monaさんの映画レビュー・感想・評価

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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.3

まずこれが実話であることに単純に驚く。聖職者の不祥事と言われる話は今までもいろいろな映画で取り上げられているが、話の進行と共にその規模の大きさに気づく瞬間の描き方が、個人的には好きだった。

ルーム(2015年製作の映画)

3.2

自分が生きている世界の壁を壊すまでの話ではなく、越えたあとの期待と不安を母親と子供それぞれの視点からバランスよく表現出来ていると感じた。

ブエノスアイレス恋愛事情(2011年製作の映画)

3.7

個人的に久しぶりの恋愛映画。
主人公と同年代と言うのもあり、社会に対して、恋愛に対して共感出来るところがあってとても見やすかった。

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.7

ハンニバルレクターの崇高かつ冷酷な人物像が見事に表現される。後にシリーズ化される映画やドラマなど、全てはこの映画の強烈な印象によるものと納得の作品。2人の対話がカメラ目線で繰り広げられる場面は息をのむ>>続きを読む

靴職人と魔法のミシン(2014年製作の映画)

3.3

靴職人と受け継がれるミシンが織りなすドラマ。ファンタジー要素が強いが、子どもっぽさはあまり感じず終始温かさを感じる。

キングスマン(2015年製作の映画)

3.5

アクションの撮り方がとにかく面白い。暴力的なシーンも多いが、コメディ要素もあり、展開も早く見ていて爽快だった。

マーシュランド(2014年製作の映画)

3.3

このストーリーは観客に結末を委ねるパターンであったとしても、冒頭からラストまでに何度も差し込まれる上空からの映像が美しく、不気味な雰囲気を作り出していたのが印象的だった。

ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.0

現実とネット社会(アンダーグラウンド)で繰り広げられる攻防戦。主人公の人生に切っても切り離せない2つの世界に、独特な手法で観る側も引きずり込まれていく感覚があった。

スケルトン・ツインズ 幸せな人生のはじめ方(2014年製作の映画)

3.5

別々に過ごしていても、幼い頃の同じ思い出を語り、笑い、支えられる時がある。

胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

3.7

若さゆえの3人の思考にすべて共感できる部分があるところが面白い。恋愛における敏感な感情の動きがグザヴィエドランの独特な映像、音楽に表現される。

ジャッジ 裁かれる判事(2014年製作の映画)

3.5

地元で判事として活躍した父と弁護士の息子、故郷という場所で反発しながらもお互いを意識し、家族として、1人の人間として理解しようとする姿に心を打たれる。

エレナの惑い(2011年製作の映画)

3.0

エレナの本心はどこにあるのか。10年連れ添った再婚の夫と彼女の息子の狭間で揺れる心情が重々しい空気の中で表現される。夫のために、子どもたちのために…という彼女の行動が結果的にただの自己満足となり、全て>>続きを読む

Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.0

母と子がお互いに抱くストレートな感情がぶつかり合い、2人を取り巻く環境に翻弄される様子がグザヴィエドランらしい映像と音楽の手法で描かれている。彼らしさという形が確立されている時点で称賛に値するものだろ>>続きを読む

エレファント・ソング(2014年製作の映画)

3.7

グザヴィエドラン演じる青年が抱える闇とはなんなのか。人を翻弄し続ける前半から、後半からラストにかけては彼の本質に迫っていく過程が切なく表現されている。

リベンジ・トラップ/美しすぎる罠(2015年製作の映画)

2.6

ゴーンガールの主演女優の演技に惹きつけられ、こちらも鑑賞。内容は「復讐」という観点でダブる場面もあるが、淡々と無駄のない身振りが彼女の演技の魅力だろう。

007 スペクター(2015年製作の映画)

4.0

2時間を超える作品だが、アクションも見応えがあり爽快で映画館での鑑賞に満足。今までのシリーズを見ている人には分かる場面もあり楽しめる。ダニエルクレイグ演じるジェームズボンドの幅広い女性を虜にする魅力は>>続きを読む

ブレイブ ワン(2007年製作の映画)

3.0

題名の意味も含めて、主人公と彼女を追う刑事のそれぞれのひとつの選択をどう捉えるか観る側に委ねた作品。

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.3

腕は確かなシェフが、SNS社会に振り回されリスタートを余儀なくされるが自分に大切なものに気づき、人生を築いていく。父親のアナログと息子のデジタルの対比が見ていて心地よい。

ミケランジェロ・プロジェクト(2013年製作の映画)

3.3

激戦の中で、美術を守ろうと命をかけた人たちがいた。何気なく触れていた美術品がそんな戦火をくぐり抜けて現代に受け継がれていたことを教えてくれる。

紙の月(2014年製作の映画)

3.5

すべて偽物だから、壊していいと思った。その時に感じた「自由」であるという感情にとらわれ続けている女性。年下の男性に惹かれたという理由だけではない、彼女の奥底にある破壊衝動が上手く表現されている。

悪魔は誰だ(2012年製作の映画)

3.0

難解事件と時効、その後も続く家族の苦しみ。そう書けば良くある題材だか、後半明らかになる時系列と真相の関係は予想を超えていた。

フォックスキャッチャー(2014年製作の映画)

3.0

ほぼ予備知識のないままの鑑賞。そのためミステリーというカテゴリに違和感を感じるが、ラストに向けて主演俳優の精神的に追い詰められていく様子が、暗い情景と共に表現されている。

テロ、ライブ(2013年製作の映画)

3.5

犯人との心理戦のみならず、ストーリー展開のスピード、意外性に引き込まれる。挑戦的で荒々しい印象だが、それが作品の繊細な面を引き出している。

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.5

冒頭とラストで主演女優の表情に観る側の印象が変わる。キャストにも納得のストーリー。

トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

3.0

暴力とその裏のそれぞれの愛が痛烈に伝わってくる作品。独特の世界観。

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

3.6

初めてレアセドゥという女優に出会った作品。女性の目線から見ても、惹かれる彼女の魅力が光る。対称にアデルのどこか無垢な表情が作品をより繊細なものにしている。

わたしはロランス(2012年製作の映画)

4.0

〜愛がすべてを変えてくれたらいいのに〜
最後まで観て、この言葉が痛烈に刺さる。

あと1センチの恋(2014年製作の映画)

3.0

離れていてもお互いの存在が支えとなる。そんな2人の関係に、時にもどかしくなるもじっくりそんな気分に浸りたいときに観たい作品。

南へ行けば(2009年製作の映画)

3.5

レアセドゥが主人公ではないにしても、全編にわたり魅力が光る作品。