菊池旅行さんの映画レビュー・感想・評価

菊池旅行

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コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

3.8

奥さんの付添いで鑑賞。
過去二作も見てきた印象として〈映画ではなくTVドラマの映画化〉だろうと…侮っていた!

演出的にはやはりTV的だが、
展開的にはラスト30分、無類の面白さ!
伏線やメッセージに
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ジャングル・クルーズ(2020年製作の映画)

3.7

蝋人形の館やエスター等、年間ベストにこそ入らないが、
いつも手堅い良作ホラーを提供してくれる名手ジャウムコレットセラ監督が、
Disneyと組んだ新作。
今作も同様に良い意味で80点!

次作は初のD
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逃げた女(2019年製作の映画)

4.2

初めてのホンサンス監督作品。
何という作家性…!こんな映画見た事ない。

何も起きないストーリー、単調な長回し、下手なズーム…なのにこの満足感!
癖になり、二度見た。

「人と会うのは疲れる」を始め、
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.8

爆音でHIPHOP聴いた気分。怒りの傑作。

主人公は【絶対に解決すべき案件】を抱える。
〈結婚したし、例の件は忘れて幸せな人生を……いや、 ムリでしょ!!〉展開に共感。

人生規模の壮大な案件は、見
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

5.0

これを見るために生きてきたこの半年…ッ!!
その間に上がり切ったハードルを楽々越えるクオリティッ!!

間違いなく映画史に残る革命的なクロスオーバーを、リアルタイムで拝見できて光栄でした…(´༎ຶོρ
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.2

マジで最高…!アクション映画として洋邦含めて今年トップクラス。ドラゴンボールブロリーを彷彿。傑作。

年間104本目
計1303本目

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

4.2

ネタバレくらって良い例もある。
見る予定なかったが、駆け込み鑑賞。エンドロール後ヤベェ!!
続編としても良い出来。

あなたの番です 劇場版(2021年製作の映画)

3.5

ドラマは革新的!
映画はキャラ再登場に胸熱も、ミステリーとしては酷い。
ドラマ映画化の典型的な演出に辟易。

RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.6

searchの監督新作。良質サスペンスだが、深みはない。良くも悪くも再現ドラマ的。

茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

4.4

石井監督はやはり信頼に足る。
巨匠ケンローチ的貧困描写がキツ過ぎる。

今作の中には仲間がいる。
彼女達もがんばってるから、明日も仕事頑張ろうと思えた。

「責任ない人に限って薄ら笑い」や「自分の事じ
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.9

長いアバンタイトルが野心的。
人物の背景やタイトルの意味をそれとなく勘づかせられ、濱口監督の手中。

「自分を深く掘り下げてこそ、他人が分かる」や、
自分が間接的に招いたトラブルを「私がやった」と、あ
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二重のまち/交代地のうたを編む(2019年製作の映画)

4.4

山形ドキュメンタリー映画祭にて。

小森はるか監督の評判は聞いていたが…傑作。
ドキュメンタリーなのに、編集やカメラワークが映像的快楽に満ちている。

「事実を共有することと思いを共有することがいかに
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ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

4.4

最高の続編をありがとう…( ; ; )
研ぎ澄まされたホラー演出と、
この上ない脚本に唖然。
監督ロド・サヤゲスと、
前作の監督&今作の脚本フェデ・アルバレスは覚えた。

ターミネーター的続編スタイ
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ミナリ(2020年製作の映画)

3.7

ひよこ鑑別で殺されるオスを見て
「子を産めないし、役に立たない。だから男は他で役に立て」
と言う夫が
誰も望んでないのに「父親が成功するのを見せたい」と起業して失敗するのが哀れだが共感。

普通の生活
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映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ(2021年製作の映画)

4.2

叶わぬ夢を追う子に
〈今の姿でも素敵だよ〉とは言わず〈夢を持ち続けている今が一番素敵〉と解く脚本が大人。
夢をなくした虚無状態を描いているのもリアル。

「夢は追っている時が一番輝く」が刺さる良作。
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エターナルズ(2021年製作の映画)

4.4

映画を見終わった時、何か得る物があればいい。
DUNEではリーダー論、決闘裁判では"誘惑はテスト"と学びを得た。

今作から得たのは、寿命。
彼らが本編に合流するまで絶対死ねないから、健康に気を使うし
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あの夏のルカ(2021年製作の映画)

3.7

出会いは当然良い事だとして
〈別れること〉も決してネガティブではないんだよ、
というメッセージが大人で、やはりPIXERは信頼に足る。

ただし傑作揃いPIXER全24作の中では20位程度。それでも充
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フロッグ(2019年製作の映画)

3.7

展開も遅くメッセージ性も気薄…
と思っていた!前半までは!

パッケージに〈開始45分、恐怖は快感に変わる〉とあるが、その通り!
折り返してからは最高!

原題は「I see you」。19年のアメリ
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ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ(2021年製作の映画)

4.0

今作のレシピ。
ヒッチコックの名作「裏窓」に設定〈精神疾患〉をプラス。
更にジョーライト監督の圧巻の演出力をもって調理…結果、絶品!

サイコパスが被害者に言う
「深呼吸しろ。自分をコントロールできる
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

3.6

前田弘二監督の持ち味はスクリューボールコメディらしい。
スクリュー略とは1930年代にハリウッドで流行した男女のテンポ良い会話劇。

…という前提があれば楽しめたかも。
演技と撮影は見事だが、話はあっ
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アーミー・オブ・ザ・デッド(2021年製作の映画)

4.2

〈描写が繊細〉とよく聞くが、今作は〈人体破壊描写が繊細〉。

千切れる肉…飛び散る臓器…溢れる脳。
もはやアートの域で感動!

低評価が多いのでスルーする所だったが、見てよかった!
忘れてたザックスナ
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SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

3.9

童顔女性が12才と偽りSNSに登録するとどうなるか。話題のチェコ製ドキュメンタリー。

単なる幼児性愛の問題提起を超えて考えさせられた。
男女は性欲を軸に、見えてる世界が全く違う。

撮り方に意義があ
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21ブリッジ(2019年製作の映画)

3.4

私が信頼する批評家が総じて褒めている事から、私が未熟なのだろう。

料理で言えば「だし」。
近代アクションのような派手さはないが、熟練には味がするらしい。
今作によく聞く評価〈70年代硬派アクション的
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猿楽町で会いましょう(2019年製作の映画)

3.9

嘘…見栄…未練…登場人物が余りに醜くリアル!
みんな嫌いだけど、自分にも共通項があり、刺さる。

演出も控えめで好印象。
児山隆監督と大窪人衛を覚えた。

「あなたはどんな人ですか?」
「そんなの知り
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ズーム/見えない参加者(2020年製作の映画)

3.6

サーチやアンフレンデッドのような〈全編PC画面〉によるコロナ禍Zoomホラー。イギリス製。

監督は若いロブ・サヴェージで、実際にしたZoomのいたずらが元になっているらしく、撮影も監督とキャストの家
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

4.4

リドリースコットによる重厚な歴史ドラマ…ではなく極めて現代的な女性映画!

久しぶりのマットデイモン/ベンアフレック脚本がどんな物かと思いきや…見事。ジョディカマーの名演も忘れ難い。

〈誘惑はテスト
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.8

大・傑・作‼︎‼︎‼︎
アートとエンタメの完全融合体。

映画化にわたり50年を経て、
良いにしろ悪いにしろ確実に映画史に刻まれる最注目作。
全米に先駆けて観れる事に感謝。

パッセンジャーの脚本家×
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クルエラ(2021年製作の映画)

3.7

前評判通りの良作!

特に衣装や美術。
調べると衣装ジェニービーバンはアカデミー衣装賞10回ノミネート・2回受賞で納得。
そこにエマストーンなら画的に最強。

ブリザードやアイトーニャ等、私の中でいつ
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死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年製作の映画)

3.6

アバンタイトルは今年度【圧倒的首位】!
度肝抜く音響は映画館必須。

しかし16年のエンフィールド事件や19年アナベル死霊博物館が、あまりに傑作のため、
本国での前作越えならずの評に納得。

それでも
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.3

正に〈映画的快楽〉を体感。
色彩や構図に〈映画〉を感じた圧巻の三時間。

〈人生とは"存在する事"ではなく"生きる事"〉
からの「時間は沢山ある」の名言に感動。時間は人生の主軸ではないという幸福論を学
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空白(2021年製作の映画)

4.2

やはり吉田監督にハズレなし。

人間の嫌な面の圧縮ファイルみたいな作品なのに、
最終的に〈他人の気持ちを想像しましょう〉という「思いやり」に行き着く点が面白い。

「皆どうやって折り合いを付けるんだろ
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