きちんとしっかりさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

きちんとしっかり

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誰かの幸せ(2020年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

誰かの幸せというタイトル、これは誰かの幸せを羨ましがってしまう人々という意味でもある。
しかし、ラストまでみると人それぞれが
輝ける場所で輝くことが幸せということというメッセージも込められているように
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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.0

セリフをとても大事にしている映画だと思った。
良い意味で映像に集中させすぎないようにするため、白黒なのか。

プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

設定にまず引き込まれる。
先進国と後進国の食料の分配問題などのメタファーになっていると思った。
このあとどうなる?という展開が読めなくてハラハラできる作品であった。
登場人物がほぼ皆性悪だった。

都会のアリス(1973年製作の映画)

3.0

ロードムービーだがアリスと主人公の関係性の変化を描くある意味内省的な作品でもある。
アリスと主人公が証明写真を撮るシーンは印象に残った。

まわり道(1974年製作の映画)

3.1

ひたすら淡々と旅を続ける。
メッセージ性は伝わりづらい。
しかし、絵のおしゃれさや唐突な行動など観たあとに印象に残る作品だった。
ミニョンが可愛らしく印象的。

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

今原作が佳境のワンピース!

その盛り上がりの追い風になるような映画だった。
ミュージカル調にしたのは新しい試み。
音楽に合わせた映像はカメラグイグイ動いてエフェクト!迫力!満天だった。

この夏、友
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この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

「人の暮らし」を描いた映画のように感じた。

戦時中の辛さ、か弱い少女の不憫さを描いただけの作品ではない。
ラストシーンで辛いことを経験したもの同士が、助け合っていくというところに「人の暮らし」を感じ
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ラストシーンのレイアウト、映像美は圧巻だった。

幼少期に自分より他人の子の命を優先した母のことがトラウマになっていた鈴が、同じように自分を犠牲にして他人を助ける。
ただ、鈴が犠牲にしたのはメタバース
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.8

1人の老人が若者たちに良い影響を与えていくさまを表現した映画。

ロバートデニーロ演じる昔ながらの紳士であるベンの小粋な言動が、人の心の機微に触れ影響を与えていく。
現代の何でも合理的に考える会社とは
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アンダルシアの犬(1928年製作の映画)

3.0

近現代映画のお決まりであるストーリーのプロットが無い映画。

「ストーリー」があるというテンプレが出来上がっている現代の映画業界の中からこの作品をみると、古い映画ながらとても革新的に感じる。

ピクサ
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