ケイティさんの映画レビュー・感想・評価

ケイティ

ケイティ

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

個人的な感想だが、私は世界の不条理さ、世界におけるエコシステムの再認識、我々が選択した現実世界への責任、新世界設立の難しさという四つのメッセージを受け取った。

映画を見て青サギやペリカンを見た瞬間、
>>続きを読む

ハミルトン(2020年製作の映画)

5.0

演技、曲、ストーリー、配役どれをとっても楽しめた。圧巻。久しぶりに時間と我を忘れて楽しめた作品。

イライザがただただ素晴らしい人である。
この作品が作られ、人気が出るアメリカは、さすが歴史や政治への
>>続きを読む

映画 聲の形(2016年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

後半にかけてハートフルな話になったが、前半のやりとりが見ていてきつい。

人間が未熟な中で行われるコミュニケーションの脆さを改めて感じさせられる。思えば小学校の時は何気なくやっていたことでも、大いに人
>>続きを読む

レミニセンス(2021年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

2023年初映画!総じて惜しい作品。
荒廃した世紀末的な世界観と、記憶に侵入するという設定は面白い。が、興味深い設定の反面、ストーリーが単調で『そうかー』で終わってしまった。

しかし、これをそうかー
>>続きを読む

アバター:ジェームズ・キャメロン3Dリマスター(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

いつか見ようと思い早数年。映画館での再上映を待ち侘びていたところにこの話、今まで何故見なかったのかというくらい、圧巻、ベストオブムービーでした。

まず映像美、これを否定する人類はほぼ0ではないだろう
>>続きを読む

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

大切なものが何であるべきか、その優先度を改めて考えさせられるお話だと思う。

劇中では、各々の価値に従ってストーリーが動いていく。愛、利益、矜持、承認。ただそのどれもがうまくはまらなかった結果、悲劇に
>>続きを読む

マトリックス(1999年製作の映画)

4.6

SF金字塔といわれるだけのことがあって、世界観が圧倒的。
この作品が1999年に生まれていること自体、AI然り人間の可能性を感じさせる。

"マトリックス"、我々が現実と思っている世界は、脳から発され
>>続きを読む

劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.5

アニメ映画史に残る大作。

そもそもアニメのクオリティが段違いでしたからね。五条も1.5倍増しくらいでかっこよくなってた気が!!

中身はといえば、これまた碇シンジこと、乙骨憂太の純愛物語を主軸に爽快
>>続きを読む

ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

音楽最高。ここ最近はずっと脳内再生されています。
Sincerely Meの曲が流れる部分を見てると、コナーとの楽しい日常も見てみたかったな~と。。。(もはや、話成り立たなくなりますが笑)

肝心の話
>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

各名称が耳馴染みのない言葉というだけで、物語は至ってシンプル。
(事前に予習していかないと確かに混乱するかも笑)

物語は全体的にプロローグ的ポジですが、手に汗握るシーンも多く、比較的展開は早めかな
>>続きを読む

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

仮想空間の絵がとにかく綺麗。
楽曲もいい。話のテーマもネットとリアルをうまく織り混ぜていて、共感できる部分が多かった。

父親像の存在の歪さは気になるところであったが、多感な年頃の女の子や周りの高校生
>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.5

シャーリーとトニーを巡る、実話をもとにしたお話し。

黒人差別が主題になっており、トニーの考え方が徐々に変わり、最初は全く噛み合ってなかった二人の波長が徐々に合っていく場面場面に心動かされる。

心を
>>続きを読む

プラットフォーム(2019年製作の映画)

1.5

設定は面白いけど、ドラマで何シーズンか深掘りしてしっかり終わらせるべき話のような気もする。とはいっても、間延びしそうな作品ではあるが。。。

クルエラ(2021年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

ファッションに興味がない人でも湧くくらいアーティスティックな作品。
かと思えば、美しいだけではなくて、クルエラの生い立ちから、クルエラが誕生するまでのダークな一面も描きつつ、随所に挟むアクションや、音
>>続きを読む

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.5

映画館で見たかったと思う圧巻のビジュアルと世界観。
人生ジャズってこ!ってなりますね。

泣きたい私は猫をかぶる(2020年製作の映画)

3.5

主人公が可愛い
常滑に行ったことがあるから、なおのこと没入できた笑

キセキ あの日のソビト(2017年製作の映画)

3.5

兄弟、信頼できる仲間の大切さ。
やりたいことをあえて捨てる必要はない。
可能性を感じさせてくれる。

パッセンジャー(2016年製作の映画)

3.8

スペースロマンス。
よくありがちなストーリーラインではあるものの、とにかく描写が美しく世界に引き込まれる。