様々な理由で他者を拒絶する高校生たちが(あるいは教師も)他者と分かり合う喜びを知る。
定番な脚本ながら描写は繊細で、高校生たちの靴が映るシーンなどはそれぞれのキャラクターを踏襲していて面白い。
2時間未満の上映時間でこの迫力、スピード感と緊張感、そしてドラマ。
純粋なエンタメ活劇でありながら、救われた小平とぬいが感謝するドラマティックなシーンも見られる幅の広さ。
映像作品としての質も素晴らし>>続きを読む
誰しも幸福のために生きていたはずなのに、いつの間にか忙しさにかまけて生きる目的を忘れてしまう。
自分の幸せを追求することを思い出せれば、後世に残るものでなくとも何かを成し遂げられるのかもしれない。
脚>>続きを読む
世界的ハンバーガーチェーンとしてのマクドナルド創業者レイ・クロック。
マイケル・キートンの50代から野心と執念を燃やす男の表情が素晴らしかった。
乗っ取りの描写に注目しがちだが、深夜まで店舗を気にして>>続きを読む
タイムトラベルを扱ったヒューマンドラマでありながら、爽やかな視聴後感が残る。
ストーリーの起伏は少ないものの、見応えがあって良かった。
オトナ帝国名作として語り継がれている所以は、秀逸な脚本よりむしろ演出にあると感じる。
説明的な不自然さがないのにスムーズに展開を読み取れる演出の絶妙さが素晴らしい。
マルチバースの情報量と超くだらない(褒め言葉)小ネタの数々に圧倒されるが、本筋は意外と王道なセカイ系。
ただ「セカイ」の中に家族という他者が含まれているのがセカイ系の独りよがり感を緩和しているかもしれ>>続きを読む
