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父親の話なのに、彼のパーソナリティが描かれていない。確かに愛情というか執着はあるのかもしれない。でも、方向性がねじれている。もしかしたら、彼も親から同じような仕打ちを受けたのかもしれない。だから、そこ>>続きを読む
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75年間連れ添った夫婦。死んだ夫に向かって、天国での心配もする姿は、愛を超えている。
死に直面するシーンでは、カメラは距離を保って撮影。被写体への配慮が良かった。
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主人公の暴力への愛は純粋。
周りの傍観者たちは、弱者に暴力をふるい、他人を陥れ、女を犯す。
いろんな暴力を示しながら、そこが相見えないまま終わってしまった。
老人を殺した女に「どうだった?」と聞くシー>>続きを読む
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自分を誇示して苦しむ男。
無実の罪で投獄された復讐の旅。
ストリップに乗り込んで、銃殺して、自殺して…の映像と音楽にシビれる。思いとどまってハッピーエンドに向かうラストも素敵。
女々しい男に目一杯の母>>続きを読む
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「悲しみと喜びは同じ」。
MV撮影シーンでのキラキラした主人公の妄想。でも、現実もある。家庭は崩壊、禁止された茶色の靴…鬱屈した彼等の世界。
それでも主人公は導かれるように、想像力と創造力をもって、>>続きを読む
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「川べりで過ごす3年間があってもええんちゃうんか」。その3年間を永遠に見つめていたいと思った。
冷めた高校生の池松少年が、菅田将暉を見て、「こいつ面白い」という価値観を植えつけられるまでの、会話のや>>続きを読む