nonさんの映画レビュー・感想・評価 - 25ページ目

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アニー・ホール(1977年製作の映画)

3.5

ウィットに富んだ会話劇。恋愛期間の終わった、こんな男女の腐れ縁もいいのではないかと思う。

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.0

非モテ系の理想と現実。デヴィッド・ボウイの「モダン・ラヴ」がいい。ラストも爽やか。

ビッグ・アイズ(2014年製作の映画)

3.5

奇天烈な実話を基にアートとビジネスの問題も体現しているようで面白い。

太陽の坐る場所(2014年製作の映画)

3.0

思春期、人間関係に複雑な思いを抱える人にとって同窓会は楽しい場ではない。でも、響子に感情移入するなら、過去と向き合えたラストに少し救われる思い。

東京物語(1953年製作の映画)

5.0

何度目かの観直し。泣きました。スクリーンで観るこの映画は凄みがありました。

春の調べ(1934年製作の映画)

4.0

戦前に公開された映画。夫婦間の性の問題を扱ったこんな作品があったとは。D・H・ロレンスの小説のよう。ヘディ・キースラーがとてもきれい。話題となった全裸シーンも現在では大したことないかもしれないが、暗示>>続きを読む

一条さゆり 濡れた欲情(1972年製作の映画)

4.0

ドキュメンタリー仕立て。舞台、役者、大阪の風景、音楽が力強く渾然となって観る者を惹きつける。

セッション(2014年製作の映画)

3.0

アンドリューに感情移入して悔しさと怒りでギリギリさせられた。

インヒアレント・ヴァイス(2014年製作の映画)

3.5

集中して観ないとストーリーや謎解きを追うのが大変。でも、苦手なPTA監督ですが、この映画は好き。もう一度観たくなる。

ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

4.0

面白い!こんなラストになるとは思ってなかった。密室劇、会話劇はともすると退屈になりがちだが、この映画はそんなことはない。上映時間168分も長くは感じられなかった。

きっと、星のせいじゃない。(2014年製作の映画)

2.5

主役2人が爽やかなせいかジメジメした展開にならないのがいい。アムステルダムのシーンが良かったのと、ウィレム・デフォー演じる作家の暗さが印象に残った。

オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ(2013年製作の映画)

4.0

抜群に面白い。優雅なアウトサイダーが人目を忍んで生きる吸血鬼であるいう設定が魅力的。サブカルな小ネタが満載なのもジャームッシュらしくて楽しい。

結婚哲学(1924年製作の映画)

4.5

観ればわかる傑作。サイレントなのに饒舌。ルビッチの巧みな演出に魅了される。

ロスト・イン・マンハッタン(2014年製作の映画)

3.5

こんな生き方しか出来ない男の悲しさ、どうしようもなさ。淡々とした演出だが胸に迫るものがあった。ラストで少しだけ救われた気になる。

第七の封印(1956年製作の映画)

4.0

信じる宗教は違えど、これは普遍的なテーマではないだろうか。死の恐れを描きながら、ラストの明るさが印象深かった。

オデッセイ(2015年製作の映画)

3.5

火星の風景にワクワクする。本当に面白いのはDIYのサバイバル生活。なので地球側シーンをもっと削ってもよかったのでは。後半の脱出劇で少々ダレる。

十戒(1956年製作の映画)

3.0

同じセシル・B・デミル監督がサイレント時代に撮った「十誡」と観比べてみたい。

回路(2000年製作の映画)

4.0

誰もいない街、誰もいない電車、廃墟の工場…怖い。

インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌(2013年製作の映画)

4.0

猫ちゃんがかわいい。まるで、自由人である主人公に寄り添うように登場する。60年代初頭のフォーク・シーンで成功を夢見ながら、ディランのようにはビックになれなかった多くのアーティストたちに捧げられた秀作。

刑事ジョン・ブック/目撃者(1985年製作の映画)

3.0

電話も車もない昔ながらの質素で牧歌的なアーミッシュの生活を美しく見せながら、そこにスリリングなサスペンスを加えたところが面白い。

ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

4.0

ストイックな演出。観終わって心打たれるものがある。撮影カミンスキーによる映像が美しく、ディテールにもこだわりが感じられた。

タワーリング・インフェルノ(1974年製作の映画)

3.0

ハラハラさせる。現在でもビル火災は起きているゆえ、観ていてゾッとした。スティーヴ・マックィーンが渋い。老年のフレッド・アステアも出ている。

さらば、愛の言葉よ(2014年製作の映画)

4.5

一応ストーリー的な流れはある、のかな?わからない。ただ、映像と言葉の鮮烈なイメージは残った。

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