3時間なのに観てしまうストーリーの面白さ。
でも2時間半くらいにはできたんじゃないか。
パスワードが一番弱いところから突破されることを見せてくれたセキュリティ啓蒙映画。これ観てパスワード見直した人も多いはず。
ストーリーが面白くて、見せ方が斬新で、音響が良い。
素直に楽しむ夏休み映画。
主人公が戦いに巻き込まれるステップをスパイダーセンスで瞬殺したのはうまい。
ボクは復讐がしたい!って神父がキメるところがイーストウッド節の山場。
真面目にいうと製造業の地位を米国から中国へ受け渡す時代を描いた映画。
本当の罪とはなんだと問いかけてくるやつ。キリスト教徒が目には目をと言ってる皮肉はまあまあ好き。
宗教にとって殺しが罪ではなく人間的感性からどんどんかけ離れていくことをうまく描いてる。
序盤テンポ悪いけど半分過ぎたあたりから引き込まれる。嫌いじゃないけど勧めはしない。
笑いでもストーリーでも、積み上げて崩すのが面白い。人間の複雑さを描く黒澤節は通常運転。
人殺しとか正義とかどうでもよくて、死者には敬意を、生者にも敬意を、でなければ皆殺しだ。イーストウッド節最高。
opとedが素晴らしくて泣ける。