こまつなさんの映画レビュー・感想・評価

こまつな

こまつな

パレード(2024年製作の映画)

3.4

期待値高めで観たせいかちょっと残念。主演の長澤まさみのストーリーにフォーカスするのかと思いきやそこは割とあっさりで、各々のストーリーも扱う割に時間的にも深入りはできず中途半端な感じに。こちらの世界から>>続きを読む

PLAN 75(2022年製作の映画)

3.7

映画の中では、75歳を過ぎれば、仕事では必要とされず、仕事がなければ家も貸してもらえず、家族がいなければ誰かに頼ることもできない。ポジティブな発言をする老人のコメントで死を美談のように見せかけて、10>>続きを読む

今夜、世界からこの恋が消えても(2022年製作の映画)

3.6

溜めに溜めて鑑賞。道枝さんと莉子ちゃんの透明感がえぐくて、画面がキラキラでもツヤツヤでもない青みかかったクリアさが溢れ出てました。内容に関しては、透くんの秘密も序盤から想像つくものではあって少し期待し>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.3

書き出したら溢れてしまいそうなので、手短に!ざっくり言うと眞人の心の成長を描いた話だと感じたけれど細かい描写が掴みきれてないのでもう一回観たくなる。総じてイメージに溢れた作品で見応えすごくてとってもお>>続きを読む

母性(2022年製作の映画)

3.8

やっとやっと鑑賞。戸田恵梨香の演技力がすごい。母親の愛を一身に受けたあまりに母親に自分を寄せることでしか生きていけない自分のない娘と、母親が自分ではない人を求め続けるあまりに自分はあっても見て欲しくて>>続きを読む

忌怪島/きかいじま(2023年製作の映画)

3.2

劇場で鑑賞。ホラー映画耐性ゼロで挑んだけどホラーだけじゃなくてミステリー?要素もあってそんなに恐怖でメタメタになる感じはなく無事終了。所々で物理的にありえない展開に驚きながらも、ふんふんと思って観てた>>続きを読む

ちひろさん(2023年製作の映画)

3.6

はじめはちひろさんがどんな経験をしてきてどんな経緯でお弁当屋さんまで辿り着いたのか気になってばかりだったけど、見終える頃にはそんなことどうでもよくなってちひろさんはちひろさんでしかなかった。最初から終>>続きを読む

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

4.0

お久しぶりのONE PIECE。魚人島編頃からご無沙汰だった私からすると、やっぱりONE PIECEっていいよな〜って胸熱。映画としては、何よりも現代味強くて、VRというか特殊効果?みたいな映像の使い>>続きを読む

マチルダ・ザ・ミュージカル(2022年製作の映画)

4.4

ミュージカル映画で一番好き。見やすいストーリーの中でも、勧善懲悪モノはやっぱりスッキリするし、後半でのあ!そういうことか〜っていう発見もあってよかった。いつのまにか力系で話が進んでいってしまったのは少>>続きを読む

東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

2.7

原作読まずにアニメ直後に鑑賞。10話ちょいのボリュームをうまく2時間に落とし込んでるなと感心。主キャストは有名な俳優さんばっかりで豪華なんだけども、マイキーとナオトがしっくり来ず…。それぞれの俳優さん>>続きを読む

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.7

原作未読で鑑賞。前知識なしで観たから想定外の内容でびっくり。所々に伏線は散りばめられていたけど、ちょうど映画の半分のところで1つ目の種明かしがあって、後半にかけて2つ目の種明かしという流れ。本編は2時>>続きを読む

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.6

キャッチーなタイトルと遺骨を持ち出すという突飛な内容で気になってた作品。辛口コメントが多くてあまり期待してなかったけど、映画自体割と短めだったし、飽きずに最後まで観られた。奈緒は虚しい感じがとってもで>>続きを読む

この子は邪悪(2022年製作の映画)

3.7

映画館に見に行けなくて、Amazonプライムで見られるようになったと聞いたので早速。全く読めないところから始まって、途中からなんとなくこういうことか?ってなって、最後にあーーそういうことだったのか!っ>>続きを読む

余命10年(2022年製作の映画)

3.5

見終わってすぐにつける気になれなくて時差レビュー。役者さんも見る人も想像力が試されているように感じた。よくあるお涙頂戴の映画に感じる人もいるとは思うけど、経験ゆえのリアルさもある気がする。

劇場版『えいがのおそ松さん』(2019年製作の映画)

3.4

アニメは短いお話でサクサク進んでいく感じだから映画だとどんなストーリー展開になるのかなと気になってたけど、アニメのテンポ感保ちながら、感動要素(!!?)もあってちゃんと作品になってた(褒めてる)。

星の子(2020年製作の映画)

3.5

ずっとみたかったけどみれてなく、タイミングもあってみた作品。含みをもたせすぎて全然掴めなかった…。小さい頃はもちろん宗教というものの存在なんて知らないし、育ってきた環境が当たり前だから、自分と周りの違>>続きを読む

哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

3.5

ちょい気味悪映画。はじめはどうにか家族に適応しようと頑張ってた小春(土屋太鳳)だけど、自分の持つ母親像に縛られて格闘して、でもダメで徐々に心を閉ざして、諦めて信じこむ方に動いていく。現実を変えるより、>>続きを読む

彼女が好きなものは(2021年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

摩擦の話から始まり"Don't disturb"って書かれた純の部屋のドアが締め切られてる(最後は開いてた)とか、何回も出てくる"ノックしてよ"っていうセリフとか、いろんな所に「境界」のテーマ?が散り>>続きを読む

妖怪大戦争(2005年製作の映画)

3.1

子どもの頃観て怖かった思い出がありながらも好きで、ずっともう一回観たかった映画。あれだけ怖かったはずなのに今観るとコメディ要素もすごい強くて、最後はまさかの小豆展開で、話の落とし所とラストシーンは謎だ>>続きを読む

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.9

いつの間にかアマプラで観れるようになってたずっと観たかった映画。出てくる赤の他人はもちろん、ジヨンのことを大切に思って、ジヨンのために何かをしようとしてくれてるデヒョンの言葉にさえも「うん?」って違和>>続きを読む

桜のような僕の恋人(2022年製作の映画)

3.1

病気と恋愛を絡めたお話だから泣かせにくる感じにあるある感を抱きながらも、時間が早く過ぎていくヒロインの中にも時間の流れによらない変わらないものがあるという対比が好きだった。序盤、隠キャ粘着男を演じてい>>続きを読む

HOMESTAY(2022年製作の映画)

3.6

原作の大事な部分は残しつつ、設定も要素も原作とは違う別作品として形になってる作品。挿入歌や主題歌がシーンや雰囲気に合ってたり、絵が本当に綺麗で好き。初映画で初主演だなんてすごい大変だっただろうけど、小>>続きを読む

ずっと独身でいるつもり?(2021年製作の映画)

4.0

自分で自分のこと幸せにできないと誰かと一緒に過ごしても幸せにはなれないのかもしれないとどこか腑に落ちたり。時間を置いて何回も観たい映画。歳、環境、状況、気分によって観るたびに感じることが違う気がする、>>続きを読む

コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

3.9

ドラマから大好きな作品。会話のユーモアとかテンポの速さ、展開の速さ、思わぬ伏線にいつもわー!ってなってわー!ってなる。ドラマのキャストが映画に出てきて、懐かしい〜ってなるのもまた良き。©︎ダー子

461個のおべんとう(2020年製作の映画)

3.1

本当にお弁当の話以上でも以下でもない話。謎展開とか疑問に思うところもあったけど、主演の2人が本物の親子みたいでよかった。1年ちょっと前なだけなのにみっちーが幼くて成長って感じだし、同じ高校生役でも消え>>続きを読む

青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)

3.3

想像と違うお話しでびっくり。最後まで見てタイトルの意味が理解できた気がする。

ヒキタさん! ご懐妊ですよ(2018年製作の映画)

3.8

大変な妊活だけどそれをコミカルな要素を入れつつわかりやすく伝えてくれる作品。不妊治療の知識も身につくし、こんなにも非科学的な迷信が多くて、男性にできることは限られてるなんて知らなかった。妊活はやっぱり>>続きを読む

フェアウェル(2019年製作の映画)

3.2

Amazon primeで観れるようになったということでやっと鑑賞。ビリーの部屋に飛んでくる鳥の意味とか結婚式の余興シーンが割と長い意味とか掴みきれないところも多かったけど、2020年の作品で、文化に>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

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終始薄気味悪くてこわかったけど、なんとか見終わった。後半にかけてたたみかけるように伏線が回収されていくのは面白かったけど、それよりも奇異さとか気味の悪さが勝ってしまう。2回目みたらきっと面白いところも>>続きを読む

ナイトブック(2021年製作の映画)

2.8

Netflixオリジナル作品という安心感と予告に惹かれて見始めたけど、そこまで引き込まれなくて残念。。こわい話は全然こわくなくてなぜそれに魔女は毎晩納得できるのって思ってしまった。魔女がかわいい。

フォルトゥナの瞳(2019年製作の映画)

3.0

神木くんみたさで鑑賞。割とありがちな展開かと思ってたら最後に謎展開。キャストがいいだけになんだかもったいなさを感じてしまったという感想。

ミッチェル家とマシンの反乱(2020年製作の映画)

3.3

期待値が高かったばかりに、家族!愛!みたいな所にちょっと薄さを感じてしまった。。。でも娘の思いに共感できる部分はたくさんあったし、エフェクト?はかっこいいし、何より犬がいい味出してた🍞

ブレッドウィナー/生きのびるために(2017年製作の映画)

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アフガニスタンで今起きていることを知らなさすぎて、せめてもと思って見始めたアニメ。彼女たちが海で会おうと約束したあの時から(あのシーンがあるかは分からないけど原作が出てから)ちょうど20年が経った今も>>続きを読む

水曜日が消えた(2020年製作の映画)

3.7

何気ない毎日だけど、それぞれの曜日にもう少し関心持って生きてみようと思いました。火曜日からの視点が中心だったから、それ以外の曜日の姿ももう少し見たかったなー

タイトル、拒絶(2019年製作の映画)

3.5

もこちゃんとモトーラ世理奈が出ているとのことでずっと気になってた映画。誰しもがかちかち山のタヌキで、誰かのウサギで、痛がるものも痛がり方も違くて、ステレオタイプとか偏見とか差別に特にまみれた世界の話。

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