Nozomiさんの映画レビュー・感想・評価

Nozomi

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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.1

セーフティーネットの悪用を許容しない社会
真面目で実直なのに不幸な人が救われない社会
どちらに目を向けるべきか
木を見て森を見ず
怠惰な幸運な人の批判は無意味

海の上のピアニスト イタリア完全版(1998年製作の映画)

4.3

記憶の中に輝く印象深い作品
CGが拙いだけに際立つ映像美
有限の鍵盤から無限に奏でる
終わりが見えないのは幸か不幸か

21世紀の資本(2017年製作の映画)

3.4

物質的に豊かであるだけで
人を見下すようになる
生まれた環境に恵まれただけで
自分を優秀と思い込む
何て人間は傲慢で小さくて哀しい
資本家に搾取される公共福祉
絶望の中の希望
それは歴史が物語っている

RBG 最強の85才(2018年製作の映画)

4.0

女性の平等のために戦ったひと
簡単に目標とは言えない偏見と不平等に耐えたひと
決して表に出さない静かな怒り
トランプは限界を超えたのか
謝罪に垣間見る女の武器は冷静さ

ドクター・ドリトル(2020年製作の映画)

3.0

セクシー過ぎるドリトル
CGで失われた遠近感
名作が凡庸なアドベンチャーストーリーに
エディマーフィーを見返そう

エジソンズ・ゲーム(2019年製作の映画)

3.8

エジソン、WH、テスラ
現代に名を残す天才達が
同時代に存在したことへの羨望
正義に勝るものは名声
エジソンは小麦粉ではなく
パンを作ったのだ
傲慢と謙虚が共存
邦題が駄作すぎる

コリーニ事件(2019年製作の映画)

3.7

ドイツ映画らしい重厚さ
弁護士原作の法律トリック
過去の過ちと感情抜きに
向き合う
ここが日本とドイツの差か
誰にとってもハッピーエンドではないけど
なぜだか少し救われた気持ちになる

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.0

これがワンダーな少年だけの話じゃない所が良かった
姉へのフューチャーが更に評価を押し上げた
子供のズルさもきちんと映した作品

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.2

最初の40分がクソつまらない
でもそれさえも後半への最高のスパイス
「神は細部に宿る」を体現した
前半少し酔って寝てしまったのを初めて後悔した作品

空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

3.1

期待以上でも以下でもない
池井戸潤らしい作品
ディーンフジオカの役回りがイマイチ納得出来ず
設定が少し浮世離れ
只々高橋一生の役がカッコいい
未だに何故観に行ったのか分からない作品

奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール(2017年製作の映画)

2.8

思ったより水原希子に色気なし
ぶっきんの好青年っぷりは相変わらず
奥田民生の選曲はさすが
映画より深夜ドラマの方が良かったかも

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.8

10代の繊細さと熱情と純粋さが詰まった映画
大人は必ずしも大人じゃない
傷つくことを繰り返し、自分を守るための防衛策
どちらが深みにハマったのか
ティモシー・シャラメのラストの長回しは圧巻
アーミー・
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.6

個人的にはそんなに好きじゃない
ケイシーのアカデミーは必然
ヒリヒリした痛みが伝わる
人間の弱さを愛したくなる映画

君の名は。(2016年製作の映画)

2.9

期待と感想は同レベル
いくらアニメでも辻褄は合わせて欲しい
感情に訴えかける日本映画の典型
日本男子の隠しきれないチラリズム
風景描写は美しい

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.2

期待程ではなかったが、良い映画
ケイシーアフレックを観た後のクリスエヴァンズは何かポップ
猫の事件は酷すぎる
大人の勝手な思惑に振り回されて傷つくのは子供

猫が教えてくれたこと(2016年製作の映画)

3.6

良い意味で期待を裏切られた
完全に猫というフィルターを通したイスタンブールの人間模様
人間もいろいろ、猫もいろいろ
時たま映る近代的な車、ビルがイスタンブールの未来に感じる一抹の不安
トルコ音楽と猫の
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恋する惑星(1994年製作の映画)

4.2

誰が何と言っても恋愛映画の中で最も好きな映画!
パイナップルが印象的だけど、実は金城武はパイナップルが嫌いなので、あれは確か桃の缶詰
ストーカーでも何でもあんな可愛く見えちゃう
香港映画好きになったき
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.0

自分のキャリアを賭す信念
全てが作られたシナリオの中であの怒り、哀しみは真実なはず
全部が虚構ならば、誰も動かせないはず
なりたいとは思わないけど、強烈に魅力的なミス・スローン
後味は悪くないです

レッド・ライト(2012年製作の映画)

3.2

最後のどんでん返しは良かった
編集のせいか謎は残ったまんま
意味深で考えさせられる言葉が多かった
主演が思ってた人と違った

僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

3.0

結末が分かってても動物ものは泣いてしまう
大型犬って本当素敵
また犬を飼いたくなる映画

ファッションが教えてくれること(2009年製作の映画)

3.6

邦題がセンスがないけど、内容は良かった。9月号への思い入れの強さに驚嘆。あーゆー意見が衝突しつつもお互いを認め合ってるみたいな関係性って素敵。

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.2

初めて離婚映画で良いと思った作品
アカデミー常連二人のアドリブ演技が素晴らしい
やっぱフレンチトーストでしょ

海の上のピアニスト(1998年製作の映画)

4.3

結末が秀逸
彼の決断は不幸なのか
ただ泣けるのは間違いない

P.S. アイラヴユー(2007年製作の映画)

2.8

どうしてもこれだけ尽くされるのに相応しい女性に見えない
とても良い話で、主役二人も悪くないのに、編集が下手としか思えない

レインマン(1988年製作の映画)

4.1

ダスティン・ホフマンは言わずもがな
トム・クルーズの演技はこの映画が一番
こなれた感じじゃないのがまた良い

レナードの朝(1990年製作の映画)

4.0

改めて役者の演技力の大切さを感じる作品
何故か強烈に印象に残る映画

インファナル・アフェア(2002年製作の映画)

3.7

二大香港スター共演
香港映画らしい粗さと繊細さでじわーっとくる映画

ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016年製作の映画)

3.4

猫の演技に脱帽
しかもモデルとなった猫自身が演じてたと聞いて更に驚愕
正直猫の視点を描写したカメラワークは好きじゃないし、映画としてイマイチ感は否めないけど、ボブが完全に上回った作品

ドリームガールズ(2006年製作の映画)

3.2

完全ビヨンセを食ったジェニファー・ハドソン
これはほぼミュージカルだと思う

マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

2.8

王家衛の色彩は映画界で一番好き
ただどうしてもジュード・ロウが好きになれない
それがこの映画にハマれなかった一番の原因

ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

2.6

豪華キャストなのにかなりのB級
最後はまさかの関係性にビックリ
全体的に何かもったいない感

世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

2.6

正直良さが分からなかった作品
ジェニファー・ローレンスが役にハマってたのは良かった

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.4

マーベルらしい
兎に角最新CGが素晴らしい
他の作品に比べてアジアンテイストが入ってるのも面白い

スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.6

色んな意味で衝撃
正直インドが嫌いになった
その社会で生きてる子達のエネルギーを感じた

グリーンマイル(1999年製作の映画)

3.4

ファンタジー好きじゃないけど、良かった
刑務官の仕事尊敬します

エブリシング(2017年製作の映画)

3.4

女の子が表情豊かでカワイイ
男の子とバランスも取れてる
結末は良いけど、母親の行動がヤバすぎる
色々な意味で考えさせられる
映画館で観るとちょっと後悔する映画

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