kitajさんの映画レビュー・感想・評価

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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.3

ミステリー映画かと思って観たら裁判劇を観てるような映画だった。ポスターとか予告編を見て、勝手にファーゴみたいな映画だと思ってた人が結構いるんじゃないかな。
心理描写が丁寧に描かれていて予測できない結末
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コットンテール(2022年製作の映画)

3.4

リリーフランキーの出る映画って大体面白いし観るかー、と軽い気持ちで鑑賞。
家族の絆というテーマやイギリスの風景もきれいでトータルではポジティブだけど、やっぱり設定であったり全体の暗さもあり少し消化不良
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.6

全体的に画とかイーニドのファッションが洒落ててそれだけで観てられた。
今の歳で観るとイーニドよりシーモアの目線で見てしまうんだけど、リアルタイムに見たらもっと好きな映画になってたと思う。高校生の時はイ
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ひなぎく(1966年製作の映画)

3.0

古い映画なので昨今の映画とは違う文法で作られていて良く言えば実験的、悪く言えば退屈なアートムービー。
疲れてたのもあるかもしれないが、自分はこういうのが得意ではないので少し寝た。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.9

人生の節目節目でこの映画のことを思い出して定期的に観たくなるような映画だった。Perfect daysってタイトルは大袈裟だけど、人生で大切なことはなにかっていうのが丁寧に映像で描かれていて、ちょっと>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.4

1人の人間の成長と進歩の過程を独自の世界観で描いた映画。
ベラの視点でジェットコースターのように話は進んで行くけど、まるで赤ちゃんや野生の動物が段々と自分たちが知っている人間の形になっていく過程を追体
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.9

子供目線で描かれた戦争映画で、よく見る戦争映画とは違い少しコメディタッチなのであまり思想感漂わずに観られた。
ただ設定が設定だけにハッピーなシーンが続くほどフリのようにも思えて、その後の展開を勘繰って
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.0

みんないいやつしかいない映画であり、オギーの成長に感動する映画。
母ちゃんも父ちゃんも姉ちゃんも友達もみんな純粋でいいやつで、映画を観終わった後には心がホッコリした。
特に姉ちゃん、本当は色々あるのに
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.7

阿部サダヲの怪演。
光のない真っ黒な瞳でたんたんと彼が話すシーンや、山での追いかけっこのシーンなどゾクっとする場面が多々あった。
あとは、面会室では2人の顔を並べて撮ったり重ねて撮ったり、家の中での家
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.4

タイトル通り昨今ちょこちょこ見かけるけるタイムループもの。
舞台は広告代理店でほぼ同じセットの中でストーリーが進むけど、セリフや役者さんの演技が小気味よく終始楽しく観られた。
自分があの設定の中でタイ
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.3

ゾンビめっちゃ早い。登場人物の行動にちょっとイライラした。

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.8

Filmarksのスコア的にそこまで期待しないで観たけど自分的にはとても好きなタイプの映画だった。
人が沢山死ぬのにあんまりグロくないブラックコメディ。約1時間半と最近の映画にしては短くまとまっていて
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.7

2分間でループする世界をみんなで脱出しようとする映画。
全体にコミカルに描かれていてクスリと笑いながら観れた。途中の微笑ましいシーンや、女優さんの明るいカラッとした性格の感じも好印象だった。
オチはそ
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正欲(2023年製作の映画)

3.8

観た後は色々な感情が混ざって言語化するのが難しかったけど、映画のテーマ自体はとても興味深く、知り合いにも勧めたい映画だなと思った。
セリフも印象深いものが多く、観終わった後もふと思い出して再度咀嚼した
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