お昼ごはんを食べながら2回に分けて観た。重くないけど記憶には残る、おにぎりみたいな映画だった。台詞は小説みたいで、映像は絵みたいな、あまり映画っぽくない映画だった。
繊細な表現が強い意図を持って織り込まれている映画だと思った
台詞、表情、映像の切り取り方並べ方、沈黙の配置
音の少なさは登場人物たちの思考や感情を、観る人に切実に伝播させてくるように感じた
詩みたいな小説が詩みたいな映画になった、と思った
自分と主人公の経験や感情が重なるところがある人にとっては何度も観たくなる作品だと思う
痛くも心地よくも台詞がグサグサ刺さってくる作品だと感じた
感動的なラブストーリーかと思っていたのだけど、気がついたら人生の話になっていた
「もしも」はないこと、取り返しのつかない事実もやわらかく抱えて前に進んでいかないといけないこと
ラブストーリーの中に織り>>続きを読む
いじめ問題、格差問題について問題提起しながら、
恋人、家族、生徒と教師、仕事に向き合う人たち、それぞれの関係性の中で信じる強さや意志を貫く強さが鮮烈に描かれていた
裏テーマは孤独?
中国社会の厳しさ>>続きを読む
地方民のリアルな生活と想いがリアルに描かれてた
やるせなさとかいろいろひっくるめて最後にささやかな希望を教えてくれる優しい映画だった
ちょっとつくり荒いと感じたとこもあったけど、後味の良い前向きになれる映画だった
観ている間じりじり痛いところを突かれる感覚があるけど、押し込められた本音を主人公が表現する台詞とかは解放感があって爽やか>>続きを読む