びっくりするくらいイライラしちゃった!でもキャサリン・ヘプバーンは好きだなあ。
「大人は判ってくれない」からといって引き下がらない子供の力と変革の話。日本の学校教育・生活の反映。ただ、男女二元論的にルールや生徒をくくるのでなく、もうひとつ先を見据えた配慮があればな……(時間的な制>>続きを読む
人間の根本的な部分、衣食住を撮った映画でもある。ワンダを「意思のない女」「感情のない女」と捉えるのはいささか暴力的ではなかろうか。この映画においてはいつだって彼女のものさしに基づいた意思決定がなされ、>>続きを読む
「映画の缶づめだ!」と映画の車にむらがるこどもたち。無垢なまなざし。拙いささやき。ころころとしたサイズ感、赤い手さげがかわいいね。
セザール本っっ当に嫌い。品がなく粗暴、無神経で暴力に頼ればいいと思っている、典型的な「男」。1ミリもいいと思えんのだが。ロミーとダヴィッドで相殺してもイライラが勝る。
『離愁』を観た後だからジャン=ルイ・トランティニャンとの意味深なかけ合いにアツいものを感じてしまった。「ドワネルもの」でコレットを演じていたマリー=フランス・ピジェが再びのコレットでうれしい。そしてア>>続きを読む
こうして迫られたら人はそうか、いとも容易く……といろいろ複雑な気持ち。さらに妻との確執を描くんじゃなくて言葉で説明しちゃったなあ、「とにかく妻は悩みも怒りもしなかった」「情熱や嫉妬と無縁の女だ」などと>>続きを読む
140分使って音楽で盛大に盛り上げたのち「クズは一生クズ」ということを一生懸命教えられた。
セリフと演技がウームなのに画があまりに「映画」で自然に受け止めてしまえた。文学であればこのセリフ回しは十分あり得るもので、そういう意味でも文学的な映画だと思うが(文学的な映画とは?)映像の中に落とし込>>続きを読む
こんなん泣いてまうやろ(3回目)
もっとやれ!!男どもをぶっとばせ!!!と思いつつ、本当は正しく救われてほしかった。ケリー・ライカートとの繋がり。
こんなに衝撃を受けた映画は久しい。現実と夢あるいはフィクション(「現実」と「フィクション」とはなにか?)が幾重にも織り込まれており、その折り目は実際に手に取ってみないとわからない(いや、厳密にはわから>>続きを読む