正直なところあまり記憶に残らないような作品だった
もちろん賞賛されている作品なだけあって
ストーリーも芝居もとてもいい
だが何故か頭を素通りしていく、、
こんなふうに生きれれば良い
その一言に尽きる
自分の生活を自分で決めること
自分の楽しみを自分で決めること
この激動する現代において
ただ時の流れに身を任せるのも
また悪くないのかもしれない
このレビューはネタバレを含みます
新海誠さんの絵の綺麗さで殴ってくる感じが
とても好きだ
彼の作品によくある、
“誰かのために自分を犠牲にして頑張る”という展開は
個人的にとても心を震わせるものがある。
癖にささると言うべきかもしれ>>続きを読む
森見登美彦さんの小説を敬愛している身としてはまず
こんなファンタジーも描けるのかという驚きが頭を走った
普段のようなウィットに富んだ表現とはまた違い、僕が読んだことのある森見さんの世界とはまた違った温>>続きを読む
原作を読んでみて、想像していた
イメージしてた疾走感とは少し違ったが
とても好きだった
日常に紛れ込んでくる狂気と不気味の塩梅が気に入ってすごく刺さるものがあった
思った以上に微妙な感情が描写されていて
とても好みだった
無自覚の差別というものの存在がより鮮明になった
余白を残す話は好きなので
想像が膨らんでとても好みだった
何度も繰り返し見たくなる
画面に映るものの一つ一つが繊細で美しい作品
あんな体験をしてみたい
人を愛することを
再解釈できた気がしました
作品のクオリティは素晴らしいものであったがなんとなく観たかったものではなかった印象。
やはりアニメ版には勝らないかと思ってしまった。