このレビューはネタバレを含みます
プラネタリウムの上映会、そのナレーションを考える、というサブストーリーに、この映画の本質(だと僕が思った所)、また2人の関係性だけでなく周囲の人々の物語、ひいてはそれを見守る観客すら包摂してしまうとい>>続きを読む
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ヴィムヴェンダースは畳に布団を敷いて生活したことがあるのかと思わせる程、古い家の和室での寝起きする際の描写が良い。就寝時は街灯の灯りをぼんやり視界の隅に感じ、明け方、町が起き始めるのを耳で感じ、窓越>>続きを読む
女の子のひと夏の冒険の眩しさと、父の胸に巣食っている憂鬱と、リゾートホテルのチープさだったり思い返せば下らない反抗だったり。何気なく思い出す親との思い出の垢抜けなさ。