このレビューはネタバレを含みます
原作は未見だけど、恋愛とも友情とも連帯ともちがう、ただ隣のデスクにいるだけという偶然の配置にあったふたり。あるきっかけで、少しだけこころの距離が近づく。互いが抱えてるものを少しだけ理解し合い、助け合う>>続きを読む
こころや身体のいちばん柔らかいところにそっと気づかせてくれる映画。
福間さんの声は音楽のように耳にひびく。ことばにやさしくなでられてるような。
3つの手話は雄弁に伝えてくれる。
たすけて、大丈夫、すき>>続きを読む
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嘘をついていること。言えないことは音楽室の管楽器を吹く。校長先生もそれは同じだ。
怪物がどこかにいる。
と先入観で見るとき怪物はそこにいる。
紐解いてみるとどこにもいない。
子どもの切実さで世界を>>続きを読む
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ほこりが積もった大きなテーブルでおばあちゃんとマルセルがスケートを楽しむシーンがうつくしかった。
日々の暮らしの工夫や、窓からさす木漏れ日、庭の自然、おばあちゃんの言葉、虫たちとの共生、がさつにやっ>>続きを読む
何回目だろう。
上映されてたら何度でも観たい作品。映画という名の幽体離脱体験。
スクリーンの画面と自分のふたつの眼が同一になった感覚。
冬の木々を美しく感じるようになりその風景を毎年眺めるたのしみを>>続きを読む