上海風やきそばさんの映画レビュー・感想・評価

上海風やきそば

上海風やきそば

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

病院で焼け死ぬ運命のヒミが、「真人のお母さんになれる」と言って笑顔で飛び出すのは美しすぎて惚れてしまう。ヒミは、大叔父様が作ったなんでもある世界のなかで、一生かけても誇れるような大切な物を見つけたんだ>>続きを読む

この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説(2018年製作の映画)

5.0

なんだかんだ4回くらい見てる。何度も見てもどうしてもカズマがめぐみんの部屋で紅魔族風に名乗るシーンを直視できない。回想もあり、ゆんゆんが名乗るシーンは胸がアツくなる。めぐみんとの共闘はもっとやばい。ラ>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

5.0

後半になるにつれ上がっていく三人の『熱』に全てを支配された。歌詞のないライブが合計で1時間くらい。積み重ねてきた物のぶつけ合いであるライブは、その日までの全てを音に乗せる。

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

5.0

自由になったハーレイ・クインが、彼女らしい道の歩き方を見つけるまでの話。自分の弱さを隠しながら華麗に舞うハーレイ・クインの姿にただ魅せられる。酒や薬に頼って迷いをかき消す、とても人間らしいダークヒロイ>>続きを読む

ワン チャンス(2013年製作の映画)

3.5

ネットで出会った彼女がSSRないい妻すぎる。主人公がずっと憧れてたスターに対して言う『馬鹿よ』を、主人公が納得できちゃうくらいまで愛し抜いた、妻の頑張りを描いた物語です、これは。

映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

5.0

たくさんの素敵なセリフ、見つけた大切なものを証明するための選択のシーンがカッコいい。映画の中の帝王と、ジーンが自分を重ねて奏でたシーンはアリアそのもので、圧巻だった。キャラクターの魅力が物語を引っ張る>>続きを読む

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

4.5

楽しそうで暖かそうだけど中身はスッカスカな生活。流されるだけ流されたけど何も残ってない。白昼夢みたいな映画。起きたら外が暗くて寂しくなるやつ。

宇宙でいちばんあかるい屋根(2020年製作の映画)

3.9

説明される感じの退屈さが無くて、見てる側が振り回されるような展開が面白かった。つばめが何を感じているのかが、つばめ自身が自覚するのと同時に伝わってきたのが良かった。
くらげのストラップや糸電話のシーン
>>続きを読む

バビロン(2021年製作の映画)

5.0

ラストシーンが終わって。エンドロールを眺めながら、衝撃と、それによって生まれた衝動で、これまで選び取って運んできたものをかっさらわれたことだけがわかった。ある側面を罵倒されて、洗面器に溜まった悲しみに>>続きを読む

ベルファスト(2021年製作の映画)

5.0

あっさりした冗談の中に、ハッとさせられるような想いがまじる。Goodbyeを描いた映画で別れの言葉はCheerioなのは、色んなさようならを含んでいるこの映画にぴったりな気がした。別れは悲しいものなの>>続きを読む

世界の中心で、愛をさけぶ(2004年製作の映画)

3.5

死んだら愛も死んじゃうんですかって不安だった亜紀の気持ちに、残された側がちゃんと永遠を証明したんだな。あとじいちゃん渋すぎる。

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

5.0

みー子を幸せにするために、親から親へと渡されたバトン。一番きれいだったのは、みー子の晴れ姿だけじゃなくて、送り出す側である親たちの清々しい涙と、彼らそれぞれにしかできない愛し方だった。いつか結婚式で自>>続きを読む

TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ(2015年製作の映画)

5.0

細かいことは気にするな!!!気持ち次第ってことだな何もかも。どうでもいいくらいにテキトーで爽やかで楽しそうだった!!!

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

5.0

音が無い歌からずっと。お父さんもお母さんもお兄ちゃんも先生も、優しいまなざしが愛してるってずっと言ってるみたいだった。

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

少佐のヴァイオレットへの祈りの言葉が美しすぎる。心が踊った。

99.9-刑事専門弁護士‐ THE MOVIE(2021年製作の映画)

4.5

何かをやり遂げた人の顔は輝いてんなぁ。よく頑張ったよお父さん。

ブラックナイトパレード(2022年製作の映画)

1.5

ケタケタ笑えるシーンはあって面白い。ただ満足感のなさがすごい。続編やるつもりでも一つの映画として面白くあってほしかったな

テルマエ・ロマエII(2014年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ありがとうケイオニウス

テルマエ・ロマエ(2012年製作の映画)

5.0

心も身体もテルマエでぽっかぽか!!!
雑なところで笑った分、後半綺麗な星空が染みた。クスッと幸せに笑えました。素敵な映画。

人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

5.0

天才が人間のフリをするためにかぶってた最後の1枚の皮を脱ぐまでの逃避行。エンディングのカナリヤ鳴く空をちゃんと映画を通して聴きに来た。小栗旬も二階堂ふみも怪演で特に酔っ払ってる時の太宰は色んな意味でヤ>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

5.0

優しさ故の狂気、故になんかカッコいい。世間との温度差が切ない。

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

5.0

生きるって伝えることかも。せっかくなら正直に生きたいなぁ。

四畳半タイムマシンブルース(2022年製作の映画)

5.0

アツい出来事もさめた気分になることも、好き勝手に生きてればある。そんなときに「知ったことか」って吹っ切れる爽やかさがこの映画にはある。腐れよ大学生!楽しめよ人生のサマータイム!好きに踊ればいいじゃない>>続きを読む