嫌気性発酵さんの映画レビュー・感想・評価

嫌気性発酵

嫌気性発酵

映画(29)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.8

鑑賞後に解説を見た上でもう一度見るとようやく追いつけそうな複雑な映画 初鑑賞前にネタバレ無しの前提解説だけ見た方がいいかも
実験シーンは歓喜と少しの困惑に満ちているが日本人としてはどう見ればいいんだろ
>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.5

丁寧で綺麗な作品
毎日同じと捉えるか日々に美しさや喜びを感じとるか、とても人間的で素敵な時間だった
役所広司の演技をずっと見ていたくなるし、静かな作品だから一つ一つの所作や音がくっきりしていて不思議と
>>続きを読む

コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

4.0

素直な展開 風景や環境音が自然でとてもリラックスして見られる あたたかい大人でありたいなと思う 父ちゃんがんばれよ

キャロル(2015年製作の映画)

3.5

1950年代の街並みや空気感が美しい。タバコ吸わないけどタバコケース開ける動作したいからケースどけ欲しくなっちゃう映画🚬

正欲(2023年製作の映画)

3.4

癖なのか趣味なのか空気なのか分からないけど、自分を取り繕わず平和な心でいられる人を大切にしたいなと思わされた。

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

5.0

映画館で4回観た。立川シネマシティ、109プレミアム、音響が自慢の空間でBLUE GIANTを浴びられて幸せ。
特に2回目の立川、終演後に大きな拍手で包まれてSo Blueにいるかのようだった。
劇中
>>続きを読む

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

4.0

理不尽でも辛くてもいい人になりたいって語るギルバートがいいヤツすぎる。アーニーの誕生日にアーニーがギルバートに優しくビンタするの、おあいこだぜ、って感じがして沁みた

白鍵と黒鍵の間に(2023年製作の映画)

3.3

ラストで完全にライブハウスになって観客が音楽に夢中になるシーンがとってもよかった。皆で音を楽しんでる感じ。
終わり際の唐突な舞台テイストはちょっと置いていかれたけど、浮かれた銀座の街の雰囲気は終始新鮮
>>続きを読む

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.1

めちゃくちゃ面白いけど脳疲れるやつ
マニアさんは順当に怖いけどルミちゃん斜め上すぎた 最後の夏の空で一気に緩和された

ダンサー イン Paris(2022年製作の映画)

3.8

屋上でタバコ吸いながら見下ろすパリの街並みが美しくも寂しくもあり素敵だった
とりあえず行動してみるっていう原始的でエネルギッシュなことがとっても大切だなって思いました

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

考察見ないと全然ついていけないけど、映画館で宮崎駿監督作品が見られてとっても嬉しかった!

サマーウォーズ(2009年製作の映画)

3.5

初視聴が映画館
上田好きだし夏好きだしわちゃわちゃ感好きだから楽しかった!
あと細田作品繋がりで仲里依紗いるの好き

時をかける少女(2006年製作の映画)

5.0

初めて映画館で見られた!
何度でも観たいマジで好き!

怪物(2023年製作の映画)

3.5

激しいどんでん返しがある訳じゃないけどテンポよく逆算的に展開を追っていくのが小気味よかった。 自然の描写キレイで好き

アシスタント(2019年製作の映画)

3.5

激務上等、仕事至上主義の空間では正しさよりも感覚の麻痺した仕事人間こそが正義になるのだと思う。そうやって選別される業界はたしかにあるし、なくなることはないんだろうなあ。
やけに大きく感じていい不快感出
>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

4.0

ド派手!爆発!暴力!勧善懲悪!パワー!
って感じだった
とりあえず元気出る!

湯道(2023年製作の映画)

3.0

始発黄金湯で整って直ぐに湯道見てWBCメキシコ戦も勝ったからいい思い出しかない
生田斗真と橋本環奈がずっと美しかった

渇水(2023年製作の映画)

3.0

後味よさげだったけど個人的には最後まで乾き尽くした生田斗真の演技が見たかった 聞き覚えあるギターだなと思ったら向井秀徳で印象が完全に向井秀徳の映画になっちゃった

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.5

余白が多くて理解が難しかったけど解説を見て追いつけた。なりたい人間になれ、はソフィに対しては本心、自分に対してはなりたいけど無理だよな、って別々の思いがある気がした。
劇的な情動は湧かずしみじみ嗜む系
>>続きを読む

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.0

お酒飲むのは楽しいけど、シラフの自分で人生に酔えるくらい明るく楽しく生きていきたいなって思う映画でした

私、オルガ・ヘプナロヴァー(2016年製作の映画)

4.0

BGM無しの音楽は初めてだったけど目や表情に集中して鑑賞できたのはすごく新鮮だった。タバコを吸う度に毒を吐き出してるのか内側を腐らせてるのか。
最後布団をかけてあげるシーンは血の通った人間を感じたけど
>>続きを読む

余命10年(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

明け方のスキー場で別れるシーンもヤバいけど、小松菜奈がビデオ消せないシーンもとてもよい。

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.0

終盤にかけてテルコのブレなさがもはや狂気的
仲原の情動が生々しくて、報われそうな雰囲気だけど結局繰り返してしまいそうでそこもまた味かもしれない

さよなら、僕のマンハッタン(2017年製作の映画)

3.3

セリフが詩的でお気に入りのフレーズ探しが楽しい。ストーリーに加え褪せた街並みや音楽が厭世的な雰囲気だけど、温かさのあるまとめ方であまり嫌味を感じない後味でした。
見てよかった。

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.0

何者かになりたい、道をそれたことがイカしてると思うことはあるけれど、日常の幸せや繋がりこそが愛おしいと思わされる映画だなって感じました。
褪せた画風や街並みが90年代に連れて行ってくれる情緒的な世界観
>>続きを読む