ジョーダン・ピールとスパイク・リーが監督・脚本な時点で、メッセージ性、政治性が強めの映画だということは自明だったが、時にシリアスに、時にコミカルに、時にドラマチックに展開するストーリーは、エンターテイ>>続きを読む
2種類の砂糖水をめぐる歴史的広告戦争。
ちなみに僕はドクペ派。
劇場内は家族連れ、カップル、お一人様などで埋め尽くされ、ほぼ満席。老いも若きも足を運びたくなるのがジブリ。
上映後、席を立つ人たちに紛れて感想を盗み聞きしたところ、感想や解釈が見事にバラバラ。
こ>>続きを読む
政治とかよく分からないけど、投票に行かなきゃと思った!
という類いの映画ではない。どちらかというと、「少し詳しい素人」向けのドキュメンタリー。
選挙事務所の熱気や応援演説、桃太郎作戦の臨場感などは>>続きを読む
銃殺された息子の両親と、加害者の少年の両親が、教会の個室で対面し、語り合う。
撮影はほぼこの一室のみで行われ、待ち合わせから解散までをリアルタイムで追うので、まるでそこにオブザーバーとして同席してい>>続きを読む
約10年前に、コロンバイン高校を訪ねたこととがある。映画のなかで卒業生が言うように「なにもない田舎の、恐ろしく平均的な学校」だった。
そんな「普通」の場所で、常軌を逸した射殺事件が起きたことが恐ろし>>続きを読む
こ、これは秀作。
アニメーションにしたことで、目を覆いたくなるような場面もなんとか観ることができる。
個人的に「絶望の中で希望を見出だす力」という意味で、「夜と霧」を思い出しました。
質の高いドキュメンタリーだった。
くしくも、安倍元首相がキーパーソンとして登場。
死によって功績がフォーカスされている今、改めて政治家としての功罪を確認できた。
斜陽の出版社で、廃刊の危機に瀕した編集者たちが、起死回生の一手を探る様をユーモラスに描いた話。コメディ映画であり、サスペンス映画であり、企業映画。観終えたあとは、ほっこりした。
原作は大泉洋を「当て>>続きを読む
ストーリーよりも「うわ、アメリカの記者も夜討ち朝駆けしてる」「安易にオフレコ飲むなよ....」など、主人公たちの取材手法に目がいってしまった。
一人っ子政策を推し進めた中国のその後を描いたドキュメンタリー。
人口爆発で国内の飢饉回避が待ったなしとなった当時の中国。打開策として推し進めた国家プロジェクトが生んだ歪みを、自身も一人っ子として生まれ>>続きを読む
出所者(前科者)の社会復帰の難しさ、生活保護制度の功罪、児童虐待、無戸籍の人々、知的障害者への差別意識、「逆境にもめげず頑張る人」が大好物なマスコミ
現代の日本が抱える課題が散りばめられていて、見ご>>続きを読む
日常のなかで感じる嫉妬、羨望、恨みといった「愚行」が交錯していく話。
終始重くテンポも悪いが、邦画らしいともいえる。この映画には「胸糞悪い」という感想が多いが、それは同族嫌悪のようなもので、ある意味共>>続きを読む
ジェイク・ギレンホールは、鬱っぽいキャラや狂気じみた人格がハマる俳優だと思う。
本作でも主人公の情緒不安定っぷりを遺憾なく演じていて、「さすがやなあ!」と膝を打ちながら鑑賞させていただいた。
途方もなく金持ちなアジア人たちの恋愛映画。(直訳感)
出てくる富豪が全員美男美女のエリートぞろいで、まぶしかった。
映画には全く関係ないが、実家では肉料理にいつもクレイジーソルトを使っていたことを>>続きを読む
めちゃよかった。陳腐な邦題で損してる。
第一次世界大戦の激戦区「西部戦線」で、英軍の信号兵が、独軍の猛攻に遭いながらも、ある重要な伝令を味方の部隊に伝えにいく道中を追った話。
全編ワンカットで、寄>>続きを読む
これは映画館で観たかった。映画公開時、Spotifyのチャートが軒並みクイーンで埋め尽くされるわけだ。
とても面白かったが、自分には少し話が美しすぎた。同じく英国バンドのオアシスのドキュメンタリー「>>続きを読む
良くも悪くも仏映画らしい作品だった。百合要素全開なので、苦手な人は避けた方がよいかも。
ここ最近「分かりやすい面白さ」に傾倒しつつあった中で、こういう静的なしっとりした映画は、いい口直しになった。>>続きを読む
当直明けの体に鞭打って、レイトショーで観に行った。160分の長丁場。寝落ち上等。
..だったが、そんな心配は無用だった。
冒頭からぐんぐん引き込まれ、あっという間に終了。
初回は、あまり細かく理解し>>続きを読む