KoyoKanegaeさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

KoyoKanegae

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テッド 2(2015年製作の映画)

4.1

相変わらずのアメリカンコメディ丸出しの汚い笑いが盛りだくさんだったが、メインテーマとなっている人間の定義とは何かという命題がやはり心にくるものがあり、泣きそうになりながら見てた。
高校の時に、ドラえも
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リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

4.0

ラストシーンを除けば至高の名作と呼んでいいと思う。

男性→バレエというイメージは国によってはマイナスであり、日本においてはまず根本的に認知されていない状態にある。こうしたマイノリティであるが故の淘汰
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時をかける少女(2006年製作の映画)

4.0

ストーリーはいたってシンプル。
時系列を話の中で意識的に組み立てて見て行くと、非常に面白い作品。
当たり前を当たり前とするかどうかっていうのが凄く大切であり、それが出来れば、ある種変わらないものを見つ
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ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.6

ナタリーポートマンが好きじゃなかったら、2.5点くらい。
バレエをやったことがある人からすれば、なんか違和感は覚えざるを得ない。
単純な人間模様だと思えば、愚かな描写はうまいと思う。

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

5.0

言わずもがな至高の名作。
ストーリーにケチをつけるところはない。その他の演出や音楽、キャストもミュージカル等でたくさん見た自分からしても全く文句のつけようがなかったと思う。

悪の教典(2012年製作の映画)

2.4

日本においてこういった心的異常者の作品は、結局グロいとかで済んでしまうものだなー。と実感させられる作品。
大衆的にジャンルを根付かせる意味ではいい作品。

ジャッジ!(2013年製作の映画)

3.3

ハートフルでよかった。
北川景子かわいい。いいなー。

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

5.0

内在する多軸のメッセージと、顕示化したストーリー

藁の楯(2013年製作の映画)

3.5

人間的な人ほど残酷で、非人間的な人ほど何故か普通に見えてしまう作品。

スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐(2005年製作の映画)

5.0

スターウォーズ第3章。
英雄になるという予言の子、アナキンスカイウォーカーが、ジェダイに禁じられた人間の抱く枢機罪と英雄としての立場の葛藤の中で、別世界へと足を踏み入れる。
この葛藤こそが、スターウォ
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スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(2002年製作の映画)

4.1

スターウォーズ第2章。
3をピークに持っていくための積み重ねが見受けられる。

クリスチャン的設定と、神話論をベースにした話の骨組みがようやく浮き彫りになってきている作品。

スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999年製作の映画)

4.4

スターウォーズ神話の始まり。
シリーズの中で最も伏線が多かったシーン。1を注意深く見ておくことで、2、3の面白みが大きく変わると思う。

シスへの説明が不足し、初見で見ると脈絡なく感じるのではないかと
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気狂いピエロ(1965年製作の映画)

5.0

何回見ても解釈が毎回変わる映画。個人的にはかなり影響を受けた作品。

基本的に二項対立を色で表現し、常に画面にメタファーが潜んでいる。
また歌や詩、台詞にも様々な意味が込められてる印象を受け、知覚でき
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アンチクライスト(2009年製作の映画)

5.0

友人に勧められて見たが、過激なバイオレンスな描写もある一方で、タイトル通り非常に宗教的概念に日常的描写の中で触れている作品。
キリスト教の持つ、矛盾への葛藤という印象を受けた。キリスト教の暗黙的基本原
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セッション(2014年製作の映画)

2.5

音楽をやっている人でさえイマイチ要旨が理解し難かった部分が残念。

言の葉の庭(2013年製作の映画)

4.5

シンプルでありながら、考察しがいがある映画。情景描写と節々に出る万葉集のフレーズが巧妙。

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