜に(2005年製作の映画)

3.6

トヨエツ狙いで見ました。原田知世が今までで一番綺麗でした。田口トモロヲがなぜもてる?そこが弱かった。