めんたいこさんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

めんたいこ

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ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

4.0

柳楽優弥の静かな狂気。
菅田将暉の小物感。
小松菜奈のしたたかさ。

非常にいい演技でぐっと来ました。ただ、でんでんは何もしなくても「こいつがホントは一番やべぇやつなんだろ…?」って最後まで疑りの目で
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.0

新居の床を舐めるようなカメラワークとか、脇を固める俳優陣の演技力とか、迷惑電話の内容のチョイスとか、いいものは持ってる映画だと思う。

ただ、日本のホラー映画はそろそろ学ぶべきだ。
怪異そのものを画面
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喰女 クイメ(2014年製作の映画)

2.5

みんな低評価だけど、普通にこわいよ。日本的な湿度感のあるこわさ。
役者陣もいい演技してる。でもね。

これ、単純に四谷怪談がこわいんじゃね?

まあそれを抜きにしても市川海老蔵は下半身がゆるい男を熱演
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(2014年製作の映画)

2.0

人物の内面描写が圧倒的に稚拙。とくに森のシーンはすべてカットした方が断然良かったと思う。VFXも安すぎて入れる必要がまったくない。なんぼでも違う見せ方があるだろう。

第一、第二、第三被害者のシーンを
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フッテージ(2012年製作の映画)

1.0

ホラー映画、でっかい音でビビらせるシーンが3回あったらもうゼロ点。

殺人の告白(2012年製作の映画)

3.5

例の「22年目の告白 -私が殺人犯です-」の原作ですね。個人的に入江監督あんまり好きではないのでオリジナルの方を見ました。

伏線の貼り方、画作り、役者陣の熱演と良い要素はいっぱいだったんですけど、カ
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ラスト・エクソシズム(2010年製作の映画)

2.5

俳優さんは全体的にいい演技してたと思う。特に主演の少女ネルが良い。

ただ最後のどんでん返しは単純に面白くなかった。
「ああ、そういう感じなんすね」ってくらい。

POVの手持ちカメラが全編揺れっぱな
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ミュージアム(2016年製作の映画)

2.0

バカでも分かるように脚本いじったらつまらなくなったでござる。

ザ・ギフト(2015年製作の映画)

4.0

「映画を観た」って感じ。

大ドンデン返しがあるわけでもない。
キテレツなストーリーでもない。
どこかで聞いたような、どこかで見たような復讐劇。

けれど経験のある役者さんがしっかりとした脚本の元映画
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エグザム(2009年製作の映画)

3.5

NARUTO中忍試験です。

一本取られた!って感じにはなりませんが、普通におもしろかったです。
丁寧に作られた佳作という印象。

ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

4.0

楽しかった!「天才ハッカー」とか聞くとそれだけで萎えちゃうんだけど、この映画は上手い。非現実的なところもあるけど、オチをそこにフィーチャーするのねっていうのが爽快感ある。

伏線の回収も見事だし、丁寧
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コンプライアンス 服従の心理(2012年製作の映画)

1.0

映画的推進力ゼロの本作、ただただ「実際に起きた事件を元にしている」ということだけでなんとか興味を持続している感じ。

正直最後まで見るのがつらいほど。

ただ最後のシーンがなるほど人間ってこんなもんだ
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クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

2.0

リアリティの欠如によって「この物語は僕らの世界と地続きに確かにある」という感覚が得られなかった。

もったいないなー。という感じ。

イット・フォローズ(2014年製作の映画)

1.0

新しいタイプの恐怖!今年一番のこわさ!って評判だったから楽しみにしてみたんだけど、ウッソだろお前って言うほどつまんなかったです。

マジか…インターネットの評判ホントあてになんないなぁ…

要するに「
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ザ・マスター(2012年製作の映画)

3.0

役者魂に心震える。が、この映画からなにを得れるかというのは受け手によるだろう。少なくとも共感を求めるタイプの映画ではない。

マスター役のフィリップ・シーモア・ホフマンがこの映画の打ち上げで飲んだたっ
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ラスト・シフト/最期の夜勤(2014年製作の映画)

2.0

新しい恐怖表現があればよかったんだけど、「おおっ」と思うようなのはとくになく、モンスター(心霊)のデザインが良ければまた見どころになるんだけど、まあ微妙だよねという感じ。

オチも読めたし、なんだかな
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キャビン(2011年製作の映画)

3.5

ホラー映画の皮をかぶったコメディ映画。

ホラー、ソリッドシチュエーションスリラーの手法をメタ的に一歩引いた視点で描きつつも、盛り沢山な構成要素をテンポよく描くスピード感は良い。
あの館がああいう感じ
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.8

あっという間の118分。実にエキサイティング。

ジェイク・ジレンホールの圧巻の演技。あんだけずっと目を見開いてて目乾かないのかな…

ルイス・ブルームという新しいサイコパス描写が記憶に残る佳作。
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ハン・ゴンジュ 17歳の涙(2013年製作の映画)

2.5

実話を元にした映画であり、基本的に下衆しか出てこない。
デリカシーも余裕もなく、貧すれば鈍するを地で行くようなキャラクター達。
また友人たちはその無邪気がゆえに主人公を追い詰める。

調べる範囲内では
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母なる証明(2009年製作の映画)

4.0

最高。

カメラワーク、演技、全てにおいて高水準。
韓国映画すごいなぁ。

ある優しき殺人者の記録(2014年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

ハンドカメラ、酔うんです。以上。

というと映画評にならないのでもうちょっと書きます。
86分全編ノーカットという偉業は素晴らしいと思いますが、結局「やってみた」の域を出ないです。

どう伏線を回収す
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THE WAVE ウェイヴ(2008年製作の映画)

4.0

ぼくはかなり好きな作品でした。ノンフィクションの洗脳モノってことで一番先に思い出すのは[es]ですが、勝るとも劣らない出来。

カメラワークが非常に優秀で、広い構図のところでも壁ギリギリを背負っていた
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[リミット](2010年製作の映画)

2.0

ソリッドシチュエーションモノ。

閉塞感が売りなはずなんだけれど、カメラワークがよくない。
結構引いたり寄ったりしちゃうのよね。前後に自由。
これが、狭い感じを圧倒的に台無しにしてる。

あと基本的に
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