何の知識もないと長めのサスペンス映画ではあるが、アメリカ史を程よく知っているならば人種に関する歴史を風刺したこの作品を、登場人物の出自、台詞を通して隅々まで堪能出来るようになっている。まさに人によって>>続きを読む
沖田監督にしては、笑える意味でのコメディ感薄めだけど役所広司の距離感が個人的に好き。
特異な手法が故、ストーリー展開にいまいち面白みは欠けるが、危険な状況下でも映画を撮ってやるという気概を讃えたい。少なからずイラン国民の誰かを鼓舞しているはずです。
画面を通しても確かに3人の活力は感じることが出来る。まだ相米監督作品2本目なのに、全くえらいものを見てしまった…。この作品のせいで他の作品のハードルが上がってしまうのが心配であるが、杞憂に終わることを>>続きを読む
見事すぎる色の使い方。喜劇と格言劇、終演。
個人的に小津並みに落ち着ける監督。