2人に合うピントの多さに蛇足を感じずにはいられなかった。隠すべきところを隠せない、しかも言葉で説明してしまう、長ったらしく。そういう意味で演劇的な台詞回しが気になるところ。音楽もちょっと深夜なイメージ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
久々にこんな映画体験をした。同時にもう一回観てみたいと思っている自分がいた。
潔い突き放された目線が追うのは人が何処にいるのか、という少しの淋しさへの対処のような。
ラストに置かれた緑の設定、断定的に>>続きを読む
ラスト近くのバスケットボールの嫌らしさ、(予定調和。それはそれでかまわないけど納得できない)、自分たちがどれだけ酷い目にあっても這い上がったんだよ、と伝える文章。要らない。血で濡れた努力をフィクション>>続きを読む
設定が物語の足取りを引っ張っていく典型。どうでもいいことを気にし過ぎて長い。つまらん。
正直スローモーションばかりで強調しすぎだし、しかも見せ所がリーさんのストンピングでアチョーだったりするわけで笑いました。カッコいいのはカッコいいけどこの粗さに対する素養で変わりますよね、色々。
東京の奥に空目させられて、蝉が鳴き、自転車が風を切って、汗ばむTシャツと、怠い足音とセックス。凝り過ぎてるところもあるかもしれないけど嫌味じゃない。
最近日本人の裸をよく見る気がする。傾向?そのパッションらしさの向こうになにがあるのか。現代日本人ぽさをぼかして描いた先になにを見出せというのか。見出すだけなら幾らでも誰でも出来るはず。
オープニングから白々しさの方が鼻につくけど、この怒号にも似た叫びをちょけながらでも撮ろうとする日本人は今何人くらいいるのだろう。本当にどうでもいい内容で馬鹿にしてるのが凄くわかりやすくて逆に痛快な苦笑>>続きを読む
奇抜なアイディア、誰もやったことのないだろうことがすごくどうでもいいことだとわかる。ここで星が一つなのは、イメージの彼女の歌声が鳴ったから。それ以外は笑えないキモさと能天気なホアキンに共感は出来たのだ>>続きを読む
ショーンペンに全部取られて笑う。映像のギミックとかどうでもよくて、それが余計ロトスコープみたいに見えてきて。
空想科学への挑戦であること。まだ少し若かったアンナの記録。ペーパーバックの世界がそのまま直視できる経験。掛け替えのないフィクション。
なかなか良かったと思う。ただ小細工がとても多い。癖なんだろうか。それが物語(脚本)や映画の邪魔をする。ただそのデフォルメによく笑ってしまった。笑えたらまだマシだ。
見たことない風景や時代、そこにあるだろう夏の空気を想える、のは悪くないけど内容はよくない。
彼女が再出発を計り、一人で生活を始めた辺りの光がよい。
悪くはないけど良くもない。問題なのは自意識の走らせ方。くどくあざとく、それが態とだとしても他の要因でこの長尺と付き合わせなければならない。サスペンスなし。
海の向こうで流行ったらしいね、それが解らない。ケイトブランシェットと何時か仕事したかったんだろうね。
アレンさんお得意の悲劇的な展開を笑いにしていく様式だけどその中でも特に笑えない映画だったと思う。妹>>続きを読む
中学生の頃、打点の高いフィクションのドロップキックに夢中になった。椿の笑顔にも。なにも変わらず見れたと思う。悪くなかった。
杉原が夜、椿とホテルで別れた後、深夜の橋の上でのシーンの匂い立つ夏は忘れられ>>続きを読む