KentaroTomitaさんの映画レビュー・感想・評価

KentaroTomita

KentaroTomita

家族ゲーム(1983年製作の映画)

3.5

わかりにくそうで実はわかりやすい。
あの食事シーンは何度見ても笑えそうだ。

イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

3.7

劇中のアプフェルシュトルーデル見たさに観た!素直に面白かった!
主要人物がほんとにいきなり死ぬから大丈夫?ってなる。クリストフヴァルツが作り出す緊張と弛緩の空気がすごい。主役はブラピではないと思う。

太陽は動かない(2020年製作の映画)

2.8

小説のストーリーが壮大過ぎて、2時間に収めた映画には流石に無理な展開が多過ぎる。残念。

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.4

当時の人々が黒人に対してどんな風に接していたかが観ているとよくわかる。それに二人の関係性がとても面白い。

何か一つのきっかけ次第で濃い時間を過ごし、お互いを知ることができるなら、人と人であるのだから
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.0

自分の子どもなんだから、どう育てようが親の自由、たしかにそうだ。他人が何を言おうが無意味だ。まともな親になりたい。

泣く子はいねぇが(2020年製作の映画)

3.5

男ってほんと馬鹿だな。
妻子と向き合うべきときに逃げ出した男の後悔の魂の叫び、「泣く子はいねぇが」

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.9

主人公が、主人公な気がしない。
真の主人公はニール。

二ツ星の料理人(2015年製作の映画)

2.5

100分は短過ぎる。もっと丁寧に描く部分あってもよかったと思う。端折りすぎ。
思い通りにいかなくて皿投げたり、作ったもの平気で捨てる姿には、映画といえど共感できんかった。完璧主義者で相当ストイックなの
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

3.4

嫌なことや気乗りしないこともとりあえずやってみようと思わせる。実際は知らんが、気持ちだけでもそう思わせてくれる。ジムキャリーの底なしの明るさ、ズーイーの可愛いさが爆発してるから。

セラヴィ!(2017年製作の映画)

4.0

自分が当事者なら知りたくないことだらけだし、従業員皆んな私情挟みすぎでドタバタ感がすごい。けど、人間臭くてフランスっぽさ全開な雰囲気が好きなんだな。振り回される新郎は真面目なんだけど、なかなかに変な奴>>続きを読む

天使のくれた時間(2000年製作の映画)

4.1

もしあのときそうしていたら、なんていくら考えてもキリがない。仮に変えることができたとして、それが自分の望む未来に繋がるかなんて誰にもわからないし、結局は過去の自分の行動なんて現実には変えることはできな>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.6

韓国社会の負の側面をじっとりと描くだけでなく、後半エンタメに昇華させるあたりのバランス感がこれだけの人に受け入れられ評価されたんだろうなってのが正直な感想。まあ楽しめたけど。

秋刀魚の味(1962年製作の映画)

3.8

現代とはあまりにも違いすぎるが、普遍的なことが感じられるはず。
味わい深い作品です。

人間の証明(1977年製作の映画)

3.1

戦後に翻弄された人生は、数十年経っても狂わされたままであった。
まさかニューオータニが出てくるとは思わなかった。

サウスポー(2015年製作の映画)

3.8

どん底に落ちても人は愛する者のためにもう一度立ち上がることができるのか。

すっぱいブドウ(2016年製作の映画)

3.7

もともと、映画で描かれたようなワイン業界の土壌がルディを生み出したのは必然と言える。
現実的に考えれば、ブルゴーニュに代表される生産者を侮辱し、テロワールを汚し、これからもどこかに大量に存在し続ける偽
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7番房の奇跡(2013年製作の映画)

2.5

設定は暗いはずなのに、コミカルな演技やテンションがその暗さを際立たせるどころか完全に消してしまっていたし、ありえないくらいのゆるゆるな刑務所で娘と会って結構楽しく過ごしてるから、最後やっぱりな瞬間がき>>続きを読む

あの頃、君を追いかけた(2011年製作の映画)

3.3

台湾感期待してたから、いまいち台湾感足りなくて残念だった。きらきらし過ぎてて、つい現実を考えてしまって、こんなのありえねーだろって。全然会わないし、好きだともまともに言わないし、それでよく後悔なくさっ>>続きを読む

復活の日(1980年製作の映画)

3.8

日本映画なのにそんな感じ全くない、スケールのデカさとウイルスが蔓延した終末日本には脱帽もの。

アメリ(2001年製作の映画)

3.7

アメリは、子どもの頃の世界は自分の中で回ってる的な感じを持ったまま成長してしまったようなとんでもないひとだけど、大人になって世界とのつながりを持った彼女は本当に幸せに見えた。同じ絵を描き続ける老人の描>>続きを読む

ブルゴーニュで会いましょう(2015年製作の映画)

3.2

ワイン評論家の評価で価値が決まってしまう黒い側面はさておき、クロドヴージョ城とかコルトンの丘の綺麗な葡萄畑が出てきて勉強になった。親父から息子に代わってたった一年でワインが良くなるなんて奇跡的な話だけ>>続きを読む

アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

3.6

今の自分にはとても共感はできなかった。
こんな冷めて、破綻した家族嫌だと思ったけど、狂っててみんな違う方向いた変な家族として観れば観れなくもない。よくよく考えてみるとけっこうおもしろい映画なのかもしれ
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

4.1

静かに静かに、しかし、多くを語らずとも熱く燃える主人公の真っ直ぐな眼差しが心に残る。前人未到を成し遂げるために、彼らが背負っていたものに想いを馳せた。

幸せのレシピ(2007年製作の映画)

3.7

「フランス料理のコツは、1にバター、2にバター、3にバター」
ゾーイとのコミュニケーションでイタリア人のいいところが良く出てて、バジルちぎって嗅いだり、どんなに手の込んだレストラン並の料理出されても食
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恋するシェフの最強レシピ(2017年製作の映画)

3.0

上海懐かし、チョウドンユイの可愛さ爆発。軽くておちゃらけてて楽に観れる料理系ムービーでした。

コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.0

事実は小説より奇なり、ではないが。映画がワクチン開発へ向かうほうに焦点が当てられているので、割と淡々と進んでいく。それに対し、現実は遥かに酷い事態になっている。ウィルスが感染していく様子は観ていてゾッ>>続きを読む

ひとつの太陽(2019年製作の映画)

4.6

誰にでも平等であるはずの太陽に照らし出された台湾の緑が切なく眩しい。台湾に行って感じたからわかるけど、この緑の感じは行った人にしかわからないね
昼と夜の対比だったり、人物の心情と映像がすごくマッチして
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国際市場で逢いましょう(2014年製作の映画)

4.0

再会の場面泣かずにはいられなかった。
今の子どもらにはわからない、わかってもらおうとも思わない。だからこんな悲しいことは経験したのは俺たちでよかった。そんな言葉が聞こえてくる釜山の景色だった。幾つにな
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.3

前半と後半で雰囲気ガラッと変わった。光州の事実が全く伝わってない事に対する憤りから彼らを見捨てることが出来ずに引き返す運ちゃんの決断が素晴らしい。この人がいなければ永遠に闇に葬られてしまっていたかもし>>続きを読む

オクジャ okja(2017年製作の映画)

3.0

今後ますます深刻になるであろう食糧問題。命のありがたさだとか、自分たちが普段食べているものの真実とかそんな掃いて捨てるほど語られてきた、野暮な映画かと思ったけどちと違った。

突然否応なく資本主義の世
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